総じて曇り空。
潮まわりも今ひとつなので,明るい時に「うえのドイツ
文化村」へ行ってみた。
この施設前道路はしょっちゅう通っていて,たまに催事で
寄ることはあるけど中の散策(無料)はあんまりしていない。
でも結局,雲が広がってきて「独逸商船遭難之地」の碑を
見ることだけにした。
この地の沖合で1873年(明6)にドイツ商船が座礁した時,
島住民が乗組員を救助した。この出来事を知ったドイツ
皇帝ウイルヘルムⅠの申し出(1875年)により,島に
「ドイツ皇帝博愛記念碑」が建立された。
その石碑は市中にある。
そして,記念碑建立60周年(1936年)にあたって,この
「独逸商船遭難之地」碑が建立された。
うえのドイツ文化村はこれに因んで建設され,1996年
(平8)にオープンしたテーマパーク。
かつてはお土産店も並んでいて賑わっていたことを記憶
しているのだが,今は一部有料施設があるものの公園&
隣接レストランと言う感じ。
内部の散策はやはり天気の良い青空の下で,のんびり・
ゆったりと と言うことで。
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[「独逸商船遭難之地」碑]
左はドイツ古城マルクスブルグ城を再現した 入口
博愛記念館で,右の4棟はかつてお土産店だった
「独逸商船遭難之地」碑 クリックで拡大
手前に日本語と独語の説明板
背面に 「独逸皇帝感謝碑六十周年記念式典之際建立之
昭和十一年十一月十四日」
関連記念植樹