風のハーモニー

ある時はチョイ悪ライダー、ある時は良妻賢母、そしてもう一人のHUZUという人間が登場するドラマの始まりです。

アカスリ

2007-09-28 21:33:13 | Weblog
今日は月末とあって朝から上司の激がとぶ・・・いつもの事だと思うと{叉始まった、今日は同じ言葉を何回使ったか数えようか・・・いや日中のアポずれで夕方になり、時間がたっぷり空いてしまいその穴埋めを何に使おうか・・・昨日、一昨日と頑張った私、皆がのんびりしているときに頑張った、だったら今日は「おさぼり」してもいい日だ。}皆の顔を見ているとうんざり顔している。朝礼時の貴重な時間に、毎度おなじみの怒鳴り声はもうみな慣れっこになってしまい効き目がないのだ。頭の中は3時間の空白時間の有意義な過ごし方を考えるので頭が一杯だった。

外は小雨模様、癒しの時間を何処で埋めるか・・・
{そうだ!アカスリだ!}

市内にある健康ランドにあるアカスリは年三回くらい、誕生日の前、年末、そして夏が終わったあたりにいつも行っていた。40分コース3150円はお手ごろ価格で、しかも体がすっきりするのだ。
家にもどり温泉セットと化粧道具を持ち直行。受付で予約を入れ30分後に出来るとの事ですぐお風呂に入りサウナに入った。
「HUZUさん、HUZUさん」と呼びに来てくれる。浴槽内の一角に設けられたアカスリコナーに行き担当者から「いつもありがとうございます」と挨拶された。

ベッドに横たわり20分全身くまなく垢を落としてくれる、そのあとはボディソープでマッサージ、オイルのリンパマッサージ・・・何ともいえぬ心地よさで終わりに近ずくと「すごく上手ね。東京の姉は実家に帰ると必ずここにタクシー飛ばしてアカスリにくるのよ」と会話を弾ませ何とか終わり時間を稼ごうとする私・・・
{あら、10分サービスしてくれたわ}
体の細胞が生き返ったような気分だった。

あがってから携帯チェックすると会社からの留守電だった。
朝の顔と同じ顔を作り涼しい顔して、叉仕事に戻った。

確か今朝の朝礼の話の中で

「自分の責任さえ果たせば、サボろうが何しようがいちいち文句は言わないよ!」

っていう言葉だけはしっかり聞こえたな(^^)

山葡萄狩り

2007-09-24 21:15:20 | Weblog
八甲田山に別荘を持ち、春から秋までは山暮らし、あとは仙台で普通の暮らしをする知人から「山葡萄が今年は豊作ですよ」と聞いたらいてもたっても居られなくなり、さっそくおじゃますることにした。

全国を転勤する営業マンのご主人は定年後は、八甲田の山暮らしを夢見て洒落たログハウスを建ててから6年・・・一階は物置兼カラオケルームなのだ。音響効果抜群、ミラーボールつき、リサイクルで見つけた椅子やテーブルはちょっとした居酒屋風になっている。20人は軽く座れるスペースに何と言っても静かな山の中で誰にもじゃまされることなく歌えるのがいいらしい。時々別荘地の住民が遊びにやってくる。2階は居間兼ダイニング、屋根裏部屋は寝室で生活に必要な電化製品、家財はすべて揃っている。食卓には山菜やら、きのこやら、手作りの食材が沢山並び、特に山葡萄ジャムは私のお気に入りの一品だ。

昨日一日山葡萄狩りに一緒に出かけた。前もってご夫婦が下調べをしててくれたので探す苦労もなく、わき目もふらず一生懸命とること2時間・・・{本当はコレくらいでいいな、後始末がたいへん}
ところが、もっと一杯取らせようとあっちもこっちもと誘われても{いいです}何て言えやしない・・・結局ダンボール2箱くらいになりようやく「良かった良かった」とログハウスにもどった。
温泉つきなのでここでゆっくりと体を癒しながら、次は夜の部・・・
近くの別荘の住民たちが集まり9人位でカラオケ大会となった。ここに集まるのは皆年金生活者とか言いながらも、セカンドライフを楽しんでいる人ばかり。山に登ったり近くを散策したり、温泉に入ったりとのんびり暮らしている。
静まりかえった山の中でまづは第一声が「ラビュー東京」だった。

八甲田の周りには有名な「酸ヶ湯温泉」を筆頭に「蔦温泉」「谷地温泉」「猿倉温泉」「八甲田温泉」など沢山の温泉がある。温泉ブームとあって、しかもライダー達のツーリングコースともあって結構観光客が多い。
雪中行軍で亡くなった慰霊碑もある。ここでのお気に入りは「八甲田ホテル」である。ログハウスの重厚な作りのホテルは格調高く、一度は泊まって見たいホテルの一つである。かつてお茶だけは飲みにいったことがあるが、落ち着いた雰囲気やあれだけの太い丸太を使ったログも日本にはあまりないとのことだった。

八甲田の自然を満喫し、しかもオマケつきの休日だった。

こんなに沢山の山葡萄どうしよー。届け先を考えながらの帰宅となった。

食いだおれ

2007-09-19 20:05:15 | Weblog
久々に賑やかな連休となった。娘が東京から帰省し、息子が神戸から帰省し、お正月以来の家族全員集合となり、今回上海に転勤となる息子のために我が家の壮行会を兼ねての集合だった。

{子供が大きくなると愛情表現も、美味しい食べ物とお金しか思いつかない私は精一杯の事をしてあげようと・・・}

一日目は大好物の「すきやき」にした。お肉は普段買わない前沢牛、一杯食べさせようとケチらないで用意したが一番沢山食べたのは夫だった。子供たちは美味しい美味しいと噛締めるように食べていた。次の日は実家の仏さん拝みに行ったりして
夜はお寿司屋さんで敬老に日のお祝いも兼ねて「お寿司」をお腹一杯食べた。
次の日、食べ残したものがあるような気がして土砂降りの大雨の日にいつもの温泉に連れて行き、夜は行列が出来る「天丼屋」さんにこれまた出かけてしまった。

昨日は最後の日とあって、ようやく家庭料理で夕ご飯となったがはりきって作ったため、いつもより品数2品追加・・・・

このように我が家の連休は食いだおれの4日間だった。子供たちの話を聞いてるうちに一番ひもじい思いをしてる食生活は実は私たちだった。

「神戸牛の2万円のステーキはうまかったなぁ・・」息子、「おばさんに時々連れてってもらう自由が丘の芸能人も来るおすし屋さん、おいしいよ・・・」娘。

皆が帰った今日、叉ひっそりと素朴な食生活戻った。きっと胃袋も驚いたにちがいない!

家族皆が揃う食卓は賑やかで楽しく、それだけで幸せな気分になれた・・・

{  いってらっしゃい、この思いでは忘れないでね(^^) }



全員集合!

2007-09-12 21:45:58 | Weblog
10日ほど前、久々神戸にいる息子から電話が入った。
上海に転勤が決まったと言う知らせだった。いずれはどこかに行くだろうと予測はしていたものの、嬉しい反面叉遠くに行ってしまうと言う複雑な思いで知らせを受けた。

学生時代5年間上海で暮らし、息子にとっては青春時代を過ごした思い出深い都市への転勤となった。

留学中2度ほど上海を訪れた事がある。

一度は友人と習いたての中国語を試しながらの観光だった。ツアーで行ったが途中別行動をとり息子に会う約束だった。
「豫園にあるスターバックスで2時ね」「本当にわかる?」「大丈夫、大丈夫」
私と友人はこちらに居る感覚での安易な待ち合わせ約束だった。ホテルに荷物を置き、タクシーで一路豫園へ。入り口まで車は入れないから歩いて行けとのことで途中で車を降ろされた。あまりの人の多さと建物の多さでさっぱり訳がわからず道行く人に中国語でスターバックスはどこか尋ねた。沢山あるとのことで豫園にあるスターバックスを聞いたのだがさっぱりちんぷんかんぷん。看板全てが中国語でお店の名前も検討がつかない・・豫園の近くには居るのだがさっぱりわからない・・お土産やさんに行って漢字を書いたりして聞いたがさっぱり通じない・・若い子だった英語出きるんじゃないかと聞いてもスターバックス自体がわからない・・・途方にくれて商店街に日本食の鰻やさんをみつけ日本語で話せたときはほっとした。
丁度その店を出たとき息子と出くわしたのだ。あまり遅いので探しに来た所だった。やれやれのご対面だった。すぐ目の前にスターバックスがあったが看板は
「星跋久州(ちょっとまちがってるかも、こんな感じだった)」
わかるわけないわ・・・やれやれでした。
夕食は息子に案内された屋台で、友人と3人でザリガニを始めて食べた思い出。夏に行って、暑くて汗だくの観光でした。

2度目は家族でお正月に行き、小泉総理も行って食べたと言うホテルで上海蟹を食べに行ったが、あまりの値段の高さにビックリして5人いるのに2つだけ頼んだら
不思議がられた。テレビ塔から見る夜景がとってもきれいだった。

北京オリンピック、上海万博がある・・・そんな事より益々遠くに行ってしまう息子に「一度こちらに帰って仏さんやお墓を拝んで、そして二度と会えなくなるかも知れない私の母に会いに来たら」と召集をかけたのだ。これから5年の月日は短くはない。
この機会に娘も招集をかけた。「お母さん新幹線代は出してくれるよね」と何度も言われたが、半分で交渉決定。

  全・員・集・合 !!

家族が揃うのはこれから何回あるかな?この連休は賑やかな時を過ごせそう(^^)





東北鉄馬会

2007-09-09 21:10:33 | Weblog
叉、真夏に戻ったかのようなギラギラ太陽が照りつける今日。

年一度の「東北鉄馬会」のイベントが沢内村の銀河高原で行われた。過去2回ぐらい見に行った事があるが、今日は堂々とハレ子ちゃんを連れてった。

ハーレーだけではなく、BM、ドカティ、ヤマハ、カワサキ、ありとあらゆるバイクがこの会場に勢ぞろいするのだ。バイカーがご自慢のバイクに乗って、会場を埋め尽くす。フリーマーケットの出展もあり、おもにバイクグッズなどが売られている。以前は「銀河高原ビール」の一気飲み大会や1000円飲み放題もあったが、飲酒運転の取締りが厳しくなったこともあり、会場でのアナウンスでは警察の取締りがあるとの情報が入ったので運転者は飲まないようにと注意があった。

総勢1000台位集合したらしい。本当に目の飛び出るような、ん千万のバイクに乗ってくる人、ビックハーレーの後ろになぜか幌馬車を引っ張ってるウエスタン爺さん、ノーヘルでビッグ三輪車のハーレーが連なって会場入り、特殊な50CCバイクやら本当に見ているだけで楽しい・・・。
バイク乗りだけではなく、それを見に車で来る人もいる。バイク乗りには必見のイベントだと思う。

普段静かな農村も、この日ばかりは何事が起こったかのように勇ましい爆音が鳴り響くのだ。

行きは一人だったが、帰りは会場集合のメンバー達と花巻を抜ける嫌いなくねくね山道を通って帰ってきた。

やっぱりハレ子ちゃんは可愛いわ・・・・。今度名前つけてあげよーっと。

涙の太陽

2007-09-07 22:43:29 | Weblog
エレキギター全盛時代の懐かしの曲である・・・エミージャクソンの「涙の太陽」

今日は夜ある議員さんの昔懐かしの夕べと題してホテルでのパーティーがあった。
夫の付き合いに便乗して参加することとなった。

会場を見ると仕事がらみの方や年配者が多かった。台風もここをそれて雨風も静まり蒸し暑さが残りビールを頂くにはとても良い環境だった。
宴たけなわ中年のエレキバンドが入り、会場も今までの堅苦しい挨拶から一変して和やかな雰囲気となった。
加山雄三の曲からベンチャーズレパートリーまで時代がタイムスリップしたように次々流れた。
ビールを美味しく頂いた私は体が段々うずうずしてくる・・・むかーしクレージーホースで踊り狂った時代やら、エレキでゴーゴーダンスを踊った頃などを思い出しながら何故か浮かれ気分だった。
「涙の太陽」が演奏されたときは絶好調・・・
テーブルの向かいに座ってた男性が「踊りませんか」の言葉に一瞬はたじろぎながらも夫が「踊ったら」の一声で待ってましたと会場の前でご披露となった。
かなりダンステクニックがあるおじさんで、ルンバ、ジルバとへたな私をリードしてくれる・・・パイプライン、ダイヤモンドヘッドなど懐かしい曲ばかりの演奏だった。段々おばさん、おじさんも昔懐かしいと踊り始め、私は息を切らしながら踊ってた。

{踊る阿呆なら、見る阿呆、同じ阿呆なら踊りゃなそんそん}
・・・恥は一時の恥、楽しんだ勝ち・・・・

やっぱり昔の曲はいいわ。みんな楽しんでいた。隣に居たおじさんも昔フォークギターやってたけど仕事リタイヤしたらもういちどやろうかなとつぶやいていた。

誰もが青春時代があった。本当によき時代を懐かしんで・・・



三沢航空祭

2007-09-02 21:48:48 | Weblog
毎年2日は三沢で航空ショーが行われるが、テレビでブルーインパレスのアクロバット飛行のニュースが流れるのを見るだけであまり関心がなかった。
去年行った友達が、非常に面白かったのを聞いたのを思い出し、やっぱり行く事にした。
当日の混雑を予想し、普段なら高速で一時間位で着くのだが朝五時に起き五時半に我が家を出発した。

運転手は君だ~車掌は僕だ~  

車の中で念入りに化粧をし、米軍基地の中を歩くにはピッタリの厚化粧となってしまった。
高速を出ると5分もたたないうちに渋滞となり、のろのろ運転で会場まで10分くらいでいけるところが一時間半もかかり、それだけで朝から疲れてしまった。

会場に入るとまづは手荷物検査、一つの町がスッポリ「アメリカ」。

航空機、戦闘機の展示、あたり一面の模擬店そして何よりも休日の渋谷のような人の群れ、沢山の外国人、観光客、地元のおっちゃんおばちゃん、いろんな人々でそれを眺めているのも面白い・・・

さっそく本場のハンバーガーを買って食べた。
時折、F-4,F-2,F-16機などの戦闘機のアクロバット飛行の爆音がものすごい響きで会場を賑わしてくれる・・お目当てのブルーインパレスのアクロバット飛行は祭り最後のメインイベントになるようだ。

会場内を3時間近くもいたらますます人が増え、今度は帰りの渋滞の事を考えてしまい一足先にもどり、帰り途中温泉に寄る事にした。
普段はあまりこむ事のない安比の温泉だが観光バスが2台止まっており、なんとおばちゃんご一行様の団体だった。ここでも湯船の中におばちゃん連中、「瀬戸内寂聴さんの法話と温泉」のツアーだった。

「どんなお話をなさったんですか?」って聞いたら、「よぐわがらなかったけど、あがるぐいぎろ(明るく生きろ)って言うごどだってさ」の一言だった。

帰り途中、高速をバイクで走ってるのを横目で見ながらうとうと居眠りしてしまった。
運転手さんご苦労様でした(^^)