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インド(ラダック)旅行記#21-タクトク・ゴンパ(ウゲェン・ポタンとドゥカン・サルパ)

2012-11-02 21:08:50 | インド(ラダック)旅行記
↓タクトク・ゴンパ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

4日目


一旦外に出てウゲェン・ポタンへ。
途中には、キッチンやバターランプ小屋があります。





=====ガイド=====
お坊さんの位によって座る位置が決まっている。




ご本尊はパドマサンヴァバ(忿怒の形に変化)。
左にいるのが観音菩薩。




トルマ(バターで作られた法要で使うもの)は法要のあと壊してしまうので、
このように残っているのは珍しい。
形は決まっていて、例えば、穏やかな顔のを作るときは白色を、
忿怒のときは赤色を多く使って作る。




壁画には、スタクナにもあったグルリンポチェの25人の弟子や
タクトクだけの守護神ドルジェ・ラプテンマ、お釈迦様とその息子のマザタムスム、
弥勒菩薩、ツォンカパ、ロンチェン・ラプジャムパーなど、宗派に関係なく描かれている。
布で隠されているのは力の強いマモ。
描かれている壁画にはすべて大乗仏教の意味がある。
デコレーションはひとつもないが、色彩豊かな絵が多い。








日本のすきやき(パルダンさんの冗談で色々なものが入っているから)のような絵は、
ハイタントリックの教えで、人間の欲望となるものを表していてる。
こういうのを全部なくさないとお釈迦様の教えを実践することはできない。
目、耳、鼻、舌、体の五つ。
これを全部差し出して教えを実践していきますという意味。

骸骨はチチパティ(墓場守)で、仏教では永遠のものを表している。
見た目とか物とかいうのは永遠に続くものではなく、人間の最後に残るものは骨。
なのでそういうものを欲しがってはいけないという意味。
またお墓の守り神なので、亡くなってお墓に入るときに描かれる。




教えの実践のひとつとして、
一日に三回は、自分の命は永遠のものではないということを考える。
そして、いつ死ぬかわからないので常によい行いをするよう実践する。
===============

さらに新しいドゥカン・サルパへ。
ここには35仏のタンカとパドマサンヴァバの像があります。






お堂の外に出ると、遠くまで見渡すことができました。
残念ながら再び雲が垂れ込めてきて結構寒い。




タクトク・ゴンパを後にし、何度か写真ストップをしてチェムレに向かいました。






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