龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

ふともも全快

2006年02月27日 | 柔道
ハムストリングスの肉離れから、ちょうど一ヶ月経ち、やっと痛みはなくなった。
肉離れは、「カラダの柔軟性、筋力を戻してからやれ!」という神様からの警告だったのだろう。十字靱帯断裂、アキレス腱断裂といった大ケガでなかったことが、不幸中の幸いである。

今日は、小学生低学年の息子と娘が見学したいというので柔道に一緒に連れて行く。あらかじめ柔道会の先生方と打ち合わせしておいたので、見てみるだけということだったが、「一緒にやってみたら?」と先生が誘って下さり、幼児クラスで一緒に柔道の稽古を行う。

春日館相撲道場では、自分の父親が先生ということもあり、環境に甘えているので、ひと味違った世界を体験させて、相撲とは違うことを勉強して欲しいと思う。色々なことに挑戦すると人脈と視野が広がり人間的に幅ができる。

今日は一応、体験入部。自ら志願してくれることを願う。

DVDが届いた!

2006年02月23日 | 相撲
今日は、柔道の稽古で寝技、立ち技を行う。
ストレッチの甲斐あってカラダが柔らかくなってきた。
肉離れで出来なくなっていた股割も開くようになってきた。
柔道会のヤマモトさん(体重85キロ・年齢39才同い年)に稽古をつけてもらう。
中井祐樹先生(ブラジリアン柔術版の山下泰裕氏(柔道)みたいな人)に教えていただいた技も試してみる。柔術セミナーの約束練習では出来たが、実際の動きの中では、相手も当然動くのでなかなか思うようには、出来ない。膝・肘を使って膝を割る。固める。といった意味は徐々にわかり始めてきている。(最初は全くわからなかった)

家に帰ると中井祐樹の柔術バイブル1と2のDVDがクエスト(格闘技ビデオ専門店)から宅急便で届いた。12000円也。一ヶ月のこづかいの半分以上が消えた。先月は「柔道・三船十段の神業」というDVDと「小室宏二の柔術」のDVDを購入。先々月は「伝説の国際プロレスDVD・BOX」、先先々月は「大相撲大全集・昭和の名力士・輪湖時代」と毎月のこづかいはDVDに消える。だんだん格闘技ビデオ専門店が開けるような数になってきた。将来、道場が建設できたら格闘技DVDや格闘技の秘蔵本のライブラリーを作ろうと思う。

左門メモとは?

2006年02月20日 | 春日館道場
左門メモとは?

前述の左門メモという例えが、あまりに古すぎてわからないかも知れないので解説すると、昭和40年代前半に大ヒットした野球を題材にしたスポ根アニメ「巨人の星」の主人公・星飛雄馬。そのライバルである研究魔の左門豊作が、長年心血注いで作成し、対戦するセ・リーグの投手たちの球筋や癖を克明に記した「データメモ」である。後に、星の友人・伴の願いにより、巨人の分を除くこのメモのコピーが飛雄馬に渡り、その現役復帰に大いに役立った。イメージがわかない人は、DVDが出ているので借りてみてください。

『私は、人間というのは、忘れる動物だから「気づいたこと」「習ったこと」「目標」「計画」などは、専用のノートを作って必ず書きなさい。』と相撲道場では言っている。思っていることを書くと考えが整理され、より目的意識が明確になる。しかし、話を聞いて実際に実行している子どもは、ほとんどいないと思う。

一時期、マサハルが道場で書いていたのを見たが、「続いているかな?」
指導者の話を素直に聞いて実行して、長続きする子どもは伸びると思う。

このブログも考えの整理という役割を果たすためのものでもある。





修斗チャンピオンと練習!

2006年02月20日 | 総合格闘技・修斗
今日(19日)は、第4回愛媛フリーファイト&BJJファイトが坊ちゃんスタジアムで開催された。総合格闘技・修斗とブラジリアン柔術の大会である。

殴る・蹴る・極めるの修斗、道着を着て関節を取り合う柔術、朝10時から4時間、空調が効いていない底冷えのする屋内競技場で寒さに震えながらイヤという程、試合を見続けた。今回はルールも全体の選手レベルも大会の雰囲気もよく分からないので大会出場は見合わせた。

私は今回、大会終了後に行う第3代修斗ウエルター級チャンピオンでブラジリアン柔術の日本の第一人者、中井祐樹選手(柔術界版の山下泰裕弘氏みたいな方)に指導していただけるということでセミナーに参加した。

数年前に何でもありの格闘技大会・第2回バーリトゥード・ジャパン(1995年)に準優勝した中井氏のビデオをみた。特に2回戦で極真カラテ出身の身長197センチあるジェラルド・ゴルドーとの試合は、身長で27センチ、体重で29キロ体格で上回るゴルド-のサミング(目つぶし)に苦しめられる。更に、いまでは考えられないことだがロープを掴むことが許されていたルールが採用されていたこともあり、足関節を狙って下になった中井氏の顔面を、ロープを掴んだゴルド-が踏み付け、拳を打ち下ろすという最悪の展開に。
中井氏の顔面は、お岩さんのように腫れあがるが、足に絡みつき足関節を極めて勝利を収めた姿に驚いたのを憶えている。(試合後、右目の動脈が圧迫され失明していることが判明する)

その伝説の漢・中井祐樹氏に直接指導していただけるということで私は今日の日を楽しみにしていた。大会参加者は疲れているのか、ほとんど残らず、セミナー参加者は10人ほど2時間で色々な技を教えて頂いた。人数が少なかったことも幸いして、手取り足取り指導をして頂き、直接お手合わせもして頂いた。ブラジリアン柔術経験2ヶ月のビギナーが、日本の第1人者と練習できるとはラッキーである。

最後は、一緒に写真もとり、バーリトゥード・ジャパンのことを話した。中井氏にたくさんの技術を教えて頂いたので忘れないように、家に帰ってノートに図解入りで書き記した。これからは「巨人の星」の左門豊作の左門メモのように柔道と柔術で習った技はすべてイラストで書き記していこうと思う。




中学相撲の強化合宿

2006年02月19日 | 相撲
2月18日(土)に野村町の乙亥会館で本県中学生の全国中学総体(来年度宇和島市で開催)に向けた強化合宿を行った。
春日館道場からは、マサハル、ジュンイチ、ミノル、ツヨシ、ヨシカズ(息子)を私の車で連れて行った。

県内からは20名の中学生が集まった。当日は高知県の野市中学校、清水中学校も練習試合に来る予定だったが、インフルエンザで学校閉鎖になり、部活動は停止状態とのことで参加しなかった。
しかし、県内選手同士で練習土俵2面を使って濃密な稽古が出来た。関係者は「来なかったので県内選手同士で良い稽古が出来た。結果オーライだよ。」との声もあった。私も陣頭指揮をとり、檄をとばしながら5~6人にぶつかり稽古で胸を出した。ハムストリングスの痛みはあまり感じない。相撲は足関節の捻りの動作がないので大丈夫。

午後からは、スポーツ医科学アドバイザーのカミイケ先生に来て頂き、稽古を見て気づいた点と障害の予防と対策ということでご講義いただいた。
フイジカル(体力)、スキル(技術)、メンタル(精神)の三大要素がスポーツ選手には不可欠ということ。特にフイジカルの面でサッカーのJ2昇格を果たした愛媛FCの選手のことも例に挙げながら的確な話をしていただけた。

相撲では体幹部のケガ(頸椎、腰椎)が最も多く、立ち合いの当たりで1トン近い衝撃がかかるので体幹部の剛体化(固める)が必要となるとのことで、頸椎から腰椎までの背骨はS字を描いているので、その形にあったアゴの引き方、首を鍛える方法、後背筋、肩胛骨の使い方、股関節のストレッチ、膝の向きとつま先の向きが違うとねじれが起こり膝を痛める原因になるという話。納得。私が常に言っていることを科学的に根拠を言ってくれたような内容だった。

「練習でストレッチは15分程度しかやらないと言う選手がよくいるが、一カ所15分ならわかるが、全体で最低でも30分は時間を割きなさい。自分のカラダのケアができない選手は一流選手になれない。」というまとめ。やはり、「ストレッチ」は大事なのだ。

これからは、ヨガの仙人みたいなカラダを目指そうと思う。