風のハーモニー

ある時はチョイ悪ライダー、ある時は良妻賢母、そしてもう一人のHUZUという人間が登場するドラマの始まりです。

貴方だから・・・

2007-08-31 23:08:47 | Weblog
最近私が書いた手紙の一節である。

友人が去年癌の手術をし、半年間の抗がん剤治療、その後別の場所に転移が見つかり叉手術、治療、今年の4月見事社会復帰して、喜んだのもつかの間、叉みつかっって手術をしなければならないと連絡が来たのは7月だった。
突然言われたとき、返答にこまり「大丈夫よ、悪いところが早くみつかってよかったわ。いってらっしゃい。」

もっと良い言葉を掛けられなかったかとしばらく考えたものだった。死の恐怖に直面した彼女に慰めや頑張ってのありきたりの言葉は必要ないと思った。

2.3日後手紙を書いた。そのさいごの一節

「こんな辛い事は、普通の人は逃げ出してしまう。負けてしまう・・

 貴方だから負けない、貴方だからこそクリアできるのです。なにせお互い

 きかんぼですものね」

そんな彼女は手術も成功し退院し、治療中なのだが元気に暮らしている。毎日彼女が通っている整骨院で久々会い、以前にも増した明るい笑顔だった。

「今回は治療もきついわ」と言いながら、整骨院のマッサージのひと時の「癒しの時間」が楽しみなのだとか・・・私も週一度の「癒しの時間」。

・・貴方だからこそ、辛い事を乗り越えれると信じているのです・・ 


ブラボー!

2007-08-25 21:45:30 | Weblog
最後の夏の終わりを告げるかのように、涼しげな風ながらも太陽はめいっぱい真夏の日差しを与えてくれる・・・たまらなく心地よい風なのだ。
今日は絶対走ると決めていた、コバルトブルーの空なんて久々・・・。

玉川温泉へGO!

玉川温泉は毎年一度は訪れるが、この温泉は万病に効くと言う事で全国から訪れる人が多い。とくにがん患者にとっては、医者から見離されて最後の神頼みにここを訪れる人が多いと聞いている。実際に末期がんの患者がここで湯治し元気になって叉普通の生活をしている話を聞くのはまれではない。
温泉宿の近くにはラジウムを含んだ石がごろごろ転がっている、そしてここのお湯は強酸度泉水でものすごくしょっぱい!殺菌作用があり、ちょっとした傷があるとひりひりするのだ。でもお湯はつるつるしてるのだ。
人間本来の治癒能力を最大限に引き出すのがここの「玉川温泉」だと聞いている。

途中「玉川ダム」の水があまりにもコバルトブルーで綺麗だったからここで休憩、
玉川温泉の新しいほうに入る事にした。ついつい一時間のんびり入ってしまった。

気を引き締めて、あまりの天気の良さに八幡平の頂上をめざした。私の嫌いなくねくね道は、景色に見とれると大きく膨らんでしまいヒャっとする場面が何度かあった。{そういえば最近この道路でバイクの死亡事故があったな・・}{探し物は何ですか・・・なんって口ずさんでる場合じゃない!}

頂上に着いたとき思わず

     「ブラボー!」

こんなにも綺麗に遠くまで景色が見えるなんてめったにない事なのだ。雲がかかっていたりして、頂上が晴れてるのも一年のうちでは数少ない事。
裏から見る岩手山がしっかりみえる。何度見ても得した気分だった。

帰りは「樹海ライン」から松川温泉方面に抜け、夕ご飯支度の時間を気にしながら
のご帰宅となった。

車だととっても疲れて走る気がしないけど、バイクだと走れるんだよなぁ(^^)

夢の中へ

2007-08-22 21:10:42 | Weblog

 探し物はなんですか・・見つけにくいものですか・・
 かばんの中も、机の中も、
 探したけれど見つからないのに
 まだまだ探す気ですか・・それより僕と踊りませんか・・
 夢の中へ、夢の中へ、行って見たいと思いませんか・・・・・

今日街の中を傘をさして歩いていたとき、井上揚水のこの曲が小さなレコードショップのウィンドウに飾られていた。

何十年前だろう?揚水の曲が大好きでレコードをよく買っていた。フォークソングソングが全盛時代のあとに神聖の如く現れたミュージシャンで、アフロへァーにサングラスがよく似合っていた。田舎娘の私は都会的な雰囲気の音楽に魅了され、なんといってもこの曲は口ずさむと何故か気持ちがはずむのだった。

さほど夢を持つわけでもなく、何となく忙しいといいながら毎日を暮らし、なんとなく毎日の暮らしに物足りなさを感じたとき、何故かこの曲が中途半端な私にピッタリなのだ。

いつも、何かわからないものを探しているHUZU・・・

「探し物は、なんですか?」・・・なんだろうなぁ・・・

夏休み最終日

2007-08-19 21:13:17 | Weblog
9日間の夏休みも今日で終わり・・・独身であれば海外旅行にでも行ける長期休暇だったがお盆という嫁のお仕事があり、家を空けるわけにいかない。

あくせく暑い中、家事仕事に追われる毎日だった。そんな中、唯一娘の帰省で我が家が華やぎ毎夜遅くまでおしゃべり三昧だった。そして姉が来て一日だけ皆で温泉一泊が出来た。お料理自慢の宿はこれでもか、これでもかと言うくらい美味しいと言われる食材のオンパレード、母も連れてったので「これで叉冥土の土産が増えた」と楽しそうにしていたが、以前にくらべ食欲がなく歩きがにぶかったのが気になった。
何日間家の中だけですごしたお陰で、我が家のそれと母屋の荷物の多さに考えさせられる。捨てられないで来たものが年数がかさんで珍しいものになってしまう。次の代にあけ渡すときは出来るだけお荷物を軽くしたいものだと・・・
そうそう、これは老後のお仕事にしょうっと。

娘とべったりしてたせいで帰り時間近くになると寂しくなった。子供たちに振り回される事に喜びを感じた母の哀愁でした。

明日から仕事か、何だか気合が入らないな・・・
          {原因は私自身が遊んでないから?}

送り盆

2007-08-16 22:42:38 | Weblog
ようやく今日でお盆も終わり・・・。
今日は家のすぐ近くの北上川で送り盆行事の一つ「船っこながし」が行われた。
ご先祖様の霊を船に乗せ、それを20人ぐらいの引き手が川の中央までふんどし姿(最近は海パンが多い)で胸までつかり、火をつけて川に流すと言う昔ながらの盛岡の送り盆の行事の一つである。これぞ精霊船・・・船には沢山の短冊や花火が飾られている。これを流されるとご先祖様が叉あの世に帰っていくのだ。

お盆は墓参りやら、仏さん参り・・・仏壇を守る者としてやらねければならないことが一杯あった。お寺への互助会費やら仏さんのお供物、お花、仏壇のお供え物、数件分用意するのも一仕事・・・{長男の嫁は大変だ}
ようやく今日で終わった。

「船っこ流し」が終わると花火大会が始まる。今日我が家に泊まりに来た姉のために花火大会の特別席を準備することにした。家の前の駐車場にテーブルと椅子を置き即席のビァーガーデンを作り花火見物しながらの食事となった。久しぶりに美味しいビールとなり花火とこのお盆の忙しさがいっぺんにふきとんだ。

明日からようやく私の夏休みが始まる・・・只やっぱり帰省中の御嬢さんに振り回されそうだな。

夏休みブルーデー

2007-08-10 20:35:57 | Weblog
明日から19日まで長期休暇が始まる・・・こんなに夏休みが多くていいね、とは私の場合はあてはまらない。一番忙しいお盆休みなのだ。

私が嫁に来た頃は、お姑さんに言われた事は
「お盆は家を空けるものではない」「それに仏さん廻り15、6件は嫁の仕事」

廻った仏さんの家の方が当然こちらにも拝みにやってくる。
2,3日前から廊下の拭き掃除やら、座敷の念入りな掃除、仏壇の掃除、大量に買う花、仏さん廻りのお供え物16件分、何時来るかわからない人のために待機3日間、家族皆が揃う休暇を只只家の中でごろごろしなければならないお盆休みだった。
私は一度
「何も皆でいなくても交代で居ればいいんじゃない?私は一日で仏さん廻りするから、あとの二日は一日位私たち家族で子供たちを連れて出かけたっていいんじゃないかしら?」
本当はこういうことは夫が言うべきだと思うが、夫は聞こえないふりしている。
姑は
「そんな話、どこの家でも聞いたことがない・・・」

そんな生活が何十年と続いたことか・・・私はこの期間中子供たちが小さい頃は宿題の仕上げの時間にした。

「HUZUさんお盆中は忙しいんだから、仏さん拝んでお茶出されても失礼しますって返ってくるんだよ。それが常識だよ・・」とお姑さんは念を押すように私に言うが、私が廻るところは美味しいお菓子やフルーツ、ましてや暑いときはジュース代わりにビールが出てくる・・・なんか断るのはかえって失礼のような気がする。
家に戻るとお腹いっぱい、ご飯も食べられないのだ。

今は段々と数が減りようやく6件になった。それでも六件が一日に集中してくれればありがたいのだが・・・

本当にお盆休みは「くたびれ休み」なのだ。

我が家の長男は夏休みは日にちをずらし旅行にいきますとのこと・・お嬢さんは
14日に帰りますとのこと・・・

さてさて明日からはりきって仏壇掃除するっか・・・・(><)







さんさ踊り

2007-08-04 22:51:33 | Weblog
青森の「ねぶた祭り」、秋田の「竿灯祭り」、仙台の「七夕」、そしてここ盛岡も一日から四日まで「さんさ踊り」というこの夏のビックイベントがあった。

さんさ踊りとはいろんな言い伝えがあるが、昔悪さする鬼をこらしめて逃げ出す鬼を見て村人たちが「さっさ、さっさ」と追い払う踊りを踊ったとか、豊作を願って笹を持って踊ったとか・・・太鼓を叩いて鬼を追い払った・・・。

何と言ってもこの祭りの醍醐味は「太鼓の響き」である。今年は48団体の参加、各団体が同じ踊り太鼓ながらも、踊りに工夫を凝らしたり、仮装があったりと毎年の事でありながらけっこう楽しめる。

今年は「どんど晴れ」影響もあり、いつもより観光客が多かった。
至る所に出店が立ち並び、会社帰りに「生ビール一杯500円、やきとり100円」の掛け声にいつも誘惑されそうになった。

今日は最終日、午後六時に「のろし」があがるとスタートの合図なのだ。その音に後ろの家で飼っている犬がびっくりしてほえ続けている。
ぶらり散歩がてら、めったにない人山見物へとでかけた。

メインストリートは最終日とあって「輪踊り」が始まっていた。それにしても太鼓の響きが心臓までズシンときて、何時来ても感動する。

{娘がさんさ踊りに出たときは、毎日カメラ片手に追いかけたなぁ~}