以前から気になっていた人物が近くに住んでいる。殆ど外に出ることもなく、働く事もなく、掃除することもなく、お風呂に入ることもなく、ここに人が住めるだろうかという所に暮らしている。時折出前のどんぶりが置かれているが、毎日食事とっている様子もなく、寝具があるわけでもなく、特大ウィスキーのビンが何本か置かれている。
秋になりその住人の事が気になっていた。{朝夕めっきり冷え込んで暖房が必要な時期にここで住めるわけはない}
おとといの昼、気になって戸を開けたら、
ビクッ!!
板場に、本人がうつ伏せになって倒れていた。声をかけたら返答があったので聞いたら意識はしっかりしていた。只、体が動かないという事で前の日の昼からこの板場でのうつ伏せ状態状態だったらしい。
すぐ救急車を呼んだ。やせ細った体を救急隊員が持ち上げて病院に連れて行った。
この話を今日会った友人に話をしたら
「そのままあの世に行ったほうが、皆が良かったかもしれないね。本人もね・・」
自分はその人を助けた気持ちでいたが、いやもう一度生きる楽しさのチャンスがあってもいいのではないか?という思いだったが、もしかしたらもっと辛い事も待ち構えているのかもしれない。
「私がもし倒れたら、光の向こうに連れてって!って叫ぶわ。戻りたいなんて思わないようにしよーっと・・・」
その話を聞いたとき、複雑な思いがした。生きている事の意味をもう一度考えて見たくなった。
たぶん私は、落ち着いたらその人を見舞うと思います。
秋になりその住人の事が気になっていた。{朝夕めっきり冷え込んで暖房が必要な時期にここで住めるわけはない}
おとといの昼、気になって戸を開けたら、
ビクッ!!
板場に、本人がうつ伏せになって倒れていた。声をかけたら返答があったので聞いたら意識はしっかりしていた。只、体が動かないという事で前の日の昼からこの板場でのうつ伏せ状態状態だったらしい。
すぐ救急車を呼んだ。やせ細った体を救急隊員が持ち上げて病院に連れて行った。
この話を今日会った友人に話をしたら
「そのままあの世に行ったほうが、皆が良かったかもしれないね。本人もね・・」
自分はその人を助けた気持ちでいたが、いやもう一度生きる楽しさのチャンスがあってもいいのではないか?という思いだったが、もしかしたらもっと辛い事も待ち構えているのかもしれない。
「私がもし倒れたら、光の向こうに連れてって!って叫ぶわ。戻りたいなんて思わないようにしよーっと・・・」
その話を聞いたとき、複雑な思いがした。生きている事の意味をもう一度考えて見たくなった。
たぶん私は、落ち着いたらその人を見舞うと思います。