軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 6月 8日(火) サインはV 047

2010-06-08 23:05:52 | 日記
 
 今日で校長ブログは47号です。
 4月1日、2日と生徒が登校しない日に2号、ゴールデンウィーク中に1号、5月29日の振替休日に1号、計4号を授業日以外の日に書いているので、その分を除くと、今日までで授業日は43日ということになります。
 一方、朝校門に立って挨拶をした日数を数えてみると、今朝で24日目。
 目標を、登校日の半分弱の100日としましたので、何とかここまでは達成可能なペースできているようです。
 「ハンブンジャク」という音からは「半分弱」の文字よりも「范文雀」さんの名前の方が先に思い浮かびます。
 数年前に亡くなってしまいましたが、「サインはV」というバレーボールの根性ドラマに、「ジュン・サンダース」という選手の役で、中山仁さんや岡田可愛さんと一緒に出演していた女優さんです。
 私の世代ではまず知らない人がいないというくらいみんなが観ていたドラマです。
 ご存じない方は、試しに50歳前後、あるいはもう少し上の人に聞いてみてください。

 校門の挨拶を終え、校長室に戻り、毎朝やっている教頭さん・事務長さんとの打ち合わせをチャッチャッとして、約束の時間に間に合うように急いで軽井沢町商工会の松葉会長さんを訪ねました。
 本校の学校評議員をしていただいているので、7月に行う第1回の学校評議員会の件と、本校生の就業体験のこと、さらには、今後一層地元の企業にお世話になって体験的な活動をさせていただきたい、というようなこと等々いくつか話をさせていただきました。
 どれに対してもご理解いただき、積極的なご協力をいただけるという話をいただきました。
 大変、ありがたいことです。

 一旦戻ってすぐに、松本歯科大学で行われる校長会の理事会と将来像研究委員会に出席するため、学校を出ました。
 和田峠を越え、御柱祭で有名な木落とし坂のトンネルを抜け、岡谷インターのすぐそばを通って、クネクネとした塩尻峠の坂を登リ詰めると、頂上が岡谷市と塩尻市の境です。
 看板の表示は1012m。これだけ延々と登って信濃追分の標高と大差ないんだなあと思いながら、下りていくと塩尻市内、しばらく行くと松本歯科大学に着きました。
 松本歯科大学の近くを通るのは初めてで、当然、校舎の中に入ったのも初めてでしたが、グランドは国際試合ができそうな芝でしたし、建物はホテルのようでした。
 午後までもっていた天気が、帰る頃にはポツポツし出しました。

 世間話で、あそこの医者は腕がいいとか、丁寧に説明をしてくれるとか、そんな話をよく耳にします。
 他人事のような気がして何気なく聞いていますが、きっと教師という職業も同じで、あの先生はいい、とか、教え方がうまい、とかしょちゅう話題になり、様々に評価をされているに違いありません。
 学校も同様です。

 今日から支部PTAが始まりました。
 夕食時の貴重な時間を使うのですから、子どもを育てること・学校を創ることの当事者同士、保護者と学校の職員が、ともに腹を割って話をし、相互理解を深めるいい機会になればいいなと思っています。