今日はバチ作りでこんな夜中に書き込みとなってしまいました。
遠くから鼓組ファンさんの嬉しい書き込みに答えます。
鹿島灘太鼓(鹿島灘高和太鼓部も)で使用するバチは短バチと言いまして、
八寸バチ(長さ約240mm、手元の直径43mm、先径34mm)が基本です。
材質は練習用として、米ヒバ材を使用しています。(材料代が安価)
演奏用は檜や青森ヒバを使います。(材料代が
)
ちなみに私の使用しているのは、木曾檜で材料を現地まで行って購入した物です。
勿体なくって滅多に使いません
バチ一組を削り上げるには、大きなゴミ袋ちょうど一杯です。
端材やカンナ屑で焼き芋、とても美味しいですよ。
但し、沢山のカンナ屑が必要でした。
檜のカンナ屑は勿体ないので、ネットに入れて湯船に浮かべて香りを楽しむ様にしています。
気持ちが落ち着き、疲れもなくなります。
青森ヒバもとても良い香りがして、これも風呂に入れると最高です。
最近、友達の大工さんから風呂桶の材料でよく使われたサワラ材が手に入り、
このサワラ材のバチも生徒達が使ってます。
チョットメンソレータムの香りがするので花粉症の生徒に効果があるかも?
バチの重さや太さ、硬さ、長さ、バランス等で音が全然違ってくるので、
材料を揃えて作るのが大変です。
生徒達が自分の作ったバチで素晴らしい演奏をしてくれた時は、疲れが吹っ飛んでしまい、とても嬉しく思います。
何れにしても、喜びがあるから、感動があるから、続けられるんですね