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Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

出場32ヶ国決定!

2005-11-17 18:42:43 | サッカー
プレーオフから出場の5カ国が決まり、2006年ワールドカップに参加する32ヶ国が決まりました。オーストラリアは遂にプレーオフを勝ち抜いて本選出場を決めましたね。決めた国々の選手の皆さん、国民の皆さん、まずはおめでとう!
早速、独断と偏見を加味して顔ぶれを再確認してみましょう。
[ヨーロッパ]
ドイツ:開催国で前回準優勝国。の割にそれに相応しいリスペクトは受けていない模様。大黒柱のバラックはこの大会後の移籍が濃厚。彼のやる気がチームを栄冠に導くか?
オランダ:ファンバステンのもと大幅に若返り。一方でコクーら経験豊富な選手も健在でバランス良し。予選ではオランダっぽくない現実路線のサッカーだったが、果たして本大会では?
ウクライナ:シェフチェンコがようやく国際舞台に。彼以外にもティモシチェフなど好選手が出てきました。高速カウンターでダークホース候補?
ポルトガル:前回優勝監督スコラーリが率いる。守備陣は世界屈指で、攻撃にもデコ、パウレタ、ロナウドなど好選手多し。フィーゴは有終の美を飾れるか。個人的には打倒ブラジルの最右翼と予想。
フランス:前半もたつくも結局無敗で1位通過。衰えの見え始めたベテランと伸び悩む若手の融合をどう図るか。個人的には02、04の失望再びという予想だが…
イタリア:デルピエロ、トッティらスターも気づけば30にさしかかった。00年ユーロの準優勝以降、むしろ落ちている印象があるが、最後に一花咲かせられるか。それとも、「結局、ロビーには到底かなわなかった」となるのか。
イングランド:CB、OHには世界屈指の名手が多数。が、タイプが似通ったランパード、ジェラードをどう使うかが鍵になりそう。個人的には雰囲気が02年のブラジルに似ており、あるいはと予想しているが…
セルビア・モンテネグロ:東欧のブラジルは組織力も身につけた。堅守に加えて、ケジュマン、スタンコビッチらスターも揃っている。打倒ブラジル第二候補。04年のギリシアになりうる存在。
クロアチア:堅守に加えてプルソ、クラスニッチら良FWも抱えている。クラニツァールの出来いかんでは98年3位の再来もありえそうだが。
ポーランド:大物はいない。GKデュデクが以前のような輝きを取り戻し、クルジノベクの左足が輝ければ、と留保つきなのが辛い。隣国からやってくるであろうサポーターの存在は心強い。
スウェーデン:全員守備の意識が浸透し、攻撃陣にも核が存在する。ズラタンが余計なことをしなければ、94年3位の再来は十分に期待できる。
チェコ:ネドヴェドが本大会に出てくるか流動的だが、いずれにせよ04年からの上積みはさほど期待できず。優勝までは届かないだろうし、失意の帰国もありうるかも。バロシュの再爆発に期待。
スイス:若手が着実に育ち、ついに大舞台へ。トルコとのアウェイ戦で精神的にもたくましくなったのでは。大会中にブレイクする選手もいそうで、その場合には躍進もありえそう。
スペイン:予選でモタモタ、POで快勝は04ユーロと同パターン。ということは今回も予選敗退、という風になるかもしれない。POで爆発したルイス・ガルシアの勝負強さに期待したい。
[南米]
ブラジル:押しも押されぬ優勝候補。らしくもなく守備陣にもいい選手が揃っている。まさかがありうるとすれば、主力の疲労とカフーの衰えくらいだろうか。ロナウドはあと3点で歴代得点数単独1位に。
アルゼンチン:世間の評価は優勝候補の対抗馬。実際、誰がでてくるか予想もつかないほど同水準のタレントが揃っているが、逆に最後までチームが決まらないという可能性も。私は後者に加味。
パラグアイ:チラベルがいなくなっても守備重視。攻撃の核はサンタクルスと思っていたら、長期欠場。ベテランカルドーソが頼りか?
エクアドル:高地キトのホームを頼りに勝ち星を積み重ねた。低地ドイツでどこまでやれるかは未知数で、おそらく予選で姿を消すのではないか。
[アフリカ]
コートジボアール:ドログバ、トゥーレ、ディンダン、カルーなどドイツ大会に出るアフリカ諸国の中ではもっともタレント豊富。が、逆に自惚れで自滅するような気がする。
チュニジア:前回大会で日本に負けた時の選手も多数残り、そこにブラジルからの帰化組が彩りを加えている。組み分け如何によってはそこそこやるかも。
アンゴラ:昨日日本に負けたばかり。あの試合のアンゴラが本物ではないだろう。アフリカでもっとも弱いと看做されているので、逆に奮起するのではと期待。
トーゴ:アデバヨールを絶対的存在に攻撃的に勝ち抜いてきたが、そのアデバヨールがモナコで冷遇されているらしく、これがどう響くか。
ガーナ:エッシェン、アッピアーと中盤センターは厚い。アモアは川の果てと相性がよく(見た試合で活躍してくれる)、個人的には期待している。
[北中米]
アメリカ:他競技が盛んでイマイチ地味ながらここ数回連続出場。ビーズリー、ドノヴァンらいい選手も多く、組織力も高い。他競技ほどエゴイストもいないのも好材料。高いFIFAランクは偽りではない。
メキシコ:国内リーグから出てこないので、有名どころは少ないが、早いパス回しから攻撃的サッカーを繰り広げる。コンフェデでドイツ経験済みなのも強み。
コスタリカ:ワンチョペしか分からないので、何とも言えない。
トリニダードトバゴ:一試合も見たことないので評価しようがない。
[オセアニア]
オーストラリア:多数の選手を欧州に出し、実力は確実につけてきている。兼業監督のヒディンクはどこまで力を発揮できるのか。
[アジア]
日本:いい選手は多い、多いのだが、一方で怖さを併せ持つ選手が少ないのも確か。中盤の役割分担確立ができればそこそこは期待。ドイツでプレーする高原にも期待したい。
イラン:カリミ、マハダビキアなどアジア一級のタレントを擁する。多分アジアから出た国の中では一番いい成績を残すと思う。
サウジアラビア:最近やや不調も最終予選で立て直してきた。ただ、本大会でやれるかというと疑問。
韓国:朴智星、李栄灼など英国で活躍する選手も多数揃える。一方で監督は何故かコエリョ、ボンフレールと経てアドフォカート…、乱心しちゃった?

やっぱり32ヶ国もあると大変でした…

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5 コメント

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こんばんは、お邪魔します (jesper)
2005-11-18 02:49:57
>やっぱり32ヶ国もあると大変でした…



お疲れ様です。



ご存知の通りデンマークが出ませんので(涙)、やはり私は北欧代表のスウェーデン+プレミアシップ(アーセナル除く( ̄ー ̄;)の選手がいる国を応援したいかなと思っております。



ルイス・ガルシアは来ますよ!(多分)

なんかそんな予感が。

昨季~今季と輝きを増してる気がしますし。



>トリニダードトバゴ:一試合も見たことないので評価しようがない。



トリニダードトバゴって、ヨークが出てるんですよね。

しかし、後は知らんなあ…( ̄ー ̄;。
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>jesper様 (川の果て)
2005-11-18 09:41:05
プレミアシップとなるともちろんイングランドですね。

イングランドは試合数が適度に制限されているオーウェンが2002年のロナウドのような再爆発をするのではないかと期待しています。

あとは中盤から前をどうするかですね。ランパードとジェラードはどちらも凄い選手ですが、タイプが似通ってますので二人併用は難しいかもしれません。縦に並べるとどちらかの良さが消えますし、横に並べても同様。ジェラード左は結果を残せてませんし、リヴァプールで成功している右に置くとなるとベッカム、SWPの処遇が問題になる…。5-4-1を採用したくなるのも分かりますが、オーウェン、ルーニーは1トップに適性がないわけで、この二人を外してクラウチ…というのも無謀でしょうし。

このあたりの解決策さえ見つければ、雰囲気が2002年のブラジルに似ていて躍進するのではないかと思っています。
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Unknown (川の果て)
2005-11-18 09:46:02
長くなったので分割。

スペインは何となく淡白に試合して淡白に去っていく印象がありますので、ガルシアのような意外性のある選手は必要なんじゃないかと思います。



トリニダード・トバゴ、選手一覧を見るとイングランドでプレーしている選手も大勢いるみたいですね。川口選手のライバルだったヒスロップや横浜FCでプレーしているスパンと馴染みのある選手はいるにはいます。ただ代表としての試合はさすがに見ようという気が…

試合を見てないので断定はできませんが、バーレーン相手に接戦を演じているようでは本選では苦しいんじゃないかなと思います。
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Unknown (beckham306)
2005-11-18 23:14:00
コメントありがとうございます。

トルコには、軽くても一定期間ホームでの国際試合禁止くらいは制裁を加えるべきだと思います。

バーレーンvsトリニダードドバコでプレイオフやるくらいなら、

デンマークvsアイルランドの敗者復活戦とかあったほうがまだ

いいんじゃないかと・・・



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>beckham306様 (川の果て)
2005-11-19 06:48:45
ユーロの予選は第三国で、というのが無難でしょうかね。参加資格剥奪は選手が何かしたわけではない以上行き過ぎでしょうし。



地区の振り分けは何とも微妙だと思います。北中米やアジアなどの国々は本大会出場によって初めてサッカーが盛んになるなどの部分もありますから、普及という観点からは多めに分ける必要があるのかもしれません。
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