風のハーモニー

ある時はチョイ悪ライダー、ある時は良妻賢母、そしてもう一人のHUZUという人間が登場するドラマの始まりです。

ひょっこりひょうたん島

2008-11-24 18:54:37 | Weblog
             

以前書いたブログに、ほっておいたひょうたんが見事に実をつけた話を書いたが、実は大小20個位見事にひょうたんになっていたのだ。
何個かあげたりしたが、さてこの後どうしようかと考え中である。
中味をくりぬいて徳利にと言う話もあるが、二つに切って中をくり抜き杯に、あるいは小物入れに・・・さてさてどうしようか迷いながら毎日眺めている。

表面が硬くなっているが、中をくり抜くなんて不器用な人は無理・・・
もう少し眺めて変化を楽しむ事にしよう。

無造作になったひょうたんは、我が家でも無造作に置かれている。されど嬉しい、楽しい自慢のひょうたんです。                              

お待たせ カジノ編

2008-11-22 22:32:38 | Weblog
すっかり熱も冷め、カジノの興味深々の出来事も忘れかけた頃にブログに載せるのも申し訳ないようだ。
前回、次回はカジノと言った以上は、もう一度記憶を取り戻さなければならない・・

最終日、ソウルに戻った私たちは午後から市内観光をすることとなった。彼女の友達が美味しいところを案内してくれた。一台は彼女が運転する車、もう一台はタクシー(韓国では初乗り2800ウォン・・日本に比べると大分安い)
ところが、2台で移動するのは意外と時間のロスがある。渋滞の中での駐車場探しや、待ち合わせで片方が待っていると、皆黙っていれずどこかの店にちょこっと入ってしまう・・今度はそっち探しになったりと結構大変だった。本場の冷麺や夜は焼肉を食べに行った。

夜10時ごろ、ホテルの近くのカジノに行った。国営のカジノで入るにはパスポートが必要だ(外国人しかはいれない)
受付では日本語が出来る案内人が、始めてやる人の為に丁寧に練習台を使って教えてくれた。初心者はルーレットかスロットがお勧めらしい。カードは慣れてないと難しいとか・・楽しめるのはカードらしいけど・・・
始めの約束で、「皆、10000円以上は止めようね」と遊ぶためだからと声掛け合った。
ルーレットのテーブル待ちで、廻りを見ていたら札束がドンドンチップに替えられている。
一席空いたので、すぐ座りお金をテーブルに並べる
   ・・・・ウォン
色はと聞かれる?「ピンク・・」と答える。ピンクのチップが渡され、自分のお気に入りの数字に置く・・・・性格上、一発逆転狙いの私は1/36狙いを考えてしまう。
20分位ですぐ終わりました。違うテーブルに娘がいたが、太った外国人の間に堂々と腕まくりしながら頑張っていた。隣の方は10万単位で置いているのがわかる。娘は一枚か二枚ずつ1/2,1/3の確率で着々増えているから驚き!

一時間程、別世界で遊んできた。

結果は皆さん、お店に寄付してきました。



以上を持ちまして、韓国編は終了しました。

盛岡、昨日から雪が降り、あわててタイヤ交換・・・これから本格的な冬に入ります。

韓国の結婚式ー習慣ー

2008-11-10 21:32:19 | Weblog
韓国は儒教の国で今の日本より、道徳的な教えが底強く残っているような気がした。
彼女の友達が日本語が出来るので、その話の中に
「此処では出来ちゃった婚はありえません。もちろん同棲とかも親は絶対許しません。そして30歳までに結婚しないと親はうるさく言います」
一昔前の日本の親と同じだと思った。
数え年で年齢を数えるため、日本だと29歳の彼女もここでは30歳になる。当然親は毎日結婚しろとうるさく言うようだ。彼女も昔留学中に日本人と付き合っていたが、猛反対にあい断念したと聞いた。だから今回の結婚の一番の応援者だったようだ。
夕食の時、韓国の親はあぐらをかいていた。彼女は立てひざをついたりしてた。夫は行儀悪いなと思ったらしいが、あちらでは当たり前の光景なようだ。叉日本人が食事の時、お茶碗を持って食べたりするが韓国では器を持つのは行儀悪いとのことだった。
食事中、姉が「お母さんは日本人と結婚するって心配じゃありませんでしたか?」と訪ねたら、「始めは出来れば同じ国の人がいいと思っていた。お見合い話も沢山ありました。でも娘が***がいい。***でないと結婚しない、といって会おうとも写真を見ようともしなかった。そして***と始めて会ったとき、私達は気に入った」それを聞いたとき私たちと同じ気持ちだと思った。

本当に大事に育てられた娘さんを、遠くに手放す親のせつない気持ちと娘の幸せを願う気持ちがひしひしと伝わった。

翌朝お別れの時も、自然と握手したりハグしたり出来るのも日本では出来ない事である。

私達は最高のおもてなしを受け、「今度はお母さんと私の姉と3人で飲みましょう」と約束をして別れた。


次回はソウル編をお伝えします(カジノで・・・・)

韓国での結婚式ー結婚式ー

2008-11-09 20:48:31 | Weblog
2日の結婚式に私たち家族と兄、姉、甥と6人で韓国に向かった。
息子と彼女とインチョン空港で待ち合わせ、一路全州へ・・・4時間バスで行かなければならないが、思ったより都会で驚いた。
全州は60万都市で、韓国では伝統文化が一番残っている都市だと聞いた。ホテルの直ぐ近くに「韓国村」があって昔の韓国のたたずまいをそのまま表現した村になっている。実際住民が住んでいるというのも驚きだ。しかも、ここに16代目の王様も暮らしていて、韓国では王様に対して政府は何も援助しないので貧乏なそうだ。可愛そうだという事でこの「韓国村」の一角に住ませ、16代目の王様はここから仕事にいっているらしい・・・。

今回の結婚式で私にもチョゴリを作っててくれた。美容院に連れて行ってもらい、昔ながらの髪型に結ってくれた。
式は文化センターの外で行い、200名近くが式場(外)に集まってきた。

{チョゴリを着た私は、韓国夫人・・・はまりそう}

親戚の人と言葉を交わしたり、お婆ちゃんたちが日本語を少し話せるのには驚いた。小学校まで使っていたとのことだった。

伝統的な結婚式でしかも日本人との結婚と言う事で、聞きつけたカメラマン達が7・8人ひっきりなしにシャッターを押している

{私たちって日韓親善大使かしら・・・}

民族衣装を着た息子が顔を隠すように登場した。祝詞の老人が説明し始める・・
雁を持った息子が新婦の母に渡す(雁は一度得た縁を決して忘れない鳥なそうだ)
             ・
花嫁が籠に乗せられ登場する。籠から出たら、ずっと顔を隠している。
             ・
二人がテーブルの下で何か儀式をしている
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両方の母親がそれぞれ、赤と青の蝋燭に火をつける(同じチョゴリ、もしくは色違いで着るらしい)
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新郎新婦は赤い糸、青い糸で結ばれた半分に割れた瓢箪の杯で何度か酒を酌み交わす(もともと男と女は同じ人間だった。それが別々に暮らしここでようやく一つになった)新婦は顔を隠したままで瓢箪の杯が重なったとき始めて顔を見せた。
             ・
ようやく皆の前に顔を上げ、立ち一礼する。その間ずっと祝詞が朗読しているような感じだがとっても厳かだった
             ・
ここから祝宴の韓国の伝統的な舞が始まった

大体30分くらいの流れだが、新郎新婦の両親は二人の横の席で見守るような形になっている。

最後に拍手して終わりだが、そのあと奥の別室にて親の儀式があった。

伝統的な豪華なお供え物の前に私たちが座り、新郎新婦がお酒を注ぐ。杯を空けたら、一つつまみを食べ二人に挨拶の言葉を述べる・・・深々と二人が頭を下げている。まず夫から一言述べたが途中で感動して声をつまらせた(子供たちにこんなに頭を下げられた事がなかった・・・それがよっぽど嬉しかったらしい)
次に私、兄、姉、娘、甥・・何度かこの繰り返しをする。娘だけは特別花嫁が沢山のつまみを渡す(嫁にとって小姑は一番怖い存在と言う事で機嫌取りらしい)
最後に新婦の両親でおしまいだ。

日本のような披露宴はなく、来た人がそれぞれ別の部屋で食事をとりさっさと帰るのが礼儀らしい。

           今日は此処まで(写真無しですんまへん)