久し振りの青空。
日射しは何とか避けれても湿度は何とも。
ここずっと80%近く。
これまた久し振りに番所巡りをした。
ところで,琉球王府の出先機関は「蔵元」で,宮古では
平良の漲水御嶽の向かいにその跡の標識がある。
各村は税として宮古上布を琉球王府に納めなければならない。
宮古上布は村番所の敷地内で織られていたので,村番所を
ブンミャー(布・織・屋)と称すことが多いようだ。
まあいわば官制・統制工場。
村番所跡には各地区の公民館(名称はいろいろ)が建て
られている所も多い。
4. 比嘉村番所跡(1863年以後) 1723年~43年の間に村建
集落の東の方,現「比嘉地域総合施設」。
さすが「伝統と文化の故郷」。今までの中では唯一,
標柱が残されていた。
ただし根元は朽ちたので横倒し保存状態。
施設前の広場の一角に創立150周年記念碑がある。
比嘉地区入口に 比嘉集落
現,比嘉地域総合施設
標柱 創立150周年記念碑
記念樹も 塀の内側に「創立80周年記念碑」
5. 長間村番所跡(1812年以後) 1725年村建
集落のほぼ中央,現「長間中区公民館」。
隣は草地で,コンクリート製のすべり台がある。
周辺は大きな樹で囲まれている。
静かな集落だ。
現,長間中区公民館
向かいに長間神社 これも向かいに,整備された松林
今日の訪問地
(追記) 保良村 1716年村建
新城村 1727年~39年の間に村建
福里村 1874年村建