a plastic clover -或いはノーマルな諸現象

my letters -ordinary but bright- from berkeley.

my first semester -"initiative"

2005-12-23 18:17:24 | on campus
高校サッカー部の監督はおっかなかったんですが、確実に僕の人生に影響を与えてくれた人の1人です。
で、その先生がよく言ってたのが

「迷ったらやれ」
(注:関西弁なので「ま」と「や」にアクセント)。

僕の座右の銘の一つなんですが、haasに来てまだまだこの精神甘いなあと。
ひとつ前の日記にも書いてますが、planning & funding (+ teaming)なんですよ。
「何かやりたいなあ」
ではダメで、きっちり具体的なplanに落とす。または「これ、僕やります!」ととにかく手を挙げる。
その後のことは手を挙げてから考えても遅くないのではないかと最近感じます。
さらに、手を挙げてばっかりではダメで、優先順位付けと優先度の高いものに対する準備も重要ですね。

なんかアッタリマエのことを書いてしまいましたが、なんとなく実感としてハラに染みたんです、この1学期で。

たとえば
・lucasartsとのproject: たまたま手を挙げたら、その場にいた人のみでmemberが決まった
・IBD:夏休みに3週間海外に行ってconsultingするというprojectに申し込んだけど、落ちた。もうちょいどういうapplicationだったら受かりやすいか調査すべきだった
・MOT-UNIDO: IBDと似ているが、開発途上国での技術調査project。「IBDもあるし~。。 ゴニョゴニョ」としているうちに締め切り。IBDに落ちたんだったら申し込めばよかった
・apple会社訪問: 実は選抜&抽選で限られた人しか行けなかった。担当の人にむちゃくちゃプッシュしたりclubのお金払ってなかったのに「あとで払いますから!」といって応募したら、補欠で引っかかった
・GSVCを始めた先輩と、来学期から共同でお仕事を開始予定。それも、「一緒に何かできたらいいですね」なんて話したら「いいからbusiness(というかproject) plan書いて」といわれた
・・・などなどなど。

先生、海の向こうで頑張ってますよ~!?

my first semester -"funding"

2005-12-23 18:00:28 | on campus
この数ヶ月で印象に残った言葉として、"funding"があります。
"business plan"と並んでこんなにも頻繁に聞く類の言葉なのか~ と感心。

とにかく、何かコトを起こそうとすること(planning)が重要で、それができたら次はカネが必要(funding)だと。
当然だけど、その積極性には影響されました。

haasは学生主体の色が非常に強いんですが、今関わってるGSVCも学生が勝手に始めたんですね。で、「始めちゃったので協力してください」と学校に駆け寄り、fund raisingしてくれる先を探し回って今に至るわけです。継続的に運営していくためにもカネは必要なので、クラブで「効果的なfund raisingの仕方」講座なんてのを行ったり、かと思ったらすぐ「さあ、みんなでcold callしましょ~」

・・・っていきなり「カネ出して」電話させるのかあ!?

そんなの当たり前です。

以前も書きましたがこのあたりはVCがウヨウヨしていたりVC以外でもカネの出所があったりで、本当にfunding合戦な感じです。

数週間前もworkshopとして、本当のstart up company(去年haas卒業の人が始めた電気代効率化技術の会社。wireless技術を使って人が使用してるところだけ点灯させる)がVCistの前でプレゼンし、NPVがどーとか説明した後で「XXX$希望」と締めくくるのを観ました。その後僕ら学生とVCistおよびその会社のCEOさんとで討議したんですが、そういうworkshopが気軽に開かれる雰囲気、bay areaですねやっぱり。

postscript: the presentation

2005-12-20 11:17:42 | digital media
ちなみに終盤のproject management(資料まとめも含む)は、気づいたら僕がやってました。
はっきりいってそういうのって弊社って圧倒的ですね、やっぱり。
team memberたち、next stepsをなあなあにしたりギリギリまで何も作らなかったりロジが甘かったりするのよね。議論中その場でそれなりのこと言えるのはすごいと思ったけど。

う~んでもちょっと仕事みたいだった。。。

skywalker: the presentation

2005-12-20 11:08:54 | digital media
たびたび触れていたlucas関連、ついに先週final presentationを我らがteam6人で行いました。
「片手間」にやっていた内容なので正直qualityには自信がありませんでしたが、担当directorには感謝されました。

・・・ってそりゃタダだもん!

内容は"the future of online game"!! 楽しそうでしょ?
online gameおよびその周辺、こっちでは既に産業として確立されてる感があるし、なんといっても韓国・中国が熱い!
日本はまだ未成熟だと思われがちですが、実は最近ちゃっかり市場が拡大してるらしいです。
こちらも参照

online gameにはざっくり言って主にMMOG(多人数が同時にonlineで参加するRPGやstrategy系のgame)とcasual(単純なboard gameからかなり凝ったaction gameまで)とあって、最近はMMOG、特にMMORPGが簡略化の方向へ、casualがだんだんと「メシのタネ」になってきているようです。

そのうちまた書こうと思いますが、その発展の仕方が国によって様々なのは興味深かったです。

・・・で、肝心のプレゼン内容? それは言えない約束(たとえ大したことなくても)なのです、jediの騎士は約束守るのです。

lucasartsも立派な企業で、consultant出身の人とか普通の会社にあるconsumer insight, product managerみたいな人たちがせっせと働いてるのには「なるほどなあ、businessだなあ」と思いました。

彼ら相手の1時間半のpresentation/ Q&Aはなかなか楽しかったです。 でも英語だったのでタジタジ。
"optimistically"が3回もうまく発音できなくて、しまいにゃ"sorry for my bad english, but.."とごまかす始末。

でもいい経験でした。夏に働かしてくれないかなあ。

sweet, sweet home 2

2005-12-19 05:51:23 | off campus
1学期、本当に終わりました。お疲れ様でした。5日間ほどのんびりできる時間があるので、ちゃんと更新しようかな、と。

ずっと前にどんな暮らしをしてるかちょっと触れたんですけど、その続きで住人の紹介 その1です。

家の1階には管理人さんが住んでて、kokoさんといいます。日本人の女性です。旦那さんはsteveといってうわさではalaskaまで働きに行ったりするとかしないとか。
kokoさんは10年ほど前にこっちに来られて、今では2児の母。ericとjessyというとってもかわいいチビッコです。

実はこの2人とも自閉症(autism)です。最初聞いたときは正直ビックリしたし何か特別な接し方をしなきゃいけないのかな、などちょっと戸惑いましたが、すぐにそんな心配は要らない、むしろ普通に遊んだりすべきなんだなあと実感。 こっちは障害者やminorityの人々と普通に・openに暮らす文化が浸透している感じがします。
ericとはかなり仲良しで、「高い高い」とか1回やると際限なくおねだりしてきたり、僕のdigital cameraに気付いて夢中になって写真撮ったり。
面白いのは、なぜか庭でトイレ済ませる(おもちゃの便器がある)んですよね、eric。。。
最近「hi daddy」としゃべるようになったのでsteveが奇跡に出会ったように異常に喜んでたのが印象的でした。

さて住人は8組ほどいるんですが、けっこう仲が良いのがliang/luyenの2人。10畳一間くらいの部屋でイチャイチャ同棲してます。
liang(男の方ね)はUCBの宇宙科学のgrad studentで、きっととっても頭いいんだろーなーと感じさせます。いっつも超ひも理論(string theory)とか勉強してます。興味本位で質問したんですが専門用語が多くて意味わかりませんでした。

luyenは最近学校を卒業していまはしっかりお仕事してます。
・・・つまりliangはluyenのまさしく「ひも」!自分で超ひも理論を体現してます。

彼らとはたまに一緒にメシ食ったりしてます。そんなささやかな交流があるのも、今のようなshared kitchen/bathの家に住んでるからですね。