軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 6月 7日(月) 寅さんの妹もさくら 046

2010-06-07 23:36:49 | 日記

 土曜日は、久々に公務がなかったので、御代田町のゴルフ場に女子プロゴルフのツアーを見に行きました。
 プロのゴルフを見に行くのは2回目です。
 自分でチケットを買って、とまではなかなかいかないのですが、前回(軽井沢72)も今回も知人にチケットをもらい、せっかくだからと出かけたのです。
 前日の結果から、この日は、ゴルフにあまり興味のない方でもおそらくご存知の、諸見里しのぶ選手と横峯さくら選手が前後の組でプレーをすることがわかっていましたので、そこだけはぜひ見たいと思っていました。
 ゴルフ場に着くと、2組とも終了間際という表示。
 慌てて最終ホールへ急ぎました。
 9番ホールに着くと、ちょうど諸見里選手が最後のパッティングをするところでした。
 数百人のギャラリーが周囲を取り囲んでいました。
 パットを終え、グリーンから引き上げていく時に、声援を送るギャラリーに丁寧に応える諸見里選手に好感を覚えました。
 グリーンが空いて、横峯選手の組の登場です。
 セカンドショットを終えてグリーンの方へ移動してくるのですが、さすが一番人気、この組に数百人のギャラリーが一緒について来ていました。
 3人の選手がグリーンに乗った時には、周囲はあふれんばかりのギャラリーに埋め尽くされていました。
 諸見里選手もあまり大きくはありませんでしたが、横峯選手は、テレビで見る以上に小柄でした。
 プロ野球が好きで、東京にいた時には時々試合を見に行っていましたが、実物の選手が予想以上に大きくて驚いた記憶があります。
 それに比べると女子プロの選手はとても小柄で、そんな選手が大の男よりもボールを遠くに飛ばすのです。
 ゴルフ場で実際に見たのはこれだけです。
 シャトルバスが混んでいて、これ以上見てからだと、いつ帰れるかわからないと思い、目当ての選手を一目見られたことで満足して乗車の長い列に並びました。

 行きのシャトルバス乗り場まで車で向かう途中で、なんか懐かしい景色が見え始めたなあと思ったら、偶然中学校時代の同級生の家の横を通りがかったので、訪ねてみることにしました。
 今は廃校になった御代田町立伍賀小学校の向いにある酒屋の荻原君です。
 中学校時代に何度かお邪魔したことがあります。
 お店を訪ねると「あれーっ!?今ちょうど噂をしていたところなんですよ」と妹さん。
 新聞などで、私が地元に戻ってきたことを知り、話をしていたのだそうです。
 妹さんが荻原君とお母さんを呼び、昔話に花が咲きました。
 荻原君とはたぶん30年以上会っていないと思いますが、話をするとどんどん昔に戻れるもので、懐かしくも楽しいひと時でした。
 横峯選手を間近で見られたことも嬉しかったですが、偶然にも久しく会っていない同級生とそのご家族に会えたことの方が何倍も嬉しいハプニングでした。

 今日はPTAの片山会長を、経営されている「かしわ荘」に訪ねました。
 10日の県高校PTA連合会総会の打ち合わせやその他にもいくつか相談することがあったからです。
 「千ヶ滝のこの辺は、かつては軽石の山でした」という話を聞くにつけ、今日の軽井沢があるのも、かつて開墾や植樹に精を出した先人のおかげなのだとあらためて思ったのでした。