軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 6月 9日(水) アクしぶ 048

2010-06-09 23:59:31 | 日記
 
 1時間目に、商業の教育実習生、土屋君の研究授業がありましたので、間に合うように校門の挨拶を切り上げました。
 3年生の簿記の授業でした。
 私を含めて10人ほどの先生が授業を見に来ていました。
 当然改善すべき点はあり、あるからこそまだまだ伸びる余地があるのですが、全体としては、明日から正規の教員として教壇に立ってもらって全く差し支えのないくらいの、とてもいい授業でした。

 今週のある朝、始業前の早い時刻に、たまたま事務室で話をしていたら、土屋君がドアを開け「今日もよろしくお願いします」と挨拶をして行きました。
 「いつもこうなんですか?」と聞くと「毎朝です」と事務室の答。
 きっと、そういう日々の心がけがこういう授業に繋がってるのでしょう。

 指導教員で、進路指導主事の勝見先生が、実習生2人と進学希望者との懇談会を設定してくれました。
 OBの話なので、生徒は、一層自分のことと合わせて現実的に考えやすいと思います。

 5月から、先生方と1時間に1人のペースで面談を継続中で、残りあと数名というところまできたのですが、今日は3時間目から連続で3人予定が入っていました。
 2時間目と6時間目は打ち合わせが入りました。

 午後4時から、委員を務める、軽井沢町図書館運営協議会の会議がありましたので、町役場で1つ用を足してから出席しました。
 今回の図書館運営協議会は、せんだいメディアテークや川口メディアセブン、武蔵野プレイスなど、全国の先進的な図書館にアイディアを提供している、マナビノネタ代表の森田さんを講師に迎えて、中軽井沢駅にできる新しい図書館のシステムについて「学習会」をすることが主な目的で、実にいい勉強になりました。
 森田さんの話の中で、特に印象に残ったのは、
 ・本だけでなく、本+αに人が集まる
 ・図書館にいくら本がたくさんあっても手に取られなければ「死に本」
 ・町の図書館を他の市町村の人も利用できるようにして裾野を広げれば頂も高くなる
といったことでした。

 協議会を終え、本校の体育文化クラブ後援会の柳澤会長さん宅を訪ねました。
 柳澤会長さんは町議会議員もされています。
 現在の本校の状況をお伝えしながら、お願いしたいことなどを話し、お子さんの話や世間話にも花が咲きました。
 
 学校に戻ると、軽井沢東部支部PTAの始まる時刻が近づいていたので、会場の同窓会館に向かいました。
 会議は懇親会も含めて、6時半から8時半くらいまで、約2時間でしたが、とてもフランクで楽しい会でした。
 現在「面談週間」なので担任は放課後から引き続きになりますし、保護者の皆さんも夕食時で忙しかったとは思いますが、出席した意味は十分あったのではないかと思っています。
 これからまだ他地区のPTAがあります。
 保護者の皆さん、「支部」PTAに、しぶしぶでなく、ぜひアクしぶ(アクティブ)にご参加ください。