a plastic clover -或いはノーマルな諸現象

my letters -ordinary but bright- from berkeley.

digital media in los angeles 3: universal

2006-02-25 15:32:48 | digital media
さてLA談義第3弾。たぶん最終回。

って行ってから1ヶ月も経ってる・・・。


ご存知universal musicにも行ってきました。映像系だけでなく音楽にも強いLA!
音楽好きの僕としてはいいなあ~なんて思う一方、実際の仕事が楽しいかは怪しい感じもしました。契約・権利・やりたいことができにくい業界構造などなど。

さてgeffin recordの本社に足を運んで、早速受付の姉ちゃんがロックしてる(avril lavigne系)のに感動しながら入場。

僕らはdigital media clubなのでお邪魔したのはdigital music関連の部署、"eLab"。universalはレコード会社の中でも率先して現在のdigital化に対応しようとしてるみたいで、専門部隊がいろいろと戦略を練ってるようです。
#ちなみにdigitalと言ったときにはいわゆるmedia(次世代DVDがどーとか)とonline musicの両方を指しちゃうので、彼らは区別して使ってました。ここではonline musicの話です。

当然どう自分たちの存在意義を維持していくか、頭を悩ませてるよう。
・subscription modelを独自に展開できないか
・次世代ラジオをどう活用するか
・レーベルのあり方ももっと柔軟にすべきではないか
・business model変更の波(アルバムセールスから1曲単位ビジネスへ)の中、どう儲けるか
・music videoが自分たちの強み。MTVからinternetに移行している中でどう対応すべきか
(この分野はyahoo! musicが強いんです)
・mobile: 独自のHW? 携帯に配信?

など。とにかく危機感があるんだなあと感じました。レコード会社は受身の印象が強かったので、いろいろ検討しているのはちょっと意外でしたね。

online music,現在は売り上げの4%でしかないそうですが、今後どうなるんでしょうね。この辺の話題はまたチョコチョコ出しますね。

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