goo blog サービス終了のお知らせ 

 言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

原田台地に

2021年08月28日 | 歴史探偵

              

 今日は求麻郷土研究会の例会巡見に参加してきました。‘原田台地’が巡見地だったからです。この周辺は古代からもですがとくに中世にいろいろとあったところです。この台地の東端の馬草野は人吉~八代への山岳道路の入り口だったところです。今でいうならば高速入口(人吉インター)周辺にあたる所です。したがってお寺などの施設が多く存在したのではないでしょうか。

 石水寺集合でした、今日はいつもよりも多くの方の参加だったようです。石水寺→菅原神社→西門釈迦堂・・・そして車で移動(途中 溜池)・・清莱寺毘沙門堂・・(クルマ移動)・・木船神社、六地蔵・・(クルマ移動)・・牛塚神社・観音堂・毘沙門堂、と廻りました。

 ずっと歩くには遠いし、この地区は道が狭くて駐車は困難・・暑い中に歩くのが多くなりました。地元の人の協力もあって参観もしやすかったです。

       

 写真は、珍しい木造の狛牛です。はじめてみました。この狛牛も地元の人の協力なしには見れないものでした。いいものが見れてよかったです。

 長男が事務局をしている会です、月1回、人吉球磨を巡見しておられます。私は会員ではないのですが時おり参加させてもらっています。最近、掃除もされていないのではというお堂もありました。地域の方でのお堂管理は難しくなっています。これからの大いなる課題です。

 今日の天気(


原田台地に

2021年08月21日 | 歴史探偵

 午前中は(東西コミセンの役員会)に。町内会長のあて職で・・1年に数回の会議に出席すればよい!と云われて引き受けた役職です、ところが、ほぼ月1回で会議があっています。公民館活動の会なので私のキャリアが役立てばと思って(いちおう)積極的に参加しています。いかし、わざわざ10人ほどの役員が(がん首)そろえて話さなければならない会でもないのがちょっと頭が痛いことです。

   

 昼からは長男が郷土研究会の事務局をしていて次回は(原田地区巡見)なのでその下見に付き合いました。(原田地区)は私はけっこうフィールドワークしているので地理的にもちょっと詳しいのです。

 巡見予定の場所(お堂等の見学場所)を見て廻りました。見学予定場所は途中の道路が狭いのと駐車場がほぼないのが欠点なところです。しかし、狭い地区に多くの文化財が点在しているところです。いまは人吉市内からは離れて辺ぴな所になっていますが、近世までは(当時の国道?)沿いで人の流れもあった所だと思われるところです。したがって、お堂なども建てられて祀られたのだと思います。

 いまは忘れされようとしている所を見て、多くの人に知ってもらって、その重要性を認知してもらういい機会だと思います。久しぶりに行ってみました。

 昼からは雷も鳴って、ザッーと雨が降ったり止んだりでした。ヘンな天気でした。

 今日の天気(一時→時々


地名のこと

2021年08月16日 | 歴史探偵

     

 今日はたぶん明治のはじめ頃に修正加筆されたと思われる「山田村明細記」をmasasuくんに読んでもらって(古文書:崩し字で書かれてあります)→ワープロ化作業をしています。山田村の地誌について記録されたものです。そこに、小字(地名)ごとに紹介されているのです。いまは聞くことのない集落(小字)もあるのです。むろん、今も使われている地名もあります。

 例えば(勝ノ峯村)・・合戦峰集落のことです・・には、「竃数(世帯数)20,堂は1宇、石橋2か所」などのように紹介されているのです。

 別項目には「税」のためヵ、田畑の面積等も「〇〇井手」ごとに紹介されています。ここには今とは違う集落名が多く見られました。「太左衛門井手」「四十井手」「天子井手」「還田井手」「三反地井手」・・などの見られたのです。聞きなれない地名?が多いのです。小字よりも小さな通称地名的なものかなと思いました。今後、聞き取りに行っても伝わっていない可能性もあるような気がしていますがチャレンジする価値はあるなと思っています。

 自分の中で難題ばかり抱えすぎてパニックです。少しずつチャレンジして解明していけば、そのうちにどうにかなるのが出てくるだろうとは思っています。残された人生期間は少なくなっているのに困ったものです。

 今日の天気(ヘンな天気です・・一日中


Daioカフェ

2021年08月01日 | 歴史探偵

 毎月1日を「Daioカフェ」と称して、山田大王神社を開けて活動しています。大王神社は無住の神社です。神主さんも何かあるときに青井神社から来てもらうやり方です。神社の運営は総代会で行われていますが、総代さんたちも忙しくてしょっちゅうは神社には来られません。田舎の神社の憐れなる現状です。

   

 2年目になりますが、“地名と歴史サークル”で、毎月1の日に神社を開け広げてお詣りできるようにすることにしました。会員で都合がつく方に神社に来てもらって、まずは拝殿、神供所(くぐしょ)を開け広げて掃除です、茅葺の屋根で天井はないので塵がかなり落ちています、そして拭き掃除です。それが終ったら境内の草むしりです、そして、神供所でお喋り会、午後からも引き続きです。

 それを午後からはミニ講演会・郷土の歴史講演会を7月から行っています。講師はmasudaくんにギャラなしてお願いしています。郷土の歴史・・まずは「相良清兵衛」のことです。郷土の大河ドラマの主人公になりうる人物です。7月からで今日が2回目でした。今日は、清兵衛さんが藩の家老として、朝鮮出兵~関ケ原~津軽へ流罪までのできごとを話されました。人間関係が複雑なので聞き取りもたいへんですが面白く聞くことができました。20名ほどの参加者の方も熱心に聞いておられました。

 次回は9月1日。午後1時30分からです、「相良清兵衛」の3回め。予告はありませんでしたが、たぶん“地下室の謎”だろうと思います。

 今日は久しぶりの雨がありました。乾ききった土には少しだけのお湿りだったようです。

 今日の天気(一時

 


神社廻りに 

2021年07月16日 | 歴史探偵

 今日はogu先生にお付き合いして水上~湯前~多良木~あさぎり~錦までの神社を廻ってきました。ogu先生は以前にもお話した方ですが大学退官されて専門外の神社をアチコチと調べておられます。専門外とはいえ研究探求のワザは極められた方です、したがって視点が鋭くて話を聞いていて勉強になります。

       

 10時に市房キャンプ場で待ち合わせでした。先生は椎葉から来られました。少し早めについたのでキャンプ場入口の監視の方とお喋りできました。希少生物ゴイシツバメシジミ等を保護するために監視しておられるのです。シシンランという植物に卵を産み付けるがこの4,5日は産卵が終わったのか見ていないとのことでした。むろん私もキョロキョロしましたが見ること能わずでした。

 登山道を歩きながら市房神社まで登りました。50年ぶりくらいの2回目のことでした。(初めてといっしょです)大きな杉を見ながら神社下の駐車場から20分ほど歩きました。たいへんきつかったです。71才を感じました。日ごろから歩きもしないのでシマッタ!と思いました。

       

 途中で杉の大木が途中から折れていました、業者の方が見に来ておられました。いくらくらいで売れますか?と聞いたところ(2000万円)くらいとのことでした。すごい!と思いながら、最後の急坂を登ったら4合目の神社でした。お参りできてよかったです。あとの神社詣りのことは後日に。

          

 今日の天気( 一時小雨)

 


下見に

2021年07月12日 | 歴史探偵

 今週の金曜日にteru先生の市房神社に同行する約束をしています。teru先生とは、合戦峰天神のことで知り合った方です。理学博士さんですが(いちおう)大学退官されて“神社”を中心に調査されている方です。民俗や歴史は専門ではないのですが、そこは大学の先生、“攻め方”が上手いです。学問は攻め方のキモは同じようなことなのかもしれません。

 いちおう案内者なので下見しようと思って朝から出かけました、市房神宮は去年の大雨で途中から車ではいけないと聞いていました。市房キャンプ場まで行ったら登山口入口のところに二人の監視人さんがおられました。色々と話を聞くことができました。いま市房は(ゴイシツバメシジミ)がいて、それを目当ての登山者が多いのだそうです。見るだけならまだしも、マニアによる“密猟”があるのだそうです。そんな輩から貴重生物を守るために毎日詰められているとのことでした。

  

     あさぎり町 天子神社

 神社までは上がりませんでしたが状況を確認して、その後、湯前、多良木、あさぎり(上、免田)の“天子神社”関連の神社までのルートを確認してきました。はじめて行ったのは(あさぎり 免田の天子神社)でした。ここも看板では景行天皇にまつわる逸話が残されていました。

 金曜日の本番が楽しみです。

 今日の天気( 一時


原田台地に

2021年06月20日 | 歴史探偵

 今日はmasudaくんと一緒に原田台地に。歴史探偵ごっこに。

 先日、masudaくんが古文書を見せてくれました。「明治五年壬申 菖蒲谷 堤築遣方帳」「明治5年正月十三日ヨリ四月三日成就 奉行田代順也」と書かれてありました。また「塘築惣人数 貮千七百七拾八人」「堤内水溜 水底 竪三拾間 横九間半」・・・ともありました。

 「堤」とあったので(溜池)みたいな池だろうと思って、場所は上原田の菖蒲ではということで出かけて見たのです。(菖蒲)にはそれらしき所はありませんでした。草取りしておられたお婆ちゃんに聞いたところ、この地区の田んぼは内布(球磨村)にある・・内布までいってタバコ農作業中の方に(池はないか)と聞いたら、原田にある、上原に・・・また、引っ返して上原へ。    ありました、二段になった原田台地の二段目のいちばん上にあったのです。したがって二段目の原田台地には田んぼが広がっていました。(一段目は畑だけ)

 想像ですが、菖蒲谷から水路を引いているのではないかと思われました。

  

 上原集落にいって聞こうとしましたが詳しいだろうという長老さんは不在でした。たまたま地藏堂があってお詣りしていたらお婆ちゃんが来られて話はできましたが、堤のことは知っておられませんでした。集落の長老さんに後日聞くことにします、でも、1通の古文書から(堤の存在)がほぼはっきりしました。

 しかし、地元では堤の作りは伝わっていないようでした、せっかくのこと何らかの形で伝え続けていったらと思ったことでした。

      

                  

 今日の天気( 梅雨が終わったような晴間でした)

 


絵馬を追いかけて

2021年05月08日 | 歴史探偵

 ちょっと前から神社に出かけていって“絵馬”を追いかけ始めました。

「絵馬」とは、と言われても明快な応えはできませんが、字で書かれる如く“絵にかいた馬”のことと思われます。神社などに奉納されたものですが、その題材(絵柄)は“馬”ばかりではなく、いろんな題材になっているようです、現代、絵馬と云われるのは神社で買い求めてお願い事を書く・・多いのは(〇〇大学に受かりますように!)・・のを思い浮かべると思います。

       

 私が興味持って探し求めているのは、写真のような“絵馬”のことです。この写真の絵馬は十島菅原神社に奉納されているものです「奉納 慶応三丁卯年五月二十五日 願主」と表面に書かれています。牛と梅が描かれているようです。裏面に何が書かれているのではと、思ったのですが、勝手に触ることはできないので、後日にちゃんと断わってからに確かめることにしています。“三十六歌仙”の絵馬もあります。

 まずは神社巡りをして“絵馬の存在”を確かめることをしています。球磨人吉を廻って調査をし、できたら来年に企画展「人吉球磨の絵馬展」を山江歴史民俗資料館で行いたいのです。まだまだ動きはじめたばかりです、見つけながら勉強しながら(中)です。(ing)です。

 コロナのことです、GWの前段階のことが今のようです、GWの人の動きの結果が来週に現れるのでしょうか、ちょっと心配な状況になっています。

 今日の天気(


GW3 錦町神社巡り

2021年05月04日 | 歴史探偵

 今日は孫ムスメ①の部活送り迎えをついでに、錦町の神社巡りをしました。

① 西村神社(西村大王神社) ・・・ はじめてお詣りしました。“三十六歌仙の絵馬”が拝殿にありました、中には入れませんでしたが確認はできました。そのうちにお願いをして見せてもらうことにします。

② 葛掛神社 ・・・ (くずかけ)と思っていましたが、近くで草払いをしておられた人から(かづらかけ)と聞きました。2度目のお詣りでしたが、鬼面があって神秘的な神社です、好きな神社のひとつです。

      

③ 二宮神社 ・・・ この神社も2度目です。すぐ近くのおばあさんと話をすることができました。いつも掃除をしておられるのだそうです。本殿はかなり古い神社です、この神社もいい雰囲気です。ペットボトルお茶をもらいました。

           

④ 木本神宮 ・・・ (このもと)と読むのだそうです。写真のように‘文化財説明板’もたいへん参考になりますが、拝殿内の寄進札も気になって写真に撮って読んでいます。(大正9年)の「太鼓壹個」寄附、(昭和13年)の「神前什器購入決算書」には「金拾参圓五拾銭也 ウスベリ九枚也・・・」、その他に、昭和30年には茅葺から瓦葺へ改造、昭和60年には台風11号によって本殿屋根瓦修復のことが記録されていました。読みながら、その板書きに神社の歴史が刻まれていて面白かったです。

  

          

                         

⑤ 平野神社 ・・・ この神社は3度目くらいのお詣りでした。

そのあと、一武八幡社を目ざしたのですが、スマホナビではとんでもないところに連れていかれて到達すること能わずでした。

 昼前に孫ムスメ①を迎えに行って今日の歴史探偵ごっこはお終いにしました。季節がいいせいか、単車(オートバイ)でのツーリングがたいへん多かったです。

 今日の天気(


GW 2 相良村神社巡り

2021年05月03日 | 歴史探偵

 今日は午前中は町内会5月回覧の準備をして、午後からは“歴史探偵ごっこ”に出かけました。神社を廻って‘絵馬’を探そうと思ったのです。まずは、相良村から、と思って出かけました。相良村ですのでほとんど行ったことがある場所でしたが、初めという神社もありました。“絵馬”なので拝殿にあるはずですが、最近は賽銭泥棒が多くて拝殿も施錠してあって入れなくなっています、行った順に簡単に紹介してみます。

 ①山本神社、祭神は(安閑天皇)です、たぶん人吉球磨では安閑天皇祭神はここだけです、なぜ?はわかりません、石鳥居が壊れかかっていてその下は通れませんでした、

 ※次は寄り道して相良南小の二宮金次郎像 

         

 ②雨宮神社・・久しぶりに長い石段を登っていきました。拝殿には入れませんでしたが木札があったので写真に撮って帰って拡大して見たら“短歌”が書かれていました、たくさんの木札に短歌です、何故なのでしょうか、調べてみます。

 ③ 厳島神社、拝殿は最近(ヵ)新築されていました、施錠してありました。

 ④ 平川阿蘇神社・・ずいぶん前に行ったときには‘ナマズ絵’があったのですが、昨年の7月豪雨で被災して拝殿だけは造り替えしてあって“ナマズ絵”はありませんでした。

 ⑤ 四浦阿蘇神社・・ここも拝殿には入れませんでした。境内の二宮金次郎像も写真に撮ってきました。

        

 ⑥ 初神 伊勢神宮&仏堂・・・神社(祠)と仏像16体が同じ場所に合祀されています。十一面観音像は立派です。

 ⑦ 大谷公民館(元の観音堂の仏像を公民館内に安置、よく見ることはできませんでした)

 ⑧ 上川阿蘇神社・・一昨年、球磨工伝統建築科が本殿作成して遷座ができた神社です。

 ⑨ 中嶋神社・・祭神は霧島神社同体です。

 ⑩ 蓑毛菅原神社・・初めてお詣りした神社でした。

 ⑪ 井沢権現神社・・修験道(熊野三神)の古い神社です。

 ⑫ 十島菅原神社・・今日の最後の神社で拝殿にも入れて“絵馬”も発見することができました。写真も撮れたので、報告書が作られているので後日に確認してみます。

           

                 

            

 北岳神社には行けませんでしたが相良村の多くの神社には行くことができました。ちょっと駆け足でしたが巡ることができてよかったです。

 今朝はちょっと冷えましたが昼間はポカポカ陽気になりました。

 今日の天気(