イシミカワ(石実皮)
学名:Persicaria pertoliata
科名/属名:タデ科 イヌタデ属 蔓性一年草 開花期:7~10月
和名:石見川 石実皮 分布:日本 朝鮮 中国 印度
花ことば:正体不明の 謎に包まれている 気まぐれ

河原や道端に見られる蔓性の一年草
茎は他のものに絡み付きながら1∼2㎝に伸び鋭い下向きの蔓が生えます。

葉は互生する単葉で長さ2∼4cm幅3~5cmの三角形で
基部近くに盾状に葉柄が付きます。葉柄にも下向きの棘が生えます。
托葉鞘は葉状で大きく円形で茎を抱きます。
茎先または葉腋に短い総状花序を出します。
イシミカワ葉

花は淡い緑色で花冠はありません。花序には丸い盾形の苞葉が付きます。

果実は径2∼3mmで球形の痩せ果で光沢があり黒色です。
果実の時期まで残る萼が鮮やかな瑠璃色になって果実を包みます。

※利用
全草をコウバンキ(杜板帰)と呼び薬用に用いる。
効用は解熱や解毒、利尿 下痢 腫物などに用いられる。
2022.10.16 散歩で見た実
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