↓ベゼクリク千仏洞(ウイグル自治区)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
旅行期間:2012年4月28日から5月6日
八日目
ベゼクリク千仏洞は火焔山のムルトゥク河南岸にあり、入口から谷を下りていきます。
中腹くらいまで行くと横に伸びた道があり、その先に石窟が見えました。
谷底を見ると川沿いに木々が生い茂り、殺風景な景色の中の唯一の「色」という感じ。
後ろを振り向くと、さきほどの「赤富士」が遺跡の向こうに聳えています。
ベゼクリク千仏洞はウイグルに残る貴重な仏教石窟で、
天山ウイグル王国時代の文化を知る重要な遺跡になっています。
しかし、イスラム教の浸透と共に破壊されたり、
ドイツの探検家に壁画などをことごとく持ち去られたりして、現在ではほんの一部しか残っていません。
それでも残っている壁画などは見る価値があり、暑くても訪れるには十分な遺跡です。
(内部の撮影は禁止)
一通りの案内のあとは自由時間になったので、再び火焔山を見に行きました。
さきほどは入口近くからしか見なかったので、もう少し奥に行ってみます。
すると、西遊記の三蔵法師御一行様の銅像を発見。
さらに火焔山の麓を見ると、ラクダに乗っている人や山肌を登っている人もいました。
こんな灼熱の地を旅した三蔵法師たちは本当に大変だったろうなぁ
と、自らジリジリと太陽に炙られながら燃えるような火焔山を眺めていました。
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