故郷にようやく戻りました。
岩手山は優しく迎えてくれました。しかも一本桜の花を咲かせて待っててくれました。
三ヶ月間の長い旅・・・実は千葉の遠く離れた病院で病魔と闘っていました。一生分の辛さを経験しました。もう、二度と帰れないのではないかと言う不安との戦いもでした。
その中で、友人たちの沢山の愛情や家族の愛情を感じました。姉たちはどんなに遠くても週一度か二度は必ず来てくれ、娘も三時間かけて毎週来てくれた。電話も毎日三回
うるさいほどかけて発破かけてくれた。息子は上海から二度も妻を連れて着てくれた。夫も手術の10日間くらいは一緒に寝泊りしてくれた。お守りも沢山たまり、神様が
仲良く守ってくれればいいけどと心配したほどだった。皆の愛情や思いやりを一杯感じて、それが私の心を揺さぶった。宝物は一杯袋に詰めました。
色々なことに感謝し、今度は私が役にたてるような人間にならなければならないと思った。それにはまず体力をつけて自由に動けまわれる自分なりたいと思う。
やっぱり此処がいい
岩手山はやっぱりいい
自分のベットがいい
何もかも此処がいい