風のハーモニー

ある時はチョイ悪ライダー、ある時は良妻賢母、そしてもう一人のHUZUという人間が登場するドラマの始まりです。

どっちが良かった?

2007-10-25 20:59:14 | Weblog
以前から気になっていた人物が近くに住んでいる。殆ど外に出ることもなく、働く事もなく、掃除することもなく、お風呂に入ることもなく、ここに人が住めるだろうかという所に暮らしている。時折出前のどんぶりが置かれているが、毎日食事とっている様子もなく、寝具があるわけでもなく、特大ウィスキーのビンが何本か置かれている。
秋になりその住人の事が気になっていた。{朝夕めっきり冷え込んで暖房が必要な時期にここで住めるわけはない}
おとといの昼、気になって戸を開けたら、

           ビクッ!!

板場に、本人がうつ伏せになって倒れていた。声をかけたら返答があったので聞いたら意識はしっかりしていた。只、体が動かないという事で前の日の昼からこの板場でのうつ伏せ状態状態だったらしい。
すぐ救急車を呼んだ。やせ細った体を救急隊員が持ち上げて病院に連れて行った。

この話を今日会った友人に話をしたら

「そのままあの世に行ったほうが、皆が良かったかもしれないね。本人もね・・」

自分はその人を助けた気持ちでいたが、いやもう一度生きる楽しさのチャンスがあってもいいのではないか?という思いだったが、もしかしたらもっと辛い事も待ち構えているのかもしれない。

「私がもし倒れたら、光の向こうに連れてって!って叫ぶわ。戻りたいなんて思わないようにしよーっと・・・」

その話を聞いたとき、複雑な思いがした。生きている事の意味をもう一度考えて見たくなった。

たぶん私は、落ち着いたらその人を見舞うと思います。

白樺林と海と湖と紅葉と・・・・

2007-10-21 21:01:29 | Weblog
久々のツーリングの参加だった。
めっきり朝夕冷え込んできて、ヒーターもようやく各家庭にお目見えの今日この頃。最近行ったバイクショップのツーリングのお誘いもあり、今年最後のツーになるかもしれないと思い、思い切って参加する事にした。北山崎と最近開通した早坂トンネルがメインだった。

朝寒くないように身支度・・下は タイツその上にスパッツ、その上に薄いビニー
                ルパンツ、その上にバイクパンツ

             上は らくだ色のおっちゃんシャツ、その上にタート                ル、その上に薄いキルティングシャツ(しかも
                ホッカイロ貼り付け、その上にジャケット

準備万端出発OKのときは、それだけで一仕事。

「石神の丘道の駅」での集合で総勢17台揃っての出発となった。いつもは女性も参加してるとの事で楽しみにしていたが、欠席となり紅一点だったがちょっとぶりっ子して挨拶した。

葛巻の平庭高原は白樺林で有名だが、その白樺トンネルを通りながらも1,2度景色をチラッと見ただけ・・・くねくね高原道路を味わっている余裕などないのだ。
苦手なライディングは、緊張と寒くないようにと着込みすぎた肩こりで益々体に力が入ってしまう。
久慈市内に入り、目抜き通りを皆誇らしげに走っている。
海辺の海岸通りもくねくねで、太平洋の海辺をチラっと見たが眺めながら走る余裕は無し。
ようやく目的地の「北山崎」に止まり昼食タイムとなった。皆で海鮮ラーメンを食べたが、またこれ皆さん食べるの早い事。
ビユースポットに行き記念撮影したが、そのあとじっくりと海を眺めている余裕もなく、午後の部の出発進行。

岩泉街道に最近出来た早坂トンネルがある。これが出来た事によって早坂高原のくねくね道がかなり短縮されている。新しいトンネルは明るくて、今までとちがった
工夫をされている。互い違いにスポットライトをあてることににより、走っていると丁度タイムトンネルの中に入ったように渦巻きの中に吸い込まれるような感じがするのだ・・・トンネルの中のアイデアが面白いと思った。
このころから雨が降ってきた。皆途中で止まりカッパを着始めたが、沢山着込んだ私はこれも一苦労である。

日本で一番寒いと言われる「岩洞湖」にさしかかり、薮川に入る。ここの道の駅で休憩をとり、この場所での解散となった。

夕方早めに家路につき、一目散に走ったツーリングだった。

葛巻高原の白樺林・・・「チラ」、太平洋沿岸のシーサイドライン・・・「チラ」
色づき始めた山の紅葉・・「チラ」、岩洞湖の岸辺・・・「チラ」

なんと遅れないように、必死になって走った私でした(^^)

良い妻の条件

2007-10-19 21:54:21 | Weblog
最近、若尾文子が亡くなった夫との最後の会話の中で「私ってあんまり良い奥さんじゃなかったわね~」と言った言葉が妙に気になって、どんな妻がいいのか考えて見た。

よく、結婚インタビューの中で「奥さんのどういうところが決めてでした?」と言うと大体は明るいところ、優しいところ、ほっと出来る事・・・大体こんな感じだが、ようするに居心地がいいと言う事だと思う。

昔の人は、どんな事があってもだんな様に口答えせず、朝早くおきて美味しいご飯を作り、ご主人様の身支度の準備、仕事に行く夫を見送り、部屋の片付けをし、夕ご飯の献立を考え、美味しいと言う一言に喜びを感じた日々の繰り返し・・・

{実は私にもそういう新婚時代があったのですよ(^^)}

それが今は、手抜き家事(仕事をしているという理由でごまかし)、自分の都合悪い事は聞こえないふり(忍法知らんぷり)、アイロンがけも自分のは丁寧にやるのに何故か夫のはお粗末(大丈夫、そこまで見る人いないから)、極めつけは決定権は我にあり(自分で決めてから事後報告、しかも時間がたってから)・・・

どうも良い妻とはかけ離れている気がするが、でもいつもハラハラさせられて楽しいでしょ?次は何をしでかすのか心待ちしていない?ちょっと隠し事が多いけど
それも刺激にならない?・・・・

良い妻の条件って、「私って良い奥さんだわ」って思うことね・・・HUZU流

安比へGO!

2007-10-13 19:08:35 | Weblog
朝晩、段々ヒーターが必要になってきた。ここにきて急に冷え込んできたのだ。
朝起きてお天気なのに、もうすっかり秋風が吹きこんでtシャツ一枚では家の中には居られない。久々走りこみしようと思ったが午前中は仕事が入ってしまった。

雨でも降れば諦めがつくのに、時間がたつにお日様が照りだしたのだ。今日は何としてでも走らねばずっとお留守番ハレ子ちゃんが可愛そう。急いで家に戻り支度を始めた。さて何処に行こう・・・準備しながら行き先を考え、そうだ私も美味しいソフトを目指していこう・・・。

安比はスキー場として全国的に有名だが新緑の時期も素晴らしい。広大な駐車場ではいつも何かかにかのイベントが催されているのだ。家から大体一時間、半日ツーの距離としてはお手軽である。
段々安比高原に近づくと、いくら着込んだとはいえ寒くなってきた。日陰に入ると11度という温度計が目に入った。さっきまでソフトを食べにと思ったがそれより暖かいコーヒーでも飲みたいと思うようになった。

安比のスキー場に到着したら車が何台か止まってるだけ・・・暖をとろうとセンターの中に入ったが人がパラパラ・・・いつもは賑わっている喫茶件食堂もしまっていた。缶コーヒーで手を温め戻る事にした。途中道の駅でとまり何か珍しいものはないかと物色していたら、三人のバイカーが近くにきて話しかけられた。

秋田から来たおっちゃんバイカーだった。これから網張りに行きたいということで
暇をしてた私は「近道がわかりますので私についてきてください」とそこから先導者として国道を走ることとなった。

{いつもはついて行くほうだけど、ついてきて下さい、なんて大丈夫かしら}

途中バックミラーを見たり、信号でのタイミングをはかったり路線変更を早めにだしたりと緊張しながら走ってた。途中絶景ポイントを合図したのだが見る様子はなかった。小岩井と網張りとの分かれ道まで連れて行きそこで「バイバイ」した。

{親切にいいことしたなぁ}{先頭も意外とかっこいいな}

家についたら、西日がカンカン照っていて部屋の中が暖かくなっていた。

      今年は、あと何回走れるかな・・・




いってらっしゃい!

2007-10-09 21:48:32 | Weblog
昨日、関西空港から上海に旅立った息子・・・見送りに行こうかどうか散々迷ったが私としては珍しく出しゃばるのを控える事にした。
もし行ったら見送りに来てくれた上司や同僚に挨拶したり、こちらの名物でも手土産にと色々考えていたが、本人にとってはあまり親がチョロチョロするのが好ましくないようだった。私の事だから「お茶でもどうぞ」と言われたらちゃっかり二つ返事で無駄話でもするんではないかと、そういう心配もあったかなと考え、今回は行かない事にした。

私は小さい頃から、子供たちの行事やけじめの時などは絶対に欠かしたことがなく常に何時でも顔を出していた。子供たちの友達やら大体把握し、電話でも道で会ってもついつい話し込んでしまう。あまり余計な事を言わない息子は廻りから情報を得てたものだった。

子供が社会人になって、いろんな事を知りたくてももう親の出番はなく何とか元気で暮らしているんだなと納得するだけだった。

行く前の日電話があった。寮に入ってた息子は荷物も大体かたずけ、家財は後輩に譲ったり、最小限必要なものだけ持ってあとは送ってもらうことにしたと。やはり重いふとんは寝にくいということで去年送った羽毛布団だけはこっちに送り返してもらうことにした。

今日、宅急便で大きなダンボールが届いた。{きっと、ふとんだわ。そういえば家に送ると去年から言ってたワインが10本くらいあるって言ってから、もしかしたらふとんの間に入っているかも・・・}
ふとんだけにしては重たい気がし、急いでダンボールをあけふとんの中に丸まっているのを何個かみつけたがシーツとバスタオルの丸めたものだった。もしかしたら手紙が入っているかも・・・羽毛ふとんとシーツ、バスタオルだけでした。

「体には気をつけて、いってらっしゃい!母はいくよー、上海へGO!」

大人の修学旅行

2007-10-07 23:11:38 | Weblog
昨日今日一泊二日の社員旅行があり、横浜泊箱根行きという強行スケジュールの旅行だった。毎年一年に一度部署での旅行だが、今回は外すわけにも行かず参加することとなり、参加数はわずか14人、当初は25人位の予定だったが結局お局様集団の中に入ってしまった。

横浜の海の見えるホテルに泊まり、夜はディナークルーズと言うわけで洒落た内容だったが中華料理のバイキングに飲み放題つきは、夜景を見ながらお洒落に食事とは程遠く、誰もがこのときとばかり山盛りの盛られた料理を次から次へと平らげてしまうのだ。しかも飲みっぷりも大したもんである。会費分しっかり食べて飲んで、さすがお局様達の勢いはすごい!

{ここは、夜景でも見ながら雰囲気を味わいながら食事するんだけどなぁ・・}

ホテルに戻り自由行動となり、それぞれ中華街のほうに出かけたようだが、私は近くに友達がいるのでさっそく呼び寄せた。
5年ぶりに会う友人とお互いの近況報告をしながら、かつて学生時代遊んだ思い出話となった。あまり遅くなって部屋の閉め出しくったら大変と11時ころ部屋に戻ったら、中華街で買ったという豚マンが部屋に置かれていた。

次の日箱根行きで朝八時ホテル出発・・・此処からが強行軍ご一行様ツァーの始まり、みなとみらい線で横浜着・・・東海道線小田原着・・・箱根登山鉄道箱根湯本着・・・観光バスに乗り箱根関所見学・・・箱根町で昼食が混雑のため急いで立ち食い蕎麦・・・芦ノ湖遊覧の海賊船で桃源台へ・・・ロープウェーで大涌谷へ・・・渋滞のため新幹線に間に合わなくなるかもしれないと言うう事でケーブルカーですぐ降りて強羅駅へ・・{ガイドさんの説明では強羅駅で降りて観光バスが裏に待機してるので預けた荷物を直ぐ取り6分後に出発する箱根湯本行きの電車に乗ってください。時間は6分です}・・・おばさんたちは走りました。改札口から観光バス待機所に一目散、バスの中に置かれた荷物を取り急いで駅の改札口へ・・・強羅から箱根湯本・・・乗り換えて小田原駅・・・東海道新幹線で東京へ・・・東北新幹線で盛岡到着・・・・(><)

{今日は一体何回乗り継いだんだろう、お局様達のくたびれた顔・・・}

この旅行の発案者は誰?私しーらないっと・・・何事も経験(~~)


キラキラ輝いて

2007-10-03 22:17:16 | Weblog
「どんと晴れ」の時枝さんと言えば あき竹城 さん。独特のズーズー弁をキャラにして、今回NHKの朝ドラの脇役を多いに盛り立てた女優さんだ。

今日は、ある会の講師としてここ盛岡に訪れ「キラキラ輝いて」と題しての公演があった。盛岡を舞台として最高の視聴率を上げた「どんと晴れ」は私も欠かさず毎日の楽しみとして見ていた。満席の会場の中、ドラマのイメージとは反対に真っ赤なドレスを着て現れた。

前半はドラマの裏話などで多いに客席を盛り立て、常に笑いの渦が絶えなかった。それから少し自分自身のドサ廻り時代の苦労話や、今の自分の事立場などを話し、何といっても会場の聞きに来たお客を飽きさせることなく終始楽しい公演だった。

「とにかく、誰でもいいから惚れる事だ。八百屋のおっちゃんでも近くにいるおっちゃんでも惚れる事・・・血流が好くなってそれだけで綺麗になれるがら・・・」

「物をくれる人はいい人・・・それだけ気配りが出来る人。誰だってもらうとあの人いい人だ~になるがら・・」

単純明快、楽しい公演だった。

三枚目は決して二枚目を目指す事ではなく、三枚目の持ち味を生かしそれがものすごい魅力になり人々を虜にしてしまった。

あき竹城さんの努力と美しさを感じた。

町内運動会

2007-10-01 20:45:58 | Weblog
秋晴れの昨日、6町内三世交流の運動会が行われた。街中でこういった昔ながらの行事をする地域は珍しいと思う。子供たちが小さい頃はせっせと参加し親子共々楽しんだが、今はお手伝い側に立ち、昔を只只懐かしんでる状態である。

参加者は小学生からその父兄、そして何よりもお年寄りの参加者が最高齢は80歳くらいの人もいるから驚きだ。
そして一番対抗意識、競争心を掻き立てているのが爺ちゃん婆ちゃんなのだ。
競技種目は
  スプンレース(おたまの上にピンポン玉を乗せて走る)
  豆拾いレース(小豆を割り箸で10個おわんに移す)
  ビンあてレース(ボールでビール瓶を当てる)
  ボール送り (30人くらいの叉をボールでくぐらせる)
  ムカデレース(両足を縛りムカデのように歩く)
  ゲートボールレース(ボールをスティックで転がし的をくぐらせる)
  玉入れ
こんな感じだが、どのレースも三世代で1チームとなり競い合うのだ。

段々お年寄りが熱くなり、一番一生懸命に競技をこなしている。

始めの挨拶に「くれぐれも怪我のないように・・・」と何度も忠告があったが、競技に入るとそんなことはすでに忘れ、接戦ゴールにスライディングで入った爺さんがいるから驚いてしまった。只の擦り傷でほっとしたが・・・。

昼ごろ終了し、その後は皆で岩手公園での反省会兼大宴会、大人も子供も一緒の秋晴れの中お弁当を食べた。

それにしても気になるのは、二週続いた上天気に「ハレ子ちゃんのお留守番」だった。早くどこかに連れてってあげたいな・・・・。