梅雨明け

　夜空に星が見える。何日ぶりだろう、ゆっくりと夜空を見上げるのは。

団扇

　祇園祭本番。だけど僕は事務所にいる。来年くらいは見に行けるかな。

　うちの店で団扇を売ってる。この団扇、ただの団扇に見えてそんじょそこらの団扇じゃない。結構いい値段する織物を使って仕上げたという逸品。これであおいだらそれこそ景気良さそう。誰かまとめて買ってくれないかなぁ。

宵山

　今年は結局街中に出る機会もなくて、コンチキチンの音も聞かず。ようやく今日になって宵山の中継を見て、祇園祭気分になる。いつものうだるような暑さじゃちっとも出る気にもならないけど、今日くらいの暑さならなんとか歩けそう。そう思うと出なかったことが残念ではあるけど、身動き取れないような人混みの中に鼻水垂らしてる桜子を連れていくわけにもいかず。

　来年もある、再来年もある。

　自分にそう言い聞かせて、テレビで祇園祭を満喫。ああ、具の少ない焼きそば食べたい。カルメラ食べたい。あてもんしたい。

あらしのあとで

　昨日の夜はえらく雨が降ってたけど、今朝はもう風だけ。ただのその風がえらく湿気をふくんでて、台風の風だってことを感じさせる。

　いつものことで一番困ったのはハウルの散歩。ただ昨日はさすがのハウルも散歩に出たくないようで、雨音聞いた途端に玄関から奥にひっこんでしまって、結局雨がやむまで待ってたら日付が変わってしまってた。

　夕方、ようやくハウルを連れて散歩に出ると、浴衣を着た女の子を何人も見た。思えば今日は宵宵山。雨があがってよかった。いつかうちの桜子も浴衣を着せて連れて行こう。そのうち一人で行くようになるんだろうけど。その時には桜子には桜柄の浴衣を用意しておこう。

純ちゃんの応援歌

　七夕の日に小泉純一郎来る！

　よっぽどすいてたら見てみたいな、と思ってたけど、ラクセーヌの外まで人の列があって、さらに橋を越えて人が並んでるのを見た時はこりゃあかんわとあきらめた。

　そんなわけで七夕。曇ってる。星は見えるのか。とりあえず短冊は用意した。

　「商売繁盛　満員御礼　皆勤賞」

　肝心の桜子はまた熱を出して皆勤賞はすでに遠く。