a plastic clover -或いはノーマルな諸現象

my letters -ordinary but bright- from berkeley.

ジャマイカですること

2007-02-08 16:33:24 | travel
・・・って実はあんまりない!


まあそこが良いところでもあります。
人口300万人・面積も日本の1つの県くらい・みんなノンビリ・海はきれい。
そんなところ。


リゾート地のmontego bayということろにいたんですが、そういう所のホテルは大抵all inclusive、つまり1泊の料金に飯代や飲み代やシュノーケリングレンタルなどなどが全部含まれてるんです。

体調があんまり良くなかったため飲みまくれなかったんですが、ホテルには昼間っからスイムアップ・バーで泥酔加減の白人が


「元とったるで~!!」
とばかりいっぱい。


ホテルのあちらこちらでは色んなイベント(レゲエライブ、ファッションショーから地味~なヤドカリ競争まで!)も開催されてて、なんとか宿泊客を飽きさせないようにと努力してました。なんかその決して高級ではない「アットホーム感・手作り感」が居心地よかったですね。

ある夜はみんなで野外カラオケ大会!
酔いどれ白人歌いまくり。なんだ「I'm hot for the teacher--!#$%&!」っておっさん。

あ、ホテルはお金も予約する時間もなかったので中級ファミリー向けの
sunset beachってとこでした。


ジャマイカの良くないのはメシがうまくないことと物価が高いこと(おーどっちもcritical!!)かなぁ。。。


写真は数少ない「遊び場」、滝登り。海に直接注ぐ滝をヒーコラよじ登ります。

irie-man! yeah-man! no-problem-man!

2007-02-06 14:12:53 | travel
・・・とは一体なんでしょう!?



実は冬休みにペルーともうひとつ違う国に行ってました。

レゲヱで有名なジャマイカです。


そこでは(イギリス)英語のほかに、パトワ語というなんだか紛らわしい地元語が使われていて、
irie=「気持ちい~」、「サイコ~」
yeah-man=「リョーカイ」、「サンセーだぜフレンド」
no problem=そのまんま「問題な~し」

というのは超頻出単語。

パトワ語ってのは英語やスペイン語やらが混ざってジャマイカ風味を付け足した言葉なんで、最初は


「なんじゃこいつらの英語わけわかんない!」

とびびってました。


でもこの3単語、すごくジャマイカの土地柄・人柄を表していて気に入ってます。
まさしくそんな感じの場所。
僕らはそこで5日間ほどノンビリゾートしてきたわけです。

こんな感じで↓

(クリックするとほかの写真も見られます)

ちょっとつづく。

インカコーラ。そして侵略の歴史。

2007-02-04 18:36:39 | travel
ペルーハイライト最終回です。
その他の写真はこちらflickrで。(今更ながらfrickrいいね~)


ペルーでとってもお世話になったのがコレ。その名も

「Inca Kola」。


安直です。
でも意外に歴史は古くて、確か1930年代にできたそう。
なんと言ってもポイントは

「K」ola
ってことで味がぜんぜん違っていても勝手に名乗ってもOK! さすがインカ!
ペルーではこれかコーラかって感じの選択肢の少なさでした。


肝心の味は

「三ツ矢サイダー」+「バナナ」+「ふんわりとDr. Pepperの香り」


。。。。。要は甘いっす。

欧米系の人たちも甘いと文句言ってましたが、


「お前ら毎日甘いもんばっか飲み食いしてっからそんな体なんだろ!!」
と心の中で突っ込んでました。


さてコーラはアメリカからの「侵攻」だったわけですが、もともとこの辺は15~16世紀にスペイン軍に侵略された土地。壮絶な歴史。


この感動的な空中都市マチュピチュは直接攻撃は逃れたものの、結局滅びてしまったわけです。

そのときにスペイン軍は、インカ帝国の信仰する宗教を捨ててキリスト教に改心するように強制したそうです。
当時は(今でも地域によってはそうですね)宗教こそが人々をまとめあげる力であったし、違った神を信じてる限りは征服は不可能だと考えたんでしょう。

スペイン軍はほぼ全てのお寺などを破壊し、例えばクスコという町では破壊した跡全てにキリスト教の教会を建てたんです。


現代は、この宗教に代わるものってなんなんでしょう。もうこういった侵略争いは本当に起きないんでしょうか。
日本だとほとんど考えなかったんですが、ペルーやアメリカにいるとふと考えちゃう15の夜。

チチカカに映る幸せ その2

2007-02-02 18:26:53 | travel
チチカカ湖では、アマンタニ島という大きい島に宿泊しました。


-といってもホテルはないので地元の人の家。

(ケチュア族っていうんですがみんな背が低い!僕がでかくなったんじゃないっす)

真ん中に写ってるセリアが「Mama」としていろいろと面倒を見てくれました。



さて、セリアの家にはなんと電気が通ってません。ていうかガスも水道もなし!
それでどうやって暮らすんだっていっても家族みんなで立派に生活を営んでいて、すごーく素朴なんだけど世界は回る。


たとえばボッ○ントイレは家の外にあって、夜は暗くてたどり着けません。
「どうしよう、懐中電灯の電池切れたし。。。(をスペイン語と身振りでなんとか伝える)」


「その辺でどうぞ!」
・・・


別に「そういう生活がしたい」とは思わない(毎日ジャガイモ? うーむ)けど、1日16時間働いてたあの日・あの場所が遠くおかしく見えるのも事実。
実際遠いんだけど。


でもなぜかそんな何にもないアマンタニにて、思わず浮かんできたのは



吉幾三。
おらこんな村いやだ~ ・・・かどうかは知りませんが、ケチュアの人々は。

チチカカに映る幸せ

2007-01-31 18:41:29 | travel
チチカカ湖は高度約3800メートルという日本には「存在しない」高さにあります。
そこではスペインに征服される以前からの先住民の子孫が多く暮らしています。

単に空気が薄いからだけじゃなく、なんとなく浮遊感を感じてしまう場所でした。


この子達もチチカカ湖に住んでいます。 。。。文字通り湖に、です。

トトラという草で浮島を作って、家も文字通り何もかもトトラで作って暮らしているんです。

東京は板橋区の14階建てアパートで生まれ育って港区で働いてた僕とは、すべてが違う彼女たち。

浮島(ウロス島)では税金もかからず、基本的に自給自足(小魚の養殖までしてる!)、さらには国の援助もある暮らし。
そして少しはにかんだみんなの笑顔。


豊かさとか幸せとか家族とか、国や自分の成長とか、再定義を迫られた感じです。