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インド(ラダック)旅行記#20-富士山より高いタクトク・ゴンパ(ダクプク)

2012-11-01 20:48:11 | インド(ラダック)旅行記
↓タクトク・ゴンパ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

4日目


7時半起床。
外を見るとなんと雨。
けっこな降り方をしていましたが、
そんなに長くは降り続かないという山名さんの言葉を信じて出発。
その言葉の通り、しばらくすると薄日も差してきました。

今日は上ラダックの観光です。
インダス川を右に眺めながら、まずは標高3900mのところにあるタクトク・ゴンパへ。
途中、帰りによるティクセやチェムレなどを通り、どんどん標高を上げていきます。




細い山道を進んでいくと、こんな高い場所とは思えないほど広い湿地帯が現れました。
その周りに民家が点在し、なんとものどかな風景が広がっています。
今まで見たことのない風景だったので帰りに写真ストップをしてもらいました。

さらに進んで富士山の標高を越えるとタクトク・ゴンパに到着。
標高を聞くとなんだか急に息苦しい感じがするから不思議。
ゴンパの中庭まで続く階段をゆっくり上っていきます。






=====ガイド=====
タクは岩、トクは天井を意味し、標高約3900mにある。
18世紀に、インドに併合される前の最後から2番目に作られたニンマ派のゴンパ。
最後はリゾン。

ニンマ派は一番古い宗派で、グルリンポチェ(パドマサンヴァバ)が開祖。
ここにはグルリンポチェが瞑想した洞窟がある。
チベット歴の9月には、タクトク・チェチュというお祭りが開かれる。

チベットからカトー・リグジン・ツェワン・ノルブーという高僧がきて、
まず、小さいお堂を洞窟の前に作った。
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グルリンポチェが瞑想した洞窟があるダクプクへ入ります。
洞窟の前の小さなお堂には、壁一面に仏画が描かれていました。






=====ガイド=====
洞窟の中はちょっと寒いけど、冬は暖かい。
雨が降ると岩から雨水がしみだしてくる。

ご本尊はパドマサンヴァバ。
グルツェンゲ(パドマサンヴァバの八変化)がある。
シンゲ・ドンマ(女性の行者)のパドマ・ティンレは、もともと王族の関係者で、
出家してカトー・リグジン・ツェワン・ノルブーの弟子になりこのゴンパを作った。






パドマサンヴァバが瞑想した洞窟はずっとしまっていて入ることはできない。
グルツェンゲの壁画があるが、すすで汚れている。
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全体的にすすで黒くなっているせいか中はかなり暗く、
天井は岩がむき出しになっていてお金がペタペタ貼ってあります。
正面奥にグルリンポチェが瞑想した洞窟があり、その入口のドアは閉まっているのですが、
ドアと岩に隙間からちょっと中を覗くことができました。




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