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花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

サフラン

2022-02-18 14:52:39 | 花の名前
サフラン
学名:Crocus Sativus   英名:Saffron crocus
科名/属名:アヤメ科 クロッカス属 
原産地:地中海沿岸 西南アジア地方  開花期:10~11月
別名:バンコウカ(番紅花)  花色:薄紫  
花ことば:陽気 喜び 歓喜 節度の愛など

サフランはクロッカスの仲間で球根で生長する植物です。
食用の物をサフラン観賞用の物をクロッカス(ハナサフラン)
と分けて呼ばれる事があります。
用途は様々で香りの良い花なので雌蕊を活かして香料を作ったり
黄色の染料などに使われたりされます。
その為古代ギリシャの時代から栽培が進められてきました。
サフランはハーブとしても服用され冷え性緩和や疲労回復など
様々な効用効能があると言われています

庭で植える事も鉢で育てる事も出来それ以外に水と容器で育てる
水耕栽培で育てられるほど強健な植物です。

サフランの花は10~11月の秋に紫色の可愛い花が咲いた後に細長い葉を
長く伸ばし翌年の春頃に枯れ休眠期を迎えます。

紫色の花を付けるサフランは花の一部がパエリアなどの料理に使われ
サフランライスの名前で耳にした事があるかも知れません。
スパイスとして使わてるのは花の雄蕊で一つの花から
三本しか採取できない貴重なものなのです。

サフランに品種などはありませんが似た名前の「イヌサフラン」
という植物があります。
見た目も似ており一見すると仲間の様にも見えますが
イヌサフランはユリカコルチカム属の植物です。
毒を含んでおり誤って服用すると嘔吐や下痢、呼吸困難などの
中毒症状を引き起こします。
重症の場合は死亡する例も報告されている事から 厚生労働省から
注意喚起がなされています。


      中々出かけられずネタ切れで💦
       家で咲いた花など調べて見る事にしました。
     1~2年前に撮りためた写真の中からアップしています。
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ヒヤシンス(風信子)

2022-02-16 15:09:02 | 花の名前
ヒヤシンス(風信子 飛信子)
学名:Hyacinthus orienttalis
科名/属名:キジカクシ科 ツルボ亜科 ヒヤシンス属
     球根性多年草 ヒアシンスとも表記される
分布:地中海東部沿岸(シリア トルコ レバノン イスラエル
   イラン トルクメニスタン付近の原種)   開花期:2~4月
耐寒性秋植え球根として扱われ鉢植えや水栽培などで鑑賞される。
春先に香りの良い花を咲かせる。
原種本来の花色は青紫色のみだが園芸品種には暖色から寒色まで様々な
色彩が濃淡鮮やかに揃う。


花は総状花序と言って茎の周囲に小さな花が複数密集するように咲きます。
一つ一つの花は直径Ⅰ~2cmと小さくラッパの様な形をしています。
花の付け根は繋がっていて先端は6つに裂けています。
スズランやムスカイりは釣り鐘の様に花をうつ向かせて咲かせますが
ヒヤシンスは真横を向くように花を咲かせます。

ヒヤシンスの名はギリシャ神話の美少年ヒュアキントスに由来します。
同性愛者であった彼は愛する医学の神様アポロンと一緒に円盤投げに興じていた。
しかしその楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼュロスは焼きもちを焼いて
意地悪な風を起こしました。
その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わりヒュアキントスの額を
直撃してしまった。アポロンは医学の神の力を持って懸命に治療するが
その甲斐もなくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまった。
ヒヤシンスはこの時に流された大量の血から生まれたとされます。
このエピソードから花ことばは「悲しみを超えた愛」となっています。

日本には1863年(文久3年)に渡来しました。
文久3年2月になってフランスから一年草の花物の種や球根植物
その他色々なものが伝わりました。
その花物の球根の中にチューリップやヒヤシンス スイセンなどがあって
それは日本人には珍しかったとあります。     ウィキペディアから


  2021年に 庭で咲いたヒヤシンス 
         植えた覚えは無いのですが
        芽が出て蕾を持って咲きました♡!



※ ダッチ系ヒヤシンス
 流通しているヒヤシンスの多くはオランダで品種改良されたダッチ系
 と言われるヒヤシンスです。
 花数が多く花付きも良く豪華なのが特徴です。
※ローマン系ヒヤシンス
 ダッチ系に対してローマン系と呼ばれるヒヤシンスもあります。
 ダッチ系に対して花数が少なく野花の様な控えめな趣の可愛らしい花です。

※色別花ことば 
  紫(悲しみを超えた愛) 赤(嫉妬) 白(控えめな愛らしさ)
  青(変わらぬ愛) ピンク(しとやかな可愛らしさ)など
花ことばによって印象が変わるので大切な人へのプレゼントなら
ポジティブな意味を持つ白や青の種類を選ぶのがお勧めです。



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スノーフレーク (スズランスイセン(鈴蘭水仙))

2022-02-12 14:00:12 | 花の名前
スノーフレークスイセン
学名:Leucojum aestivum
科名/属名:ヒガンバナ科 スノーフレーク属
原産地:地中海沿岸 中央ヨーロッパ 
和名:スズランスイセン(鈴蘭水仙)オオマツユキソウ(大待雪草)
花ことば:純潔 汚れなき心 慈愛  開花期:3~4月
英名:Summer snowflake

スノーフレークはヒガンバナ科 スノーフレーク属分類される球根植物です。
花がスズランに葉はスイセンに似ている事から別名スズランスイセンとも呼ばれます。     属名のLeucojum(リュ―コジャム)は
花の香りを表わしたものでギリシャ語で「白いスミレ」を意味します。

地際から濃い緑色をした細長い葉を沢山生やして草丈30~50㎝程に生長します。
早春になると葉の間から茎を伸ばし緑色の斑点のある直径1.5㎝程の
釣鐘形の花を1~4輪下向きに咲かせます。
花の姿はスズランやスノードロップとよく似ています。

スノーフレークはヨーロッパ中南部、地中海沿岸が原産です。
オーストラリアやハンガリーを中心に約9種が分布し
日本には昭和初期に渡来しました。

とても愛らしい花ですが全草にリコリンやガランタミンと言った
アルカロイドを持つ有毒植物です。

葉がニラに似ている事から誤って食べられる事があり吐き気、嘔吐、
下痢と言った中毒症状を引き起こします。
ただし毒は薬になると言う事で球根から抽出したエキスはメラニンの
生成を抑える美肌効果が有るとされています。
また近年は球根や花から得られる「ガランタミン」と言う成分が
アルツハイマー病の治療薬にも利用されるなど医療の分野でも注目を
集めています。



コメント (2)
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初雪

2022-02-11 11:00:12 | 日記
10日 
今年初めての雪で寒い日になりました。朝からずっと降り続いていました

北京五輪が始まり男子フィギュアスケートのフリーがあると言うので
テレビを見る事にしました。
日本は2位3位4位と大活躍で見応えがありました。👏 
普段あまりテレビを見る事は無いのですが
めったに見ないNHK  でコマーシャルの無い映像は良いですね。
暫くこの話題で賑わいそうですね


9日は穏やかに晴れて風も無く暖かい日でしたので歩いて見ました。
  梅の花が高い所で沢山花を付けていました。

   ロウバイ(蝋梅)枯れ葉が落ち満開の花が綺麗でした❢


 家の花
毎年花数が減っていき福寿草が今年はとうとう一輪しか咲きませんでした。


 カランコエ 家の中で蕾が膨らんできました。
 だめもとで伸びすぎた枝を挿し芽をして見ましたら!!
              つきましたかねぇ元気です!

ハナキリン 葉が落ち始めていますがまだ花が時々咲いています。

 ハツユキカズラ 
   10日程前に買ってきたハツユキカズラを鉢に植えました。


  もうじき咲きそうな 沈丁花の蕾   

今朝は晴れて良いお天気で屋根の雪が音をたてて落ちています(´-`).。oO
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スノードロップ

2022-02-10 14:17:42 | 花の名前
スノードロップ
学名:Galqnthus nivalis
原産地:ヨーロッパ~コーカス山脈 英名:Snowdrop
別名:ガランサス マツユキソウ(待雪草)
花ことば:希望 慰め  開花期:2~3月 花色:白

スノードロップは春を告げる花として知られる球根植物です。
6枚の白い花を真冬に咲かせます。
原産地のヨーロッパからコーカス山脈にかけて約15種類が自生し
ヨーロッパでは古くから親しまれています。
宗教との関わりも深く修道院の庭で良く育てられていた事から
その跡地に自生している事が多くキリスト教では2月2日の
聖燭節(キャンドルマス)の花とされます。

学名は乳のように白い花を意味する「snowdrop」が合わさって付けられました。
この学名が耳の飾りと言う意味の「snowdrop」と言う英名
「待雪草」と言う和名の由来です。
希望、慰めの花言葉は禁断の果実を食べてエデンの園を追われた
アダムとイブを慰める為に天使が降ってきた雪をスノードロップの花に
変えたと言う聖書のエピソードに由来します。
この他に聖燭節の日にスノードロップの花を集め家に持ち帰ると
家が清められると言う言い伝えや
雪が自分に色が無い為花に色を分けてほしいと頼んだ時に唯一
それに応じたのがスノードロップだったと言う言い伝え等があります。

※ただスノードロップが死を象徴する花とする地方もあり贈り物として用いる
 場合は注意が必要です。


  
コメント (2)
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