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全国的な寒波とかで、昨日の夜中から雪がしんしんと降り、朝までに結構積もりました。
さすがに夜までには上がったものの、雪は一日中降り続きました。
写真は、3月4日(金)卒業式の日に離山を写した所から、ほぼ同じアングルで今日撮影したものです。
2枚の写真を比べていただければわかりますが、自然はわずか1日でその姿を一変させてしまいます。
そうは言っても、軽井沢では3月の雪は珍しいことではありません。
過去30年のデータを見ると、平均で1か月間毎日1cmの降雪を記録し、下旬には2cmという日が数日あります。
もっとも今日は数cmどころではありませんでしたが。
卒業式の日には、最初は天気がよくて暖かい日を願いました。
朝起きて寒いとわかると、せめて晴れてくれと願い、晴れたことに感謝しました。
今日のような大雪の天気を目の当たりにすると、当日が、たとえ晴れなくても雪でなくてよかったと思います。
「晴れた日には晴れを愛し、雨の日には雨を愛す」と言ったのは、作家の吉川英治氏ですが、なかなかそんな境地にはなれません。
特に学校行事のような時には。
「好況よし、不況またよし」とは松下幸之助氏の言葉です。
前向きな発想で困難な状況を乗り越えた人たちだからこそ、こう言えるのでしょう。
前述の吉川英治氏の「晴れた日には晴れを愛し、雨の日には雨を愛す」には続きがあります。
それは、「楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」。
ここまでくると、まさに高杉晋作。
深いですね。
朝、雪の中、車を走らせると、様々な人に出会います。
坂の途中で日陰になるのに、自宅前の雪をかかない家があって、いつも雪が残ってすべるので車の運転はとても危険です。
見通しの悪いカーブに車を止めてたばこを買っている人がいて、渋滞するは危ないは。
工事中ですれ違えない道で対向車に出くわし、相当な距離をバックして道を譲っても、当たり前のように通り過ぎて行く車があります。
突然反対車線の向こうから天気の日と同じような勢いで車が割り込んで来て、急ブレーキを踏みました。
朝1回の通勤だけでこれだけのことが起きるのですから、雪の日に事故が多いのは必然です。
その一方で、立っている歩行者の前で車を止めたり、横から来る車に道を譲ったりする人もいます。
きっと、ほんのちょっとずつでいいのだと思います。
ちょっとずつみんなが気を遣えば世の中はずっと過ごしやすくなるのになあと思った朝でした。
今日は、1・2年生の特編授業。
テストを返し、正解を示し、補充が必要な生徒に指示をします。
明日もう一日特編が続きます。
今日、3月の初日までさかのぼって、3月一杯ブログにコメントができるように設定しました。
1年間書き続けた校長ブログもあと数回、いよいよカウントダウンです。
1年間の「ご愛顧」に感謝しつつ、いろいろなご意見をお寄せいただければありがたいと思います。