龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

将来の夢

2006年03月11日 | 相撲
今日は、私が事務局をやっている愛媛県スポーツクラブマネジャー協議会の勉強会を愛媛県生涯学習センターで行った。

この会は、文部科学省の提唱する「総合型地域スポーツクラブ」のマネジメント(経営)をするマネジャー養成講習会を受講したメンバーで組織している。3年前に東京に10日間の研修を受けに行った7人のメンバー(私を含む)が発起人となり立ち上げた。

今日は、香川県の丸亀市からELF丸亀(エルフ)というクラブのマネジャーに来ていただいての講演会&意見交換会を行った。

総合型地域スポーツクラブとは、地域において多種目(複数のスポーツ種目)のスポーツによってクラブ経営を行うというものである。

私は、将来の構想として春日館を総合型地域スポーツクラブにしたいと思っている。

なぜ、総合型かというと総合型にすれば、経営体となり得る可能性がある。つまり、職業とすることができる。人を雇用することが出来る。(経営が順調に行けばの話)

相撲単体では経営は成り立たないが、これに柔道、ブラジリアン柔術、総合格闘技、空手、太極拳、パワーヨーガ、ウェイトトレーニングといった教室を設定し、ターゲットとなる世代にあった種目の時間設定をして施設をフル稼働させれば、机上の想定では経営は可能である。(人口50万人の松山なら)

しかし、実際には日本で数千のクラブが立ち上がっているが経営体として成り立っている(黒字)のは数えるほどである。武道クラブというのはあまり例がない。サッカーやバレーといったメジャースポーツが多い。

1月には、東京に新日本プロレスの坂口征二氏が建設した柔道とレスリングの道場、プライドに出場している菊田早苗氏のグラバカ道場などの視察に行った。

お酒単体の小売店を開くよりコンビニにした方が訪れる客は多い。訪れる客が多ければお酒を目にする客、お酒を手に取って買ってかえる人も増える。理屈は同じで相撲をするために相撲道場を訪ねてくる子どもは少ないが、他の目的で来たとしても訪れる人が多ければ手にとっていただける可能性は高くなる。

春日館道場で教え子達を雇用して、日本の武士道精神と礼節、オールマイティの格闘技術をもった青少年を健全育成していくのが、私の夢である。

実現するか、どうかわからないが、夢に挑戦する過程(プロセス)が楽しいのではないかと思う。