宮古島の至る所でギンネムが見られる。
元は緑肥として導入されたらしいが,実は今ではむしろ
厄介・迷惑植物の位置づけ。
広く整地すると,雑草が生え,チガヤやススキが生え,
最後はギンネムが優勢種となっていく。
歩道,整地,土盛り地,崖斜面などあちこちで見られ,
その繁殖力の強さがよくわかる。
道端や道近くの雑木林にある柔らかい葉は牛やヤギの
飼料として刈り取られるのを見ることはあるが,さすがに
ギンネムは餌とはならないようだ。
民家の庭先にギンネムが植栽として育てられているのも
ほとんど見ない。
ギンネムのお茶もあるようだが,こちらでは利用価値が
無さそう。
ちょうど今頃がギンネムの開花,種形成の時期。
2cmくらいの白くて丸い花。
マメ科なので花後は長い鞘を作り,種をぎっしり詰めている。
増えるわけだ。
歩道にも 整地場所にも
土盛り地にも 花と鞘(緑&褐色)
花 鞘と種
家にはネムノキ(鉢植え)が1本ある。
私の誕生祝いに娘から15年(?)程前にもらったもの。
全く大きく育っていないが花は咲く。
当然こちらの方がいい。
幹(径2cm 高5cm) 側枝ばかり
花 前日はふわふわ 翌日