山本春日野フットサルクラブ 【春日野体協フットサル部】

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愛 称 : スプリング・サンバズ

「一流への道 まずトラップ磨け」を読んで(6/10(火)朝日新聞記事)

2008-06-11 08:56:53 | その他
ガンバ大阪育成普及部長の上野山信行さんが「飛躍を支える」というシリーズで育成について語っています。日本代表の(であった)宮本・稲本・大黒・安田らを輩出してきただけに耳を傾ける価値があると思うので紹介します。

曰く
「Jリーガーになりたい。世界的な選手になりたい。
 指導者の目的は,そんな子供たちの夢をかなえる手助けをすることだ。
 『言い訳をするな』。夢を実現するために言い聞かせてきたことだ。一流に育ってきた選手はみんな言い訳をしない子だった。そうやって自分を自分で磨いてきた。
 言い訳をする子は,うまくトラップができなかった時,『パスが悪い』と言う。『相手のせいにするな。悪いパスを止められたら,自分がうまくなる』『言い訳をする選手を,お客さんは見たいと思わないよ』と伝えてきた。」

続けて,曰く
「では,一番大事な基本技術は何か。すべてのポジションで共通して教えるのがそのトラップの技術だ。世界に通用する選手は,みんなボールを止めるのがうまい。小学3年ごろからその重要性を伝える。僕のポリシーでもある。」

さらに続けて,曰く
「…安田…稲本…大黒…。練習しなくてもできる天才ではない。相当な練習をやった。
 正確なキックを教えるのはその次になる。そして,それら基本ができれば,他の点については何も言わないことにしている。決定的な短所や悪い癖以外は直さない。長所が伸びて短所をカバーできれば,それがいい選手だから。

最後に,曰く
「サッカーは独創的なスポーツ。基本の構築さえしっかりできていれば,プラスαの自主的な練習には何も口出しはしない。そこから世界に通用する個性が生まれてくる。

論旨にはサッカーに限らずとても共感する部分が多いが,なかなか現実は難しいものです。少しでも実践できるよう努力したいと思います。

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