ハイビスカスは花後に小さな実を作るものの,その後は
ポロっと落ちるのが通常。
皆そうなので,実(種)ができるのは人工交配をした時や
余程偶然の時だろうと思っていた。
ところが庭でだいぶ膨らんでいるハイビスカスの実を
見つけて,おやっ…と。早速庭チェック。
すると一品種---庭に3本ある普通種---のみに集中して
いて,しかも実の殻(皮?莢?)が開いて種を散らし
終わったものが2個もあった。
全く気付かなかった。
自然でも種ができやすい品種もあるんだと知った次第。
ハイビスカスを増やすなら挿し木が簡単だが,私の
これまでの経験では大花系は非常に活着しにくい。
だから種ができればありがたいのだ。
今日はその種を5個採集した。
種からは親と花・形・葉の違うものが育つこともある
ようで,蒔いてみようか。
でも開花までは年月かかるだろうな。
以前,ウォーキング時にハイビスカスの育種家さんと
話したことがある。他品種を自分で交配して新種作りを
楽しんでいるとのこと。こちらも気の長い話。
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[ハイビスカスの実(種)]
実(種)ができていたのはこの花色のタイプのみ
(左)つぼみ (右)花後,通常はここで落下
左に成長した実 いつまで持つかは不明
採集した種 毛が生えている
種に気を取られていて殻はどこかに消えた
<ついでに>
花弁,雌しべ・柱頭,雄しべ---すべて黄色
ハーベスタ収穫のキビ(かごの中)をトラックに積む