手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

窪田式パワーアンプ その後の2

2012年06月01日 23時22分23秒 | 窪田式アンプ


<< 窪田式パワーアンプ 暫定版>>



バラック状態だったのを少しましにしてみた。とはいえシャーシはアルミ弁当箱(一応新品)だ。
放熱器1個につき1ペアのつもりだったが、不安だったので1個のFETに放熱器が1個という
構成に手直しした。そのため終段のFETの結線が最短になるように、基板を斜めに配置するという
結果となった。私もこういうのは初めてだった。うまく常用アンプとしての位置を占めるようで
あれば、もう少しましな見かけにしようと思っていた。

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ということで、この4-5日はアンプの挙動をみながら、一日2-3時間くらい鳴らしてみた。
調整の方法も、やっと要領を得たが、
 もし、このアンプをちゃんと常用するのであれば、終段のFETに流す電流値を調整する
半固定VRは、多回転のものに替えるべきだろう。抵抗値が5KΩと大きく可変範囲が広いので
ここは TM-7くらいにした方が調整が楽だ。

電源電圧は、出力にこだわったので、48Vで行きたかったが、どうしてもアイドル電流が安定しない。
この写真の放熱器の上に平面を持つ前回使った放熱器を重ねてやると何とか安定するという状態だった。
SATRI-ICを使ったパワーアンプも、このアンプと終段は同じ(2SK1530 + 2SJ201)構成だ。
放熱器が大きいので 50Vかけて300mA流している。温度補償なしだ。

結果として、低域用のアンプとしては私の期待した音と違っていたので、電圧を30Vに下げて
高域用に使うことにした。アイドル電流は220mAで安定しているようだ。




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