素直

最近、文章でもコミュニケーションでも、「素直な表現」以上に、適格な表現方法はないなぁ、と思う。



どこかにチャンネルを合わせて表現を選ぶと、本当の自分は曖昧になってしまう。

相手は、そのフィルターを省いた先の相手を知るのに、チャンネルの存在を嗅ぎ取ると、またチャンネルを合わせようとする。

結果、合わせ合おうとし続けるチャンネルは、邪魔になる。



表現を選ぶべきなのは、素直な自分自身を的確に表現するための、言葉を選ぶときだ。





自分に素直になれば、自ずと的確な表現も見えてくる。

自分を卑下するでもなく、尊大になるでもなく、フラットで、素直な表現が。

ときには謙譲表現をすることで、自分を過小評価していたことにも、気付いたりする。



わたしは、おうちモードの自分を、「干物」と呼ぶのをやめた。

どんな自分も愛し、どんな自分でも愛される覚悟を、した。



「お天道様は見ている」から、どんな自分も、お天道様の元を歩ける自分でいようと思う。

そして、どんな自分でも、存分に照らし出してもらおう、って思う。


お天道様に顔向けできないようなことなら、しない。

お天道様に顔向けできないようなものは、いらない。





そうやって、薄着で太陽の元を歩けることは、とても心地よいことだなぁ♪と思う。

それは「裸」ではない、というところも大事な点で。

適度な衣服を身にまとっていることが、自分自身を素直に表現するための、素直な表現＝素直な言葉だったりするんだろうな。



身軽になれば、歩くこと自体が楽しくなる。


だから今、丸腰になっても、私は「素直」で在ることを選ぶ。