龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

正しいことを貫き通すのも心の強さ

2011年02月05日 | 春日館道場
連日、連日、報道される「大相撲の八百長問題」

大相撲(プロ)、アマチュア相撲にかかわらず、「相撲」に関わっているものは非常に残念な気持ちになっていると思います。

暴行死事件、薬物問題、野球賭博事件、八百長問題と次々と浮かび上がってくる醜聞は、相撲ファンと国民の信用を裏切り続けています。

「相撲」というジャンル、そのものの信用を失墜させてしまいました。down_slow

今日の春日館道場の稽古は、室温10度。
いつもより2度ほど暖かい気温でした。

子どもたちや保護者に「相撲」は見放されるのではないかと心配しますが、テレビ、マスコミの「大相撲の八百長問題」報道に関わらず、寒い中、いつもどおりにみんな稽古に通ってきました。ありがたいことです。

稽古後、子どもたちには、

「将来、相撲の勝負に限らず、人生のいろいろな場面で、二つのうちの一つを選択しなければならないときがある。

その時は、『損か得か』ではなく、『正しいか正しくないか』で判断しなさい。

今回の八百長問題では、幕下以下(養成員)だと給料0円、十両以上(関取)だと月給100万円以上になるので『勝ち負け』をお金で売り買いしたといわれていますが、正しくないことをして100万円の給料をもらうぐらいなら迷わず、正しいことをして給料0円、給料なしの方を選びなさい。」

と説明しました。

実際にそういう社会に入って、正しくないことが慣習となっている社会だとしたら、自分だけ毅然とした態度で悪い慣習を拒むのは、かなり勇気がいると思います。

いじめ問題も企業の偽装問題なども、すべて共通した人間の弱さを露呈しています。

子ども達には、そこで正義を貫き通せる人間になってほしいと願います。

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