京都便り

京都のこと、和菓子のこと、着物のこと。
四季折々のことを書きつづることができればと。

落ち葉楽しむ冬の道

2013-12-12 13:06:31 | つれづれ

そっぽ向かれても猫。

なんか観光客がいなくなって、猫たちにエサが行き渡らなくなったせいか、いつもの場所に行くとどこからともなく猫が集まってくる。
それも一匹、二匹ではなく、風が落ち葉を巻き上げるように猫がざわざわーっと集まってきて、ぐるぐるとまわりを取り囲まれる。

 「なんも持ってへんにゃ、ごめんな」

そう言うとまたざわざわーっと去って行く。

猫たちにとってはエサをくれる人は良い人で、エサをくれない人は枯れ木と同じ。
どうでもいいよって顔される。
当然、猫なで声なんていうのもない。


ただ寒さに耐える猫。

警戒はしているものの、動くとおなかへるから動かない。
誰か良い人がきてくれないかな、と待ち続ける。


紅葉はもう終わってしまった。
冷たい風が冬が来たことを知らせる。

哲学の道はいつもと同じ静けさを取り戻し、猫たちが枯れ葉のベッドに身を沈め、ただ人を待ち続ける。

 「もう春まで人はこないよ」

そう言っても猫たちはこの場所を動こうとはしない。

身を寄せ合い、冬の寒さが過ぎるのを待っている。

そんな猫たちが面白い。

突然の雨

2013-12-11 12:39:09 | つれづれ

突然の雨に傘を用意したけど、今日はまったく売れず。
先日はぽんぽんっと五本も連続して売れただけに、ちょっと肩すかし。

でもせっかく京都観光にきて、雨に降られてってお客さんが一番かわいそう。
かといって傘を配って歩くわけにもいかず。


今日はいつもと違うレンズで撮ってみた。
いつもと違う風景がそこにあるような気がする。

永観堂

2013-12-03 13:04:21 | 京都観光

昨日、今日といいお天気で、きっと最高に歩きやすい。
こんな12月もめずらしい。

でも12月に入るとお客さんもぐっと少なくなって、逆に今からがゆっくりみたい人には見頃かもしれない。


永観堂のお庭もまさに今が紅葉の盛り。
ぜひお越しください!

猫はこたつで丸くなる師走

2013-12-01 11:42:10 | 京都観光

師走である。
我が輩は猫である。
今日もまた寒い。


GF5 with M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6という組み合わせはなんとも言えない雰囲気の仕上がり。
パナレンズほどの抜けの良さと発色の良さはないものの、これはこれで慣れてくるといい感じ。
光が入りすぎて白飛びする傾向が強いので偏光フィルターつけたほうがいいかもしれない。
ちょっと考えよう。