５年生「総合」～魚のさばきかたと食べること～

１月１３日（金曜日）、５年生は大阪青山大学短期大学部の講師、國末直宏さんをお迎えし、魚のさばきかたと食べることについて、お話を聞かせていただきました。包丁の種類、魚の料理法（五法）、魚クイズなど盛りだくさんの内容でお話いただきました。「魚をおろすときには丁寧におろすことが大切です。料理をする人がおいしい料理に仕上げる事は、生きていた命に対する敬意です。そのために無駄なく丁寧におろすことが本当に大切なんです。」とお話されていました。

次に、班にわかれて鯵を３枚におろすところをみせていただきます。４人の学生さんが子どもたちに実演してくれました。

実演を見たあとは、もう一度、國末先生のお話を聞きました。國末先生は、「『いただきます』には、食材を作ってくれたかた対して、料理を作ってくれた人に対して、生き物の命に対して、感謝の意味が込められています。命を食べてしまうことを『かわいそう』と思う子もいると思います。その気持ちはとても大切です。食べるときにはその気持ちを『ありがとう』に変えてごはんを食べてください。食物連鎖は生物の生命の受け継ぎです。」と力強く子どもたちに語りかけてくださいました。魚をおろすところを見た子どもたちは、それまで以上に熱心に先生の話に耳を傾けていました。

國末先生、お越しいただいた学生のみなさま、本日は本当にありがとうございました。