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京都便り

京都のこと、和菓子のこと、着物のこと。
四季折々のことを書きつづることができればと。

品揃え

2008-11-09 23:37:33 | キモノ
この秋の品揃えはバッチリ。
毎年春と秋にはいつも以上に品揃えを豊富にしてお客様を待つ。
京都の秋を楽しみ、店頭では美しいキモノを目で楽しむ。

秋の京都は特別。
春の桜よりもずっと長く楽しめる紅葉の季節。
緑から赤へと移りゆく山の姿が日々違った京都を演出してくれる。

春はあけぼの、秋は夕暮れなんて言うけれど、秋は京都。
京都の秋を歩けば、ただそれだけで古の都を堪能できる。
歌人が歌に詠んだ京都を、多くの文化人が通った哲学の道を、京都の秋は思い起こさせてくれる。

秋の準備

2007-10-31 12:08:05 | キモノ
 もうすっかり寒くなるのかと思えば突然暖かかったりして、着る服もいろいろ考えないといけないのが秋。だからこそおしゃれのしがいがあるのかもしれない。

 うちは秋と春が繁盛期なので、これにあわせて店頭も準備真っ最中。暦ではもうすっかり秋のはずなのに、まだなんだかそんな気がしない。そう思っているうちに秋が過ぎて、冬がきて。

 年賀状の準備をしないといけなくなる。

新作 手提げバッグ

2007-08-31 13:07:58 | キモノ
 朝早くからいつも頼んでいる小物屋さんが頼んであった手提げバッグを持ってきてくれた。鮫小紋など着物の生地を使ったシンプルで小さい手提げバッグ。

 着物地のバッグというのはよくあるけど、なかなかシンプルなものがない。そこで今回うちにあった生地を持ち込んでシンプルなバッグをオリジナルで作ってもらった。着物に関してはともかく、カバンについては僕自身も少しは自信もあり、今回のも結構よくできたと思う。

 値段のほうは4800円。安い生地ならもう1000円は安くできそうだけど、生地の値段があるのでどうしても逆に1000円高くなってしまうのは仕方がないところ。丑やのほうでも出してみようかな。それくらいいいデキだ。


 うちの父親がさわりかけで、ずっとそのまま更新し続けていたWeb展示会のページを整理した。URLもシンプルに http://www.kyoto2001.com/kyoshiki/tenji/ となり、以前の長ったらしい、なぜそうなっているのか本人がいない今はわからないURLだったのをすっきりできて、ちょっとホッとする。

 3年も経ってるんだから、もっと前にすっきりさせればよかったんだけど、なかなか時間がなくて、ここ数日かけて一気に更新。

 父親が思っていたカタチになったかどうかはわからないけど、写真もほとんど整理できているし、今後はさらに問い合わせしやすい、注文しやすい形にさらに更新していきたい。

梨乃景色

2006-06-14 17:55:41 | キモノ
 梨乃景色というとかたせ梨乃プロデュースで、東レのシルックを使ったキモノのブランド。結構派手なのが多いので好みが分かれるが、それでもキモノを好きなんだなとわかるセレクトというのはそうそうないわけで、アタリなんじゃないだろうか。かたせ梨乃自身が自分で着こなせるっていうのも見せるという意味で◎。よく出来てると思う。

 シルックというと正絹じゃないということで敬遠される方も多い。でも一概に正絹だけがいいのかと言えばそうでもなく、安売り店に並ぶ中国産正絹の製品を見るかぎり、明らかにシルックのほうがいい。

 梨乃景色はシルックとはいえ、他よりも高い。それがブランドたる由縁ではあるけど、実際さわってみると他よりも明らかに品質が良い。シルックなんて安いのは3,000円くらいからある。それからすれば梨乃景色は暴利じゃないかってくらいに高いけど、僕なら3,000円のを選ぶことはない。

 僕の頭の中にはまだまだキモノのイメージというのは少ない。あんなようなこんなようなとは思うけど、ピタっとコーディネイトというのはやっぱり難しい。好きだから、よくわかってるからできる。

 僕も日々勉強。ただ梨乃景色を見て、あ、これはいいな、と思えるようになっただけでも成長したと言うべきか。誰か褒めてくれるわけでもないので、自画自賛で自己満足。

桜の帯 その1

2006-04-11 12:18:22 | キモノ
 春に限ってというものではないが、さくらの帯を何本か出している。それがこの季節にはやっぱり何本か売れる。
 いたって普通の帯もあれば、夜桜を連想させるような帯もある。そしてこの帯が一番美しい。紫地にさくらが花が散らしてあって、そのコントラストがとても美しい。どんなキモノがあうかなと想像してみる。

桜あります

2006-03-08 04:30:06 | キモノ
 哲学の道はまだ桜は咲いていませんが、うちの店先には一足先に桜をご用意させていただきました。いえ、じつはご用意させていただいたわけではなく、お客様から桜をお送りいただきました。

 店内には桜の帯もあります。春はまだまだ先だと思っていましたが、じつはもううちの店には春が来てます。満開の桜はまだ少し先ですが、ほんの少し先に桜を探しにこられた方、ぜひカワシマキモノショップ京四季にお立寄りください

白襟・白足袋派

2006-01-29 22:06:29 | キモノ
 白襟・白足袋派のオフに参加させていただいた。
 と言っても僕の場合はおまけのようなもので、あくまで参加することに意義がある。一応これでもきもの屋ってことで羽織袴で行った。体が大きいこともあってたいそう偉そうに見えたかもしれない。でもやっぱりおまけには変わりない。
 白襟というのはなかなか難しい。なんといっても正装だし、普通に考えて男だと紋付きで出ないとダメと言われているに等しい。なんとかあったのでよかったけど、これでなかったら主催者の真美さんにどう言い訳しようかと思ってドキドキした。
 楽しい食事会のあと、遅くまでお茶して帰る頃にはすっかり日が暮れていて、とても寒かった。
 次は桜の季節らしい。また参加できるといいなぁ、おまけだけど。

秋本番

2005-11-22 23:27:08 | キモノ
 京都はまさに秋本番。
 ほんとはもっと前に更新したかったのに、この秋はなぜか店に行く機会もあまりなく、細々と忙しいこともあって、今頃になって秋の店頭に立つ。
 もっともそれも助っ人としてではなく、お客様をお待ちしている間だけ。
 と思っていたらお客様がお越しになったのがちょっと遅めだったので、その間ずっと店でレジ係を担当。たまには僕も役に立つ。
 父が生きていれば、毎日のように店頭に立っただろう。僕もそれにならわないといけない。二足のわらじならぬ、四足も六足も、たこの足のように八本だっていい。
 ちょっと人がひいた時には小物の写真を撮ってみたり。もうちょっとうまく撮れないものかな。デジタル一眼レフにしてから逆に写真がへたになった気がする。
 とにかくこの秋もがんばらねば。

ほたる絞り

2005-06-02 19:58:03 | キモノ
 矢代仁に行った。
 何点かを選んで帰ってきた。このほたる絞りはなかなかいい。何色かあってその中でもこの紺色が一番いいような気がする。
 今から仕立てて間に合うのかどうかわからないけど、来年には十分間に合う。市場価格35万円がぐっと安くできるということで、これもお願いしておいた。
 なんだかはっきりとしない天気、このまま梅雨に突入するんだろうか。