『パロマ元社長に有罪』について 2010年05月12日 07時35分42秒 | 経済 おはようございます。 鹿児島県で社会保険労務士事務所開業を目標している人事コンシェルジュの岩切勝造です。 ここ近年、重大な事故を引き起こした企業の経営者が、刑事責任を問われるケースが増え てきました。 JR西日本の事件に続いて、今回のパロマ事件についても安全の確保を怠ったとして経営 者が厳しく断罪されました。 自社製品や設備の危険性を放置したり、改善を怠ったりしたことが問題とされ、今回のパ ロマ事件については、直接的ではない修理業者による不正改造が事件原因とされたが、そ の点でも企業トップの責任を認めました。 より広く、経営者が安全の確保に重大な責任を負うことを示した事といえます。 「これは、うちがやったわけではない、下請けがやったんだ」 「それは、勝手に取引業者がやったんだ」 このようなことは、通用しない時代になりました。 経営者の安全配慮義務をもう一度考えましょう。