5月に入りました
梨の実もだいぶ大きくなり、そろそろ袋かけの時期です。摘果をしていると、虫に食べられた虫食いの実を見ることがあります。今食べても人間には美味しくないのに、虫には美味しいんだなぁと思ってしまいます。
天気の良い日は梨畑の中にいると、木漏れ日が綺麗です。こんなきれいな中で仕事が出来て幸せだ~と思います。(でも、梅雨時期はムシムシで蒸し暑く、梅雨が終わると一気に灼熱地獄になるので幸せを感じられるのは今の時期だけですが)
ただ、5月は風の強い日が多く、特に今年は風が強いようで、なかなか袋かけ作業が出来ません。袋をかけた直後は梨の実が落ちやすいので、強い風が吹くと簡単に落ちてしまうんです。かけてから数日たつと不思議なことに落ちにくくなるのです。
5月は何故風が強い日が多いんだろう?って思ったので少し調べてみたら、こんな答えが出てました。風が吹くには色々理由があるようですが、午前中より午後の方が風が強く吹く理由の一つは、太陽で温められた空気は軽くなるので、空に上っていき、その分の空気を補うように上から下に降りてくる空気があるのが原因だそうです。確かに5月は朝夕はまだ肌寒いですが、お日様の力はかなり強力な感じになっているので温度が上がって午後になると空気の大移動が起きるですね~。
袋掛けもそうなのですが、5月に入ると薬剤撒布も増えてくるので、風が強いと作業が出来ないので色々悩ましいです。