50歳の育児日記

うつ状態になり休職、復職
子供の誕生、Uターン・・
50代を目前に授かった子供の育児を中心に日々の暮らしを綴ります

すべての社員が悪いのか?

2012年03月17日 | 哲学する?
最近、東電社員が眼鏡店で買い物中、社員証を見せたら「おまえ東電社員か!」と叩かれた、というニュースを聞いて悲しくなりました。きっとその社員も、自分の仕事を精一杯やっているハズなのに・・・


近所に、三菱系の自動車工場があります。
何年か前リコール隠しが発覚して大変な時、工場を見るたび、こんなことを考えていました。

「トヨタと三菱自動車の従業員、特に工場のラインで働いている人に、どれだけの差があるんだろう」



トップダウンで絶対服従、末端社員は替えの効く部品、が主流のようです。トップのやり方に異論を唱えれば自分のクビが危うくなるのに、失敗は全員の責任にさちゃいますよね。
トップの決めた方針やルールに従い、その中で一生懸命使命を果たし改善に努力する社員は、どの会社でもそれほど差はないと思うのです。


会社での出世は上司が決めるもの、偉くなって欲しい人がなるほうは希ですよね。経営者なら株主が決めることです。『こいつが偉くなるのは問題』、『この人は不適格』と評する上司を偉くさせないのは不可能に近いです。でも、不的確上司の指示でうまくいかなければ、社員全員で責を負うことになります
せめて上司が、会社全体のことを考えていれば救われるのですが、保身のため、トップ(または株主)のほうを見るばかりではやりきれません。


私の会社でも、不的確だな思う人がトップに立ったことがありました。なんとか辞めさせるためにどうしたら良いか考えたこともあります。意図的に社員全員でサボって、業績を悪化させれば・・・・なんて、建設的じゃないし、不健全この上ない妄想に取り付かれたこともありました・・・


トップには、トップの苦労や大変さがあるのは承知しているつもりです。決断の心細さも。部下がホントに無能なこともあるでしょう。辞めるだけが責任の取り方ではないですが、失敗したら潔く認めて改善する、自分が不的確なら辞める覚悟は常に持っていて欲しいですね。
最も不的確な上司は、自分が悪い、自分が不的確だと認識もできないんでしょうけど・・・

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