かんちがい

、かも知れないけど、思いついたことを書いていく、ヤマサキタカシの日記です。

イギリス旅行~エディンバラ編2

2009年06月27日 | イギリス旅行
前の晩は山盛りフィッシュ&チップスという不摂生きわまりない夕食を食べました(笑)

さすがに少し残しました。


日付変わって4月15日(水)です。

イギリスは雨が多いというイメージがあったのですが、僕が滞在していた2週間の間は、ほとんど晴れた気持ちの良い天気でした。

が、しかし、この日は曇り。
しかも霧がかなり出ています。



エディンバラ観光ですが、市内にそれほど見たいところがなかったので、まずは電車に乗り、20分ほど行ったリンリスゴーという、昔の宮殿を見に行きました。

昔の戦争で壊されて、中身はもう見る影もありません。

湖のほとりに建っているのですが、1周するとちょうど1時間くらいで、散歩コースにはもってこいです。
でもやはり寒い(笑)




その後、エディンバラ市内に戻ります。

キャッスル・イン・ジ・エア(天空の城?)という別名を持つ、エディンバラ城に向かいます。

が、しかし。



見てくださいこの霧の濃さ!
前日のブログの写真とは大違いです。

入場料がだいぶ高いので、迷いましたが、せっかくなので入場することに決めました。

次の日は朝から移動なので、もう一度出なおすというわけにもいかなかったのです。

がしかし、というか、案の定というか、全くと言っていいほど、霧で景色が全然見えませんでした(苦笑)

もったいない!!!くやしい。


でもまぁこの方がスコットランドらしいかな、と勝手に思うことにして、その後は美術館に行ったりしながら街をブラブラ歩いていました。

でも実際、街は霧のおかげでさらにおしゃれな感じです。





とても美しい街なので、住んでいる人たちも、どこか気取った?
ところがあるような気がします。
服装もこれまでのスコットランドの街よりもカッコイイ人が多い。
まぁ気がするだけですが。

街を誇らしく思う気持ちがなんとなく感じられました。


夕飯はどうしてもピザが食べたい気分だったので、ホステルの目の前の小さい店に入りました。

細かい見分けがつかないのであまり確かなことは分かりませんが、おそらくインド系の人が経営する店だったのですが、テレビでず~っとインドのポップスが流れていました。

ほほう、イギリスなのにこういう番組もあるのか、とびっくりしました。

また、インドの音階がうまくポップスに取り入れられていて、面白いなぁと思いました。

ただピザはあまりおいしくありませんでした(苦笑)


とうとうスコットランドとはお別れして、明日はヨークに出発です。

旅ももう終盤を迎えます。



イギリス旅行~エディンバラ編1

2009年06月27日 | イギリス旅行
日付け変わって、4月14日(火)です。

今回の旅行では、懸念事項が2つありました。

まず一つは、ネットで予約した電車の切符の受け取り。

支払いは全てクレジットカードにしたのですが、ICチップ付のカードが主流のイギリスでは、チケットの受け取りは一般的に自動発券機で行う、とのことで、僕は普通のカードしか持っていなかったので、ちょっと不安でした。

しかし、窓口に行けば普通のクレジットカードでもすんなり発券してもらうことができて、一安心でした。


後もう一つ。

電車だけの移動だと面白くないし高いので、インヴァネスからエディンバラまではコーチという長距離バスに乗ってみることにしました。

がしかし。
インターネットで予約して、メールで送られてくるチケットを印刷して持っていく、Eチケット方式にして、妹宅でプリントアウトしていくつもりだったのですが、その肝心のメールが送られてきません。

予約時の画面に、予約番号等も表示されていなかったので、おそらくやり方が悪かったのだと思いますが、一応確認してみようと、ヘルプデスクにメールを送ったのですが、予約されているのか、いないのか、結局分かりませんでした。

また逆に、ホステルに泊まっているときにチケットをメールで送ってこられても、グーグルメールなので見ることはできますが、ホステルのコイン式のパソコンを使っていたので、印刷するのに困ってしまうなぁ、と不安に思っていました。

そしてさらに、もし予約されていなくても、空席があってバスに乗れればいいのですが、なかった場合、電車を使うことになるので、ちょっと出費が痛いなぁ、ということもありました。



出発の日の朝までにチケットは送られてこなかったので、まずは一つ不安要素が消えました。


次は、バスターミナルのカウンターに行って、予約されているかどうかの確認です。
英語が通じるか、聞き取れるか心配です。

Eチケットで予約したんだけど、メールが送られてこなくて、ネット予約に失敗したかもしれないから、予約されているか確認してほしい、と言うと、気さくに調べてくれました。

名前とクレジットカード番号の両方で調べてもらいましたが、やはり、予約はされていないようでした。

まずは第一関門突破。

次に、空席があるかどうか聞いてみたところ、大丈夫とのことで、無事エディンバラ行きのバスに乗り込むことができました!

これでこの旅行最大の不安点が消えました(笑)


バスでの旅は、ところどころ高速を降りて、普通の街中で停車して、乗客の乗降があるので、のんびり街中を見ながら旅行をしたい人にはいいかもしれません。

僕はわりとせっかちなので、電車の方が好きでした。
ただ、電車は高いんですけどね。


というわけで、エディンバラに到着です。

ホステルすぐ近くのカールトン・ヒルという丘からの眺めです。



エディンバラは「北のアテネ」という別名もあるほど、美しい町です。
写真がちょっと逆光でうまく撮れてなくてすみません。

でもめちゃめちゃ寒かったです。

明日はエディンバラ市内観光です。
が、思わぬ落とし穴が…


イギリス旅行~インヴァネス編3

2009年06月24日 | イギリス旅行
4月13日(月)の午後です。

市街地に戻った後は、マクドナルドで昼ごはんです。

アメリカでは日本のよりもかなりサイズが大きめだったので、イギリスでもそうかな、と普通のチーズバーガーを頼みましたが、あまり日本と変わらなくて、お腹のすいていた僕はがっかりでした。


この後どうすっぺな~と考えていましたが、ネス湖~ネス川という流れを見てきたので、どうせならネス湖の終焉を見てやろうと思い、海に行くことに決定。

ガイドブックをみると、フォート・ジョージという場所が、ちょうど良さそうです。

ガイドブックに載っていた番号のバスは、表示されている行き先がフォート・ジョージではなかったので、運転手さんに聞いてみたところ、そこまでは行かないが、終点から歩いてもそんなにかからないし景色もきれいだよ、と聞いて、バスに乗り込みました。

終点に着くと、降りるのは僕だけで、運転手さんは丁寧にフォート・ジョージまでの行きかたを教えてくれました。


確かに、行くまでの景色はきれいでした。





一応上の写真も海なのですが、湾がいりくんでいるので、あまり海っぽくありません。
予定通り、先を目指します。


のどかな散歩を楽しんだ後は、フォート・ジョージに入ります。
昔からある砦なのですが、今も軍隊が宿舎等で使用しているとのことです。
ちと入場料が高いのですが、海を見るためだ、仕方がない。

というわけで、ぐるっと回ってみると、ようやく海が見えました。
さすがにもちろんスカンジナビア半島は見えませんが(笑)、やっぱりなんかマロン…じゃなかったロマンを感じます。

でもなぜか写真には撮っておらず。自分でも意味不明。

全体的には、パズーとシータが着いたばかりのラピュタ、みたいな、のどかな感じでした。




で、帰りです。

行きのバスの運転手さんによると、1時間おきに市街行きのバスがフォート・ジョージから出ているから、帰りはそれに乗ればいい、との話でした。

が、しかし。
いざ帰ろうと思って待っているものの、なかなかバスが現れない。

しかもめちゃめちゃ寒い。

バス停の表示などはなく、入り口の駐車場で適当に待っているだけなので、場所はここでいいのか?とか、何か聞き間違いをしたか?とか、さまざまな不安が胸をよぎる。

待つこと2時間後に、ようやくバスが来たのですが、そのまま走り去って行きそうになりました。

おいおい!と走って追いかけると、止まってくれて、ドアが開いたのですが、「ここは乗るところじゃねっぞ!」と怒られてしまいました(笑)

風が強くてちょうどそのとき目にごみが入ってしまったので、目をしょぼしょぼさせていたら、泣きそうだと思われたのか、ああもうしょうがねぇな、という感じで乗せてくれました(笑)


あとから考えてみるに、おそらく、フォート・ジョージは降車専用のバス停なのでしょう。

おそらく、僕が待っていた2時間のうちに来るべき2本のバスは、その一個手前のバス停で乗客がみんな降りてしまったので、終点はフォート・ジョージだったものの、そこで折り返してしまったのだと思われます。

僕が乗れた3本目のバスの運転手さんは、客はいなかったけど終点まで真面目に来てくれたので、僕としては助かった、という感じだと思います。

行きの運転手さんもウソはついていなかったのでしょうが、フォート・ジョージで降りる客がたまたま誰もいなかったとか、不運が重なってしまったのだと思われます。

それか僕のヒアリングがまずかったか(笑)



明日はスコットランドの首都エディンバラへ向かいます。



イギリス旅行~インヴァネス編2

2009年06月24日 | イギリス旅行
4月13日(月)です。

そもそも、なぜインヴァネスを観光リストに加えたかというと、ネス湖に行きたかったからです。
そう、あのネッシーで有名な。

有名な科学作家のアイザック・アシモフは、以前から、ネス湖は小さすぎるので恐竜は住めない、としていました。
そして結局、あの一番有名な写真を撮った人が、死ぬ前の遺言だったかなんかの折に、あれは特撮でした、と明かしたのでした。

しかし地元では、昔ながらの怪物伝説もあるので、ネッシーはいるんじゃないか?!というノリノリな感じで、博物館みたいなのがあったりします。

僕自身はネッシーに会うことをそれほど期待していたわけではありませんが、なんとなくネス湖には魅かれるものがあったのでした。


どうしてもネス湖の上を船で渡ってみたかったので、ツアーに参加することにしました。
ちと高いんですが、あまりケチっても旅は楽しめない。

いろんなコースがあり、全日インヴァネスを堪能するコースや、ネス湖をちょこっとクルーズするだけのコースとかありますが、僕は半日のコースを選びました。


市街地の中心部のホテル前からマイクロバスで船着場まで向かいます。



真ん中のサングラスの人がガイドさんです。
逆光でちょっと見づらいですが。

幽玄なネス湖を見ていると、いないだろうとは思っていても、やっぱり水面を期待して覗き込んでいる自分がいたりしました(笑)







船で30分ほどだったかな?クルーズした後、古城に到着しました。歴史とかは、英語なのであまりよく分かりませんでした。



ここで1時間ほどの自由時間の後、集合して市街地へ戻り、ツアーは終了です。

ものごっつきれいな景色でしたね~
一人旅っていうのがだいぶ寂しかったですが(苦笑)


イギリス旅行~グラスゴー編3~インヴァネス編1

2009年06月23日 | イギリス旅行
翌日は、4月12日日曜日です。


昨晩は、部屋の中に一人いびきのうるさい人がいて、熟睡できていなかったのですが、夜中に宿泊者の一人が「ねむれるか?」と小声で聞いてきました。

「○○をもらってくるから、君の分ももらってくる」と言っていて、何をもらってくるのか分からなかったのですが、戻ってきたときに手渡されたのが、耳栓でした。

おお、頭いい。

でもお金は要らなかったんだろうか。
その人は早朝に出発してしまったようなので聞けなかった。
まぁ、そんなに高いものではなさそうだからいいか。


昨日からの予定通り、午前中はクリスチャンの集会に出ます。

開始時間が10:30だったので、逆算して、待ち時間等で余裕を持って、朝9時ごろにホステルを出ました。

そこで、最寄の地下鉄の駅に向かったのですが…


なんと、動いてない(笑)

日曜の朝は10時過ぎから地下鉄は動き出すようです。
そんなの聞いてないぜ。
さすがはスコットランド。

待つにしても1時間くらいあるので、地下鉄から鉄道に乗り換える駅まで歩いてしまうことにしました。
鉄道の方がもう動いていれば、多少は早く着けるでしょう。

ですが、鉄道の方も日曜のため本数が少なくなっており、結構待ったので、結局は地下鉄を待ってもあまり変わらなかったかも。

結局少し遅れての到着となりました。

帰りの電車の時間が少しギリギリだったので、集会終了後はすぐに会場を後にしました。

ホントはもう少し誰かと話してみたかったのですが、どのみちスコットランド訛りはわからないので、結果は同じだったかもしれません(苦笑)



グラスゴーの中心部まで戻り、いざ、次の目的地インヴァネスへと出発です。

グラスゴー~インヴァネス間は、電車の前売りの安いチケットがあり、自動的に席まで予約されてしまっていたので、なかなか快適な旅でした。

寒々とした荒野や山々が広がる、美しい車窓でした。



インヴァネス駅からユースホステルに向かいますが、その途中にスーパーを見つけたので、今日の晩飯はここで買おうと目星をつけ、とりあえずはホステルにチェックインして、荷物を置きに行くことにしました。

今度のルームメイトは、刺青をした若いあんちゃん2人組みでした。

ちょっと怖いですが挨拶をすると、普通に返してくれ、「この辺のベッドは空いてるかな?」と聞いたら「多分今は俺らだけだと思うよ」と答えてくれたので、少し安心しました。


荷物の整理をしてから、街の散策がてら晩ごはんを買いに出かけます。

インヴァネス中心部はグラスゴーと比べて、観光客向けの街、という雰囲気で、なんとなく落ち着かない感じがして、街じたいはあまり好きではありませんでした。

でもネス川の川べりの景色はきれいです。




先ほどのスーパーに着き、入ろうとすると、入り口の自動扉が開きません。

あれ?と思い他の入り口も試してみたものの、やっぱり開きません。

なんでやねん、と思っていたところ、横にいたおばさんが、「今日はイースターサンデーだから早く閉まったのね!」と教えてくれました。

なんと!マジですか!

イギリスは文化環境?が似ていて、日本から行ってもあまり違和感はないのですが、思わぬところで足をすくわれることがありますね。


数日前に非常食として、小さいスナック菓子を買っていたのですが、最悪今晩はそれで済ますしかないか~と思いました。

でも一応開いてる店がないか、町をブラブラしてみたところ、インド人の経営するテイクアウトのカレーショップが営業していました。
さすが!!

僕は結構パクチー大好きで、カレーにコリアンダーが入っていたので、うれしかったです。
ボリュームも結構あって、美味しかったです。

ただ、胃腸が弱いのか、激辛のものを食べるとお腹壊してしまうんですが。


グラスゴーのホステルはラウンジとかあって、寝る前にいろいろ本読んだりするのに良かったのですが、インヴァネスのは玄関横に椅子が並んでたりするだけで、あまり落ちつかなかったので、またまた21時くらいに寝てしまうことにしました。

早いかな、とも思いましたが、刺青の2人組みも、同じくらいの就寝でした。
健康的でよろしいですな(笑)