風のハーモニー

ある時はチョイ悪ライダー、ある時は良妻賢母、そしてもう一人のHUZUという人間が登場するドラマの始まりです。

不老不死温泉

2007-04-30 21:24:44 | Weblog
若返りの長寿の湯って訳せばいいんでしょうか?
一度は行って見たい温泉だった。

毎年連休が始まると何処にいっても渋滞で、あまり遠乗りは考えていなかったが弘前の桜が丁度見頃だと聞き、急に出かけたくなった。尻が重い夫をけしかけて、朝早く七時半ころ出発した。
日本一の桜とあって、10時頃だと言うのに城内は、大勢の観光客や地元の花見の宴会陣取りの人達で所狭しだった。丁度見頃とあって見事な桜の乱・・・。
12時頃見終わってせっかく此処まで来たから日本海を通って帰る事にした。

助手席にいる私は、慎重な運転の夫にいらいらしながらもいつの間にか船を漕ぎ出している・・・眠い眠い・・・悪いかな、でも眠い眠い。

ようやく今回の一番のメインだった「不老不死温泉」に到着した。日本海の波打ち際にある露天風呂が有名で、しかも「黄金の湯」とサブタイトルまで設けてある。
入泉料600円、内風呂と露天がある。内風呂も黄金の湯でガラス張りの日本海が一望できる。入れ替わり立ち代り露天に向かう人達で、内湯を出たら軽くはおって波打ち際まで歩いていく。混浴と女性専用があり、もちろん女性専用の露天風呂に入った。濃いオレンジ色のようなお湯で舐めると大変しょっぱい・・・肌をなでるとツルツルする。目の前は日本海の大海原、波の音が真近で何とも言えぬ開放感だ。ぬるめなので何時間でも入れそうだ。

{海は広いな大きいな~行って見たいなよその国~}

mannzoku,mannzoku(^^)

随分遠くまできたもんだ、帰りは何時間かかることか。

家に着いたのは夜八時、助手席に乗ってるのも疲れるが老体に鞭打って運転した夫もさぞかし疲れた事でしょう。

お疲れ様、おとうさん。

風レディーのどんと晴れ

2007-04-28 20:22:58 | Weblog
今日は朝から上天気・・・くっきり青空に岩手山が線で書いたようにみごとにくっきり、はっきりなのだ。今日は、弘前から八幡平のアスピートラインのツリーングのお誘いがあったがとても行く気分にもなれず、というよりは大型二輪の教習所通いですっかり自信をなくし、しかもなんか恐怖心が先にたってしまうのだ。

今年初めてのツーリングはやはりいつもの場所に行く事にした。久々にドキドキしながらエンジンかけ、いざ出発・・・教習車になれた足は閉じようにも叉蟹股になり、なんかとてもかっこ悪いような気がした。気を取り直して出発・・・
市内を抜けるのに何故か意識してしまって何となく運転がぎこちない。

30分走りいつものお気に入りの場所「春子谷地」に到着。

{来ましたよ、春子さん。やっぱり走り始めと終わりは春子さんでなければね。}

一人で絵を描いているお年寄りを見かけた。近くにより話しかけたら「先月、ここから見る岩手山を仕上げてこれで2枚目。毎日雪が少しずつ溶けて変化するもんだから仕上げるのに大変だ」と。
とっても長閑でゆったりとした時間を楽しんでいるようだった。

{そうそう、この景色を見ながらコーヒーを飲まなきゃ・・・}

いつも立ち寄る喫茶店に久々の顔見せ、湿原のほうに水芭蕉がそろそろ出ているころだと思い下に降りていった。ちょっと入った林の中に「座禅草」がひっそりと咲いているのだが今日は一週間くらい早かったようだ。
山桜も咲くころだが、やはり早かった。

網張方面へひとっぱしり練習をかねて、スピードアップ、スピードダウン、減速と
次々ためして見た。

{一本橋もないし波状路もないし、S字L字クランクもありません。スラロームなんて必要ありません!}

今回わかったのは、高速では自動車気分・一般道路では電動自転車気分で走ってた事がよくわかった。だから2輪テクニックがまったくない自分にきずいた。
帰り途中そんな事考えながら朝ドラNHKの「どんと晴れ」の小岩井農場の一本桜に立ち寄った。あいにく桜はまだ開花してなかったが、テレビの影響もあってか訪れる人がいつになく多く、線で書いたようなくっきりハッキリ岩手山は絶好の撮影日和となった。

どんと晴れ・・・青い空と雪帽子をかぶった岩手山がとても綺麗だった。





大型いきまっせ! =生徒ア・ラ・カ・ル・ト=

2007-04-23 20:52:15 | Weblog
バイクの免許を取りにきている人達を眺めているといろんな人が居て面白い。何故か茶髪か金髪かスキンヘッドだったり、自分が特別な世界に足を踏み入れたような気がする。年齢も20代から30代位、たまにサラリーマン風の人が子供を後ろに乗せたくて大型に切り替えると言ってきた人もいる。
小学生の子供が居るらしく
 「自分はもう年ですから・・・」としきりに時間オーバーしている弁解をするのだ。先週卒検だと言っていたが、今日練習してたので落ちたようだ。走りを見ていると一本橋の10秒通過で5メートル位をためて走るのがこらえれなく失敗するようだ。あとは全部いいのに・・・。
若い女の子が中型取りにきてるが「キャーキャー」悲鳴をあげながら走ってる。教官はまんざらでもなさそうに優しく指導している。
{あら、私のときとはちがうわ。騒げばいいってもんじゃないの!}
あの私と一緒に入学したスキンヘッドはとっくに卒業している。
バイクで夜国道を走り100キロオーバーでパトカーに見つかり即逮捕・連行され免停になりようやく猶予期間が終わり叉受けに来た人も居た。

どうやら私の年でバイクの免許を取りに来た人はいなかったようだ。
だったら先生、私にもっと御自慈悲を・・・

娘の初給料

2007-04-22 21:14:48 | Weblog
20日の夜、娘から初給料もらった喜びのメールが入った。さっそくお祝いの電話をいれた。
以前はメールと言うと体調不良のメールや仕事場の愚痴話が多かったが、最近は落ち着いたと見えてそれも回数が少なくなった。
久々に聞いた娘の元気な声、よっぽど嬉しかったのでしょう。

{職業人たるもの、一ヶ月に一度訪れる給料日。これを楽しみに叉一ヶ月頑張れるということか}

家賃も払ってそれでやっていけるだろうか・・・。「今月位は家賃だけでも払ってあげようか」と言ったら、
「大丈夫、もう仕送りしなくてもいいからね。自分でやっていけるから・・・」
なんと嬉しいような、寂しいような返事だった。
ついつい、こっちも油断して「携帯電話はしばらく払ってあげようか?」
「ホント!じゃお願いしまーす」
しばらくはこっちで払っててあげようと思って、最近届いた電話の明細見て今度は腹が立ってきた。
「今月の携帯代一番高かったよ。気をつけてね。」
「大丈夫、自分で払うときは気をつけてするから。最近は自分で払う準備のため気をつけているから来月は少ないと思うよ」・・・・ですって。

うっかりの同情は禁物・・・特に携帯だけは自分で管理させるのが一番。


(追伸)
 急ブレーキ制動と一本橋の10秒以上での通過はクリアしました。繰り返しの一本橋通過の練習で、今度は肩の筋肉痛となりシップの箇所が叉追加となりました。


大型いきまっせ! =一時間4980円也=

2007-04-19 20:10:04 | Weblog
病院で骨に異常なし、と聞いたら多少の痛みもなんのその。気を取り直して昨日今日と急ブレーキ制動の練習だった。昨日はやり直しのはんこ・・・。こうなったら予定の時間数で終わるわけはないと、気合をいれ今日も再度急ブレーキの練習だった。
なんと教官はあの一番初めに「タンカ」きった先生でした。気分をそこねたら損だと思い、万遍の笑みでしかもぶりっ子をよそおいながら
 「よろしくおねがいしまーす」
本当は自分の性には合わないけれども、ここは一時間4980円也の切符がちらついた。
コースを流しながら直線で40キロまで出したら、一気に急ブレーキをかけて5メートル以内に止まらなければならない。どうしても力が入りすぎフロントブレーキにロックがかかり、タイヤの後がくっきりと道路に残ってしまう。実は前ブレーキ中心だったのを、最近は後ろブレーキも使えるよう意識してたので、今度は軽くと言われてもそういう訳にはいかない。なんと、融通が効かないのは性格だけではなく体もそのようだ。
{ちゃんと止まったからいいじゃん }

「はーい。もう一回やり直し」

それだけやってるともう飽きが来てしまい、走りながら

{ひょっとしたら、この間の根にもってるんじゃないかしら・・・}

とよけいな事まで考えてしまう。

「同じことばっかり、もう疲れた」  うっかり口がすべった。

ちらっと横目で見た鋭い教官の目をみてしまった。微笑み返したがすでに遅かった。
終了時間が来てノートの「はんこ」はやり直しのサイン・・・。あーあ気使って微笑んで損した、4980円もったいなかった。絶対この間のこと忘れてなかったな・・・。

私の苦手な「基本」に四苦八苦です。

大型いきまっせ! =へこんだHUZU=

2007-04-17 20:22:04 | Weblog
今日は教習お休みをした。あらかじめ一週間分予約を入れておいたが、とてもそんな気分になれずにずっとキャンセルしようか考えていた。

昨日の実技で2度もこけてしまったのだ。コースを先生のあとに続きながら走りめまぐるしくカーブの多いコースを走っていた。それだけで緊張感が走りSクランクを抜けてはカーブに入りと、気の抜けない走りをしていたとき先生が、L字クランクに急に入りあせって入ったわいいが、膨らんでしまいポールをよけようとあわててハンドブレーキをかけよろめいて転んでしまった。しかも同じ場所で2度も・・・。右胸をぶつけてしまい「大丈夫でーす」とは言ったものの少し痛む。

大丈夫だなと思いながらも夜になったら気になって、シップを貼り自分ではテーピングのようにベタベタと貼って寝た。{もちろん家で痛いの一言でも言ったら「ほれ、みろ」と言われそう}

今日は風が強く寒いのもあったが、痛みが増してくるような気がしてやはり病院に行く事にした。{もし、ひびがはいってたりしたらどうしよう。少し完治するまで伸ばせばいいかな?それともあきらめようか?}

近くの病院に行きレントゲンをとった。お医者さんに「どうしました?」と聞かれて答えるのが恥ずかしかった事・・・。レントゲンの写真に年齢がはっきり書いてある。「大型バイクの免許取りに行ってて、こけてしまいました。胸が息するときも痛くて・・・」そこまで行ったら話しはバイク談議になってしまい、けっきょくは骨は異常なしとの事、一安心しシップだけをもらってきた。

ハッキリ言って、こけたのは教官だって責任ある・・・ついてきてって言われこっちは必死になって離れないように神経集中してるのにいきなりL字に突入したり、しかも途中で止まってコースの説明もしないんだもの!(**)

只の打ち身と聞いてまずは一安心・・・
思いっきり転ばした分、元取ったなですって・・・。

大型いきまっせ! = 変なくせ =

2007-04-14 21:46:42 | Weblog
今日は休みの日なので2時間入れたけど1時間しか取れなかった。雨が降り出しカッパを着ての実技となった。

まずは自由に走っててと言われ、丁度同じ大型の実技で来てる男性(爽やかな中年・・・子供を後ろに乗せたくて大型にしたとの事)と同時に走り出した。
こうなると、ついついカッコよく見せたくなってしまう。

「足、蟹股だぞ!」と遠くから教官の声が聞こえた。

私が今乗っているバイクはアメリカンなのでつい蟹股になってしまう・・足首が外に向いてしまうのだ。それとどうしても足ブレーキではなく、前ブレーキのハンドブレーキに頼ってしまう。これがいつも乗りやすいスタイルでの走行だった。

教習所は基本どうりに運転しないとパスしない・・・今日走ったコースにSクランクやポールの蛇行運転はバイクの重さと、蟹股のための前ブレーキに頼ってしまいどこか危なげな走行になってしまう。

そうそう、何事も基本が大事って事か・・・初心に帰れと今一度心に問う・・・

{いやはや大変だ、教習所にいけばブログも書きたくなるし・・・(><)}

大型いきまっせ! =怪力HUZU誕生=

2007-04-13 21:43:01 | Weblog
今日は午後から雨。バイクの教習に予約を入れてたがキャンセルしようと思い電話を入れたら2時間前じゃないと切符は取られると聞き、あわててカッパを持って教習所に到着・・・何と神が味方をしてくれた、雨がやんだのだ。

あのスキンヘッドのあんちゃんが私の前に実技を受けてて「頑張って!」と声をかけてくれた。「バイク持てました?」って聞いたら「俺はレースにも出てるし大型運転してるから大丈夫っす」と笑った顔が歯っかけだった。意外と可愛いとこあるじゃん、と思い負けられないぞと闘志満々。

同じ時間に3人バイクの実技となった。若い2人の男性は中型だったので少し優越感を覚えながら
{この若者たちに昨日のへっぴり腰は見せたくないぞ}と気合がはいった。
今日の先生は丁寧に教えてくれる先生だった。
バイクを転ばしもう一度起こし方のコツを教えてくれた。手ではない、そう足に力を入れバイクに寄り添い、1,2,3・・・えいっ。

見事起こせたのだ!昨日の筋肉痛で腰、背中にシップをはり、しかも腕は伸ばすと痛いくらいの激痛にもかかわらず起こせたのだ。
{昨日はウエイトリフティングをするようように腰、肩、腕に力が入ったのに}
{絶対に起こせるはずはない!とタンカまできったのに・・・}
今日はぶりっ子で素直に「宜しくお願いします」と謙虚な魔法の言葉がきいたのかしら・・・。
近年しばらくぶりの喜びを味わった。

コースを先生について走り回った。
{どんなもんじゃい!}
走りはお手の物・・・と思いきやカーブで対向車に気がつき止ろうとしたとき、足がつかないもんだからひっくり返してしまった。教習所のバイクは自分のでないから倒したらすぐ逃げる・・・なんとそのバイクも起こしてしまった。
このきゃしゃ(?)な体にこんな力があったなんて・・・。

明日は2時間受けます。早く免許取りたい!取ったら次は・・ウッシシ(^^)

大型いきまっせ! =短気は損気=

2007-04-12 20:51:03 | Weblog
今日から教習所へ通う事となった。昨日、明日一時間空いてるっていうことでそこにいれてもらった。車にはヘルメット、ジャンバー、靴、手袋を入れ仕事しながらも乗る事を考えるとワクワクした。

教習所でスーツから着替え、良い天気だったが寒がりの私は厚めのジャンバーを纏った。中年の怒ったような顔をした教官だった。
まず始めに倒したバイクを起こすように言われた。750CCのバイクが思った以上に大きいし、だいち私の乗ってるのは「アメリカン」なのでどちらかと言うと重心が低いので取り回しが楽なのだ。全身力を入れてもびくともしない。体中汗だくになった。
{こんなことで時間ばっかりかかって、全然先に進まないじゃないの!}

「すみませーん、手伝ってもらえませんか?反対側の方引っ張ってください」

「なーに言ってんだ、起こせないと一人で運転して転ばしたらどうするんだ?」

「こんな大きいバイクでは一人では行かないし、その時は近くにいる人に手伝ってもらいます!それに女の人は皆誰も起こせないっていってましたよ。私は400CCの免許の時も起こせなかったから、これ以上どんなにやっても起こすのは無理だと思います」

「大型取得には起こせないと先に進まないからね!まーづ努力しなきゃだめだな」
  そこで「ハイ、宜しくお願いします」と可愛くいえないのがHUZUさん。

「これ以上やっても起こせないと、免許は取れないと言う事ですね。体力的に無理だとわかってますので、出来ないものはもうキャンセルしかないですね!」

「まーづ、頑張って来ればいいんだ、そのうち起こせるようになるから」

「いや、前も最後まで起こせなかった、でも免許はとれました。でも先生が起こせないと先に進めないと言うんじゃやっぱり無理ってことですね。わかりました。受付に行ってちょっと相談してきます」

受付に行ってその話をした。そしてシャクにさわる事に入校キャンセルは入学金など5万近くは戻ってこない事を知った。多少だったら他に移ることも考えていた・・・しかし一日にして5万を失うのは惜しい。そこで少し強気に出た。

「大型は起こせないと免許が取れないのなら、始めにちゃんとその事を言ってほしかった、だったら私は始めから無理だと思い申し込みませんでした」
 受付の人は申し訳そうに、今社長がいないのであとで聞いて連絡しますとの事。

帰って一時間位したら電話が来て、
「明日の担当の先生が 安心してきてください  と言ってましたので是非明日もお待ちしてます」との事だった。
ようやく、意味がわかった。

教習一日、注目を浴びたライダーおばさんは、へっぴりごしのバイク起こしに時間をついやし、汗だくだくで筋肉痛とぎっく腰を心配しながら「お口」の実技だった。


   * しばらくは「教習編」をお送りします







大型いきまっせ!

2007-04-11 22:19:10 | Weblog
ようやく春めいて、日中はコート無しで歩けるようになった。そろそろ出動準備もせねばと昨日バイクやさんに点検とオイル交換の依頼をし、今日車で運んでもらった。その時、免許取得の案内を見てしまった私は今日の上天気に誘われて仕事の合間をみて教習所へ直行してしまった。

受付で大型自動二輪の手続をしたい事を告げると
  「普通免許ですか?」と係りが変わる度に聞かれる・・・。
{生年月日見たな!}同じような受付のおばさんがしきりに私の顔を見ている。
いろいろな注意事項を受けているときに「腰ベルトはした方がいいと思います」と
ご親切にアドバイスしてくれた。

これから適正検査が始まるということで受けていく事にしたが、今日の大型自動二輪を受ける人は私ともう一人・・・現れたのはスキンヘッドのピアスに腕にいれずみいれたあんちゃんだった。

免許取得まで12時限必要との事。今月中にとれるでしょうか?あの、あんちゃんには負けたくないしなー時間のやりくりせねば・・・。