風のハーモニー

ある時はチョイ悪ライダー、ある時は良妻賢母、そしてもう一人のHUZUという人間が登場するドラマの始まりです。

青春切符

2007-03-21 19:07:15 | Weblog
青春切符とはどうやら熟年切符らしい・・・。

年3回位、学生達の帰省・旅行などの応援プランとして春休み、夏休み、冬休みの一ヶ月半位の期間「青春切符」というのが発売される。全国何処へでもJRのローカル線5枚綴りが12000円くらいで発売される。一日とにかく普通車であれば二千円ちょっとで乗り放題なのである。以前娘も友達とそれを利用して帰省した事があるが家についた時はぐったりで「もう、こりごり。だって8回位乗り換えしてしかも10時間以上もかかるんだよ!」
私たちの頃は「どんこ列車」と言ってそれが当たり前だったような気がするが、新幹線にしか乗ったことのない娘に、やはり快適さを味わっただけに不便さを押し付けるのは無理なようだ。

昨日の夜、突然東京の姉がその「青春切符」を利用して夕方我が家に到着。今回はキャンペーンで5枚綴りが8000円で超お得だったとか・・結局我が家まで1600円也。朝5時半に乗り、乗り換え8回夕方5時到着。
姉は都内の一等地にマンション3戸所有し、部屋の食器は「マイセン、バカラ」と高級品思考で一流品好みの姉だが何故かこの格安青春切符がお気に入りなのだ。

「丁度、読みたい本があるからこの機会に本を読むの。でもこうやって青春切符使ってるのは老夫婦などのシルバー世代が多いのよ。だって時間がたっぷりあるもの、それに楽しいわよ。何と言っても安いのがいい(^^)」

そして今日、母を連れて新幹線で東京にもどった。残った4枚は4月中旬まで残さないように有効に使うらしい。

JRさん、「青春切符」は熟年が再び青春を楽しんでいる切符ですよ。

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3 コメント

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Unknown (又三郎)
2007-03-22 00:58:42
熟年切符ですか(^^)
しかし、最高の贅沢はやはり時間がたっぷりとあるということなのでしょうね。毎年消えてゆく有給休暇はこの何十年の間、一度も使ったことがないという企業戦士はもっと自分の時間を大切にしなければと思う今日この頃であります。
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なつかしい (nihao)
2007-03-22 10:24:20
時間を気にせずにゆっくり旅行するのが、一番の贅沢かもしれませんね。
新幹線ばかり利用していると、ユニークなローカル駅の存在を忘れてしまい、人とのふれあいが減り、しかも名物駅弁を買うことも出来ないね。
学生時代は、上野から北海道の自宅まで、2日間かけて列車で帰省したことを思い出します。
車中では、すぐに見知らぬ人と友達となり、手紙をやりとりしあったことも何度かあります。
まさに青春切符だった。懐かしいなあ。
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Unknown (HUZU)
2007-03-22 20:04:59
>風の叉三郎さんへ

我が姉もつい何年か前までは企業戦士で毎日帰るのは12時位でしたね。最終電車間に合わないときはタクシーで惜しみなく万単位を払ってましたから地位と財力を得たが今はおばさん生活を楽しんでます。
スローライフも時々いいもんだと思います。

>nihaoさんへ

私もいつかこの青春切符で気ままな旅をしてみたいと思います。かつて「旅の重さ」という本に影響されて九州一周リュック背負っての一人旅思い出しました。
汽車に乗るってつい行ってしまいますが、隣の席のおばさんがおにぎりくれたり、そうそう文通したこともあったわ。知らないとなり同士がずーっと一緒にいるとおしゃべりしたりで友達になったりしたもんね。
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