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京都便り

京都のこと、和菓子のこと、着物のこと。
四季折々のことを書きつづることができればと。

月を愛でる

2014-09-10 15:00:18 | つれづれ

十五夜というのに中秋の名月というとじつは9月8日あたりの月を言う。
これは旧暦で言うところの8月15日で、西暦では9月8日になるというのもなかなかおもしろい。

月を見上げているとつい撮りたくなって、そのくせ手持ちのコンデジで撮ったもんだからあんまりきれいに撮れず。

でもあんまりきれいで、それを伝えたくて、しばらく道の真ん中で一人撮影大会。
私道じゃなかったらまんま不審者だな、と思いつつ。

何も贈れませんが、どうか空を見上げてください。
今日もまだきれいな月が見えるはず。

同志社女子のラクロス部をよろしく!

2014-04-05 22:13:23 | つれづれ

店の前で同志社女子のラクロス部の子たちが新島襄先生の墓参りに行く新入生を勧誘していた。
なんでも1500人ものぼってくるんだとか。
すごく盛り上がって楽しそうだったので写真撮らせてもらった。
若いっていうだけでノリがいいのはおもしろい。

きっと楽しいんだろうな、同志社女子ラクロス部(笑)
僕はオサーンで関係者でもなんでもないけど、草葉の陰から応援してます(^^

桜はまだ、なのに猫来る

2014-03-26 15:47:52 | つれづれ

桜はまだ咲いていない。
今週末には咲き始め、来週末から再来週末が見ごろとなるだろう。

そして今日は雨。
おけらにならずにすんでよかったとお客さんを送り出した後、店の奥に腰を下ろす。
ふと視線をあげると、そこに猫がいた。

長いこと店をやってるけど、猫のお客さんははじめて。

沈みゆく船からはねずみすらいなくなるということなので、猫が来たってことは吉兆に違いないと勘違い。



あっという間に飛び出して行ったけど、雨の中、迷い込んできたっていうのがほんとのところだろう。
足跡だけが残ってた。

寒さの向こう

2014-03-06 02:31:27 | つれづれ
きっと人は誰しも自分は間違っていないと信じてる。
少なくとも信じたいし、信じようとしている。

傍目には間違いがたくさんあっても本人はそれが正しいと信じている。

たとえば僕がそうだ。

でも逆にAとBというまったく逆の意見が存在して、それぞれに迎合するか、反対するかしたら、それはそれで矛盾がうまれる。
とどのつまり自分を信じる他ないのだ。

ある種の宗教みたいなもので、信者はただ一人、自分だけ。
でも自分を信じてくれるもう一人がいれば、それが夫婦であり、親友となる。


信じることは自分を助ける。
人を助けることにもなる。

だから宗教を信じている人はしあわせだし、それを否定する権利は誰にもない。

憲法でまで”信仰の自由”というのが保証されているので、それを作った人というのはまったくすごい人なんだなと頭が下がる。

そしてそれは自分を信じるという点においても同じ。


宗教論を言いたいわけではない。
人は何かを信じることで生きていける。
それが目に見えない神であったり、また自分であったりというだけ。

うちの小学一年生が昨日、

 「さいきんなんもいいことないわー」

と言うので、

 「今日ほめられたんちゃうの?
  おからホットケーキかておいしい言うてたやん。
  いいこといっぱいやで。」

と言ったら、

 「うん、そやな」

と子供らしく答えた。

親としてうれしかったし、ずっとそうやって良いこといっぱいだと信じてくれたらと願ってやまなかった。


間違いを探すのではなく、良いことを信じる。
明日は良いことがあると信じる。

折れそうになる。
今日だってそうだ。

神に祈る。
なにかにすがる。

格好良くない。
でもいいじゃないか。

気が楽になる。
明日が見えてくる。

歩き出す。

寒い日には窓を拭いて

2014-01-14 12:13:17 | つれづれ

あんまり寒いので店を開けてから30分近く窓拭きしてた。
それだけでほこほこと暖かい。

年末にも一度きれいに拭き上げたけど、あれからもうしばらく経ち、できれば毎日窓拭きしたいくらい。
ただ年末年始は意外とやらないといけないことが多く、そこまで手が回らず。

ようやく今日になって窓拭きを実行。
一年の汚れを一気に落としたような気になるのが窓拭きの醍醐味か。

しかしお正月も終わり、三連休も過ぎてしまって、当然のように季節は冬、人通りも冬。
観光客も冬眠してるんじゃないかってくらいに誰も通っていない。

それでも窓拭きして、床まで拭き上げ、ちょっとホッとした。
新年だからこそもっときれいにしていかないと。

あらためまして今年もよろしくお願いいたします。

落ち葉楽しむ冬の道

2013-12-12 13:06:31 | つれづれ

そっぽ向かれても猫。

なんか観光客がいなくなって、猫たちにエサが行き渡らなくなったせいか、いつもの場所に行くとどこからともなく猫が集まってくる。
それも一匹、二匹ではなく、風が落ち葉を巻き上げるように猫がざわざわーっと集まってきて、ぐるぐるとまわりを取り囲まれる。

 「なんも持ってへんにゃ、ごめんな」

そう言うとまたざわざわーっと去って行く。

猫たちにとってはエサをくれる人は良い人で、エサをくれない人は枯れ木と同じ。
どうでもいいよって顔される。
当然、猫なで声なんていうのもない。


ただ寒さに耐える猫。

警戒はしているものの、動くとおなかへるから動かない。
誰か良い人がきてくれないかな、と待ち続ける。


紅葉はもう終わってしまった。
冷たい風が冬が来たことを知らせる。

哲学の道はいつもと同じ静けさを取り戻し、猫たちが枯れ葉のベッドに身を沈め、ただ人を待ち続ける。

 「もう春まで人はこないよ」

そう言っても猫たちはこの場所を動こうとはしない。

身を寄せ合い、冬の寒さが過ぎるのを待っている。

そんな猫たちが面白い。

突然の雨

2013-12-11 12:39:09 | つれづれ

突然の雨に傘を用意したけど、今日はまったく売れず。
先日はぽんぽんっと五本も連続して売れただけに、ちょっと肩すかし。

でもせっかく京都観光にきて、雨に降られてってお客さんが一番かわいそう。
かといって傘を配って歩くわけにもいかず。


今日はいつもと違うレンズで撮ってみた。
いつもと違う風景がそこにあるような気がする。

雨の金曜日

2013-10-25 13:17:48 | つれづれ
雨である。
そして今日は店番である。

誰も歩いていない。

時折、観光客が歩いていても足早に通り過ぎるばかりで、うちの店で何か買おうって人はいない。
あれだけ超巨大台風が来ると吹聴してたので、そりゃすごいんだろうと誰も外に出ない。

しかし現実はそこまですごい雨風でもなく、秋の長雨が今日も続いているような感じ。

雨が降るといつも「雨の日には車をみがいて」という五木寛之のエッセイ集を思い出す。
いや、あれは小説だったのか。


近頃の若者は車に興味がないらしい。
僕もじつのところ若い頃から四輪にはあまり興味はなく、単車のほうがずっと好きだった。
もっともこれはちょっと事情が違う。

さらに細菌は経済的な理由から125cc未満のバイクばかりに目が行くというのはいい歳したオサーンにしては悲しい現実ではあるけど、それはそれで楽しいものだ。

そんな四輪や単車の小説があってもいいような気がするんだけど、そういうのはまったくといっていいほどない。
僕らの世代はスーパーカー世代と言ってよく、バブル期の最後と免許取得が同時期だったので、とにかくばかっ速い車がいっぱいあった。
速いだけでなく、おしゃれな車もいっぱいあって、とにかくおもしろかった。

そういう世代が楽しかったよと言うのは今の時代にあわないのかもしれない。
でもあの感覚は今の若者にもあっていいと思うし、我々の親の世代が生み出した「深夜特急」のような小説が出てこないかな、とずっと待ち続けている。

待ってるだけじゃなくて自分で書けばいい。
誰か読んでくれるなら、それも楽しそうだけど、僕みたいに一度も新車を買わないまま、ただ中古を自分のイメージに近づけていくなんていうのがウケるかどうか。

それでもこうして書くことは、何かを残すということになっていくんじゃないだろうか。

台風一過

2013-10-16 15:05:48 | つれづれ
台風一過というと晴れるもんだけど、曇ってる。
それも時折晴れ間が見えてどっちつかずな天気。
さらにもう10月も半ばということで、今までの暑さが嘘のように突然に寒い。

寒暖の差が激しいせいか、風邪でうちの母親がまずダウン、さらに桜子さんも咳がコンコン出て風邪っ気。
僕も一昨日あたりから体調が良くなく、パソコンの画面をじーっと見てるとぐるぐる目が回って大変だった。
ただ僕自身は昨日早寝したこともあり、そこそこ回復。
飛んで跳ねてってことはないけど、昼に食べたコンビニ弁当がおいしいと感じるくらいで普通に元気。

今日は店に出てるけど、前を通るのは外人さんばかり。
それも”おこしやす”と書いた看板の前で写真撮るばかりで店の中にさえ入ってきてくれない。

まあ、僕が店に出る日は一番売れそうにない日なので今日も例に漏れず。

持ってきたPTAの仕事を片付けつつ、秋に思いをはせる。


先日ヒンジが崩壊したVAIO Xは結局パテ埋めが成功してなんとか事なきを得た。
ただしノートPCのヒンジというと一番の稼働部品なのは言うまでもなく、これもいつまでもつかわからない。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20131015_619192.html
NEC PC、約795gで13.3型WQHD対応IGZOを搭載した新「LaVie Z」

そこに飛び込んできたNECの新機種はかなり魅力的。
ちょっとお金持ってたら絶対買ってたな。
13.3型って大きい液晶がまたよし。

ただVAIO Pro 11が10万円切るのに対してクーポン使っても13万円近いLavie Zは僕にとっては割高なのは間違いなく、ソニータイマー覚悟でもVAIO Pro 11っていう選択もなくはない。

どのみち予算のない今、VAIO Xの復活を一番喜んでいるのは誰あろう僕自身である。