軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 6月28日(月) ♪現在、過去、未来 062

2010-06-28 20:12:55 | 日記

 お気づきになったと思いますが、昨夜から、画像(写真)を大きくしました。
 少しは見やすくなったでしょうか。

 また、一日の日記に複数の写真を入れられないか、現在勉強中です。
 時間を見て挑戦してみたいと思っています。

 先週末は、地域高校協会終了後、学校で若干の仕事を片付け、午後になってから、今年一般公募で学校評議員になっていただいた宗田光一さんの個展に教頭さんと出かけました。
 東御市で開催するというご案内のはがきをいただいていたのです。
 事前の連絡をしませんでしたので、残念ながらご本人には会えず仕舞いでしたが、コーヒーを飲みながら油絵と外の景色とを眺めるゆったりとした時間が、短時間とはいえ取れたのはよかったと思います。
 宗田さんからは、今日お礼のメールが来ました。

 今日まで1学期期末考査でした。
 どの学年の生徒にとっても大事な試験ですが、特に、3年生にとっては、2学期末の成績が出るまで、つまり12月までは、1学期の成績や出席状況などが、受験先や就職先へ送られる資料となるわけですから、その意味では一段と重要な意味を持つことになります。
 きっとそれぞれ頑張ってくれたことと思います。

 現1学年が来年度台湾へ修学旅行に行くことはお伝えしました。
 行き先を慎重に検討してきたため、若干他校より遅くなりましたが、業者を選ぶためのプレゼンテーションが、学年のPTA役員の皆さんにも出席していただいて、期末考査終了後の午後一番で行われました。

 軽井沢中学校の進路講話に呼ばれていましたので、その後すぐに車で出ました。
 本校がトップバッターで、その後が小諸商業高校、最後が佐久長聖高校という組み合わせでした。
 3学年主任の小須田先生から「ブログ拝見しています」と言われ、ちょっと驚きました。
 資料はA4判4ページ。
 あれこれ考え、ない知恵を絞って写真のような資料を作り、教頭さんに両面カラー印刷をしてもらって持参しました。
 軽井沢中学校の3年生は172名、そこに保護者の希望者と3学年の先生が参加していました。

 今日の話は、基本的には、本校のPRがメインですが、派遣申請には「進路を考え、進学しようとしている中学生・保護者に高等学校の立場から助言を」とも書かれていましたので、話の最後に一言加えました。
 「過去は『過ぎ去』ってしまったものだから今更変えられない。未来は『未だ来』ないもの、つまりこれから来るものなのでいくらでも変えることができる。変えられるけれども、「今」という瞬間の積み重ね以外に未来を変える方法はない。昨日より今日。今日より明日。毎日の少しずつの努力の積み重ねが自分の未来を変えることになる」と。
 そう、もうおわかりですね、そこから「プラスワン」の話を具体例を挙げてしました。
 「皆さん一人一人が、自分のできる最大の努力をし、希望の進路を実現することを願っています。そして、1人でも多く、来年の4月に軽高でお会いしましょう」と。

 結婚式のスピーチの時にも同じことを感じますが、初対面の人に話をするのは、聞き手の反応がわからないのが一番難しいところですよね。
 笑ってもらおうと思ってした話が、思ったほどウケない。
 聞き手がどの程度楽しんでいるのか分からない。
 授業だとお互いをよく知っているし、例えば、1時間とか2時間とか、ある程度長く話すのであれば、次第に話者の人となりが伝わるし、聴衆の表情や反応も少しはわかってくるので、まだいけるかもしれないと思うのですが、結婚式の3分とか講話20分とかでは、実感を持った「手ごたえ」を得るのがなかなか難しいなと、いつも思います。
 (決して「もっと長くしゃべらせろ」という意味ではありません。誤解のないよう。長くなればなったで別の技術が必要になりますからね)
 アンケートを取るのであればあとで見せてもらって参考にしたいですし、話をするのは好きなので、機会があればこれからもどんどん出かけていきたいと思っています。