刑事裁判が三審制なのは、三度審理の経緯などを踏まえることで人権保障と真実の発見を果たそうというようなことにあるようですけれど、そもそものルールを無視しようとなるとこういう結果になってしまうのは仕方ないでしょうかね。
オウム・松本被告、死刑が確定…特別抗告を棄却(読売新聞)
結局、心神喪失を装っていた(本当にそうだった可能性が絶無ではないにしても判決はそう認定しなかった以上装っていたということで)まま、控訴趣意書がないということで棄却、特別抗告却下で決定と被告人側からしてみると自滅のような形になってしまったわけで、結果的にはほとんど肉声も聞けぬままに終了してしまったわけですね。
このあたりは第三者的に見ると真実とかを語ってほしく、自分の世界に逃げ込むのはずるいということになるわけですが、当事者的立場になると裁判はどうしても勝ち負けということになるのでしょうし、勝ち負けと見るならば唯一勝ちが見込めるのは訴訟能力の喪失を主張するしかなかったという部分はあるんでしょうかね…。
決定書は既に被告人に届いているようですけれど、その時にはどういう態度をしたのでしょうか。また「ちくしょう。どうしてなんだ」とか言っていたりするんですかね。
ま、もっとも、確定したといっても、執行段階でもまた心神喪失状態であれば死刑の停止などがなされうるわけですから、停止しろとかそういう問題がまた生じてくる可能性もあるのかもしれません。
確定して全て解決というものでもないんでしょうね。
というかまあ、死刑が執行されても解決するわけではないですけれどね(解決だと言えば遺族の大半は怒るでしょう)。区切りをつけるというだけで。
日暮れて、道尚も遠し…というところですかね。
オウム・松本被告、死刑が確定…特別抗告を棄却(読売新聞)
結局、心神喪失を装っていた(本当にそうだった可能性が絶無ではないにしても判決はそう認定しなかった以上装っていたということで)まま、控訴趣意書がないということで棄却、特別抗告却下で決定と被告人側からしてみると自滅のような形になってしまったわけで、結果的にはほとんど肉声も聞けぬままに終了してしまったわけですね。
このあたりは第三者的に見ると真実とかを語ってほしく、自分の世界に逃げ込むのはずるいということになるわけですが、当事者的立場になると裁判はどうしても勝ち負けということになるのでしょうし、勝ち負けと見るならば唯一勝ちが見込めるのは訴訟能力の喪失を主張するしかなかったという部分はあるんでしょうかね…。
決定書は既に被告人に届いているようですけれど、その時にはどういう態度をしたのでしょうか。また「ちくしょう。どうしてなんだ」とか言っていたりするんですかね。
ま、もっとも、確定したといっても、執行段階でもまた心神喪失状態であれば死刑の停止などがなされうるわけですから、停止しろとかそういう問題がまた生じてくる可能性もあるのかもしれません。
確定して全て解決というものでもないんでしょうね。
というかまあ、死刑が執行されても解決するわけではないですけれどね(解決だと言えば遺族の大半は怒るでしょう)。区切りをつけるというだけで。
日暮れて、道尚も遠し…というところですかね。
ね。
事件が事件だけに、死刑が執行されたからと
言ってすっきりしない事件ですよね。
心神喪失状態が本当なのかわかりませんけど、
まだまだそれで長引きそうですね(;・ิω・ิ)
元々不摂生な人間のようですし、案外執行までに病死するなんてこともありえるかもしれませんしね。そうなるとそうなったでまたすっきりしない幕引きのような気がします。