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ベアーズQB

2005-12-09 17:26:36 | NFL
故障明けのレックス・グロースマンが第2QBに昇格しました。
彼、今シーズン前は先発が確約されており、私も飛躍に期待していたのですが、プレシーズンマッチで故障し、その時点ではシーズンアウトとされていました。
これでベアーズの今シーズンは終わり、ヘッドコーチもさすがに危ういのかなと思っていましたが、守備とランで何とかチームをやりくりし、ここ8試合は全勝。当初の予想を超えてNFC2位につけているというのはここのアメフト記事を見ている人にはお分かりのことでしょう。
グロースマン、確かドラフトされた前の年のアメリカンフットボール・マガジンでは来年の1巡1位指名候補とされていました。あまり機動力がないけれど、パス能力に秀でているとそういう感じでしたかね。
一年経ってみると2巡目指名。ま、そんなものでしょう。

グロースマンの経緯はどうでもいいですね。
さて、何度も繰り返しているように現在のベアーズQBオートンははっきり言ってトホホな奴です。まあ、あまり責めるのも酷ではあります。何といっても、彼は一年目のQBなのですから。レイティング60.2はルーキーということを考えると決して悲惨な数字ではありません。
1巡1位のアレックス・スミスは28.1。
去年の1巡1位イーライ・マニングは55.4
デビッド・カーの1年目は62.8なので、これはオートンより上。
比較してみると、悪くないことが分かります。もちろん、ロスリスバーガーのように高い数字を残したのもいますけれど。

それでも、現時点のオートンがNFL32チーム中、1,2を争うダメなQBであるのは間違いありません。
この点、グロースマンも過去の実績はさほどではないものの、何といっても2年間のキャリアがあるわけで、単純にパサーとしての力だけ見ると、明らかにオートンより上でしょう。
ただ、実際オートンが8連勝しているのも事実であり、あるいは彼は守ってあげたくなるQBなのかもしれません(嫌なQBだなぁ)。したがって、どちらがいいのかというのは正直非常にセンシティヴな問題だと思います。

ま、どっち道守備で勝ってんだし。
QBの能力が上がっても、受けるレシーバーもダメダメなのしかいないし。

今シーズンは多分オートンで行くんでしょうね。


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