犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

こんちゃん検査でいい数値を出す

2016年10月11日 | おせわがかり日誌

ここ数か月は「あついぞさいたま!」でしたが、やっぱり秋は来るんですね
三連休中に2日目の朝までクーラー入れていた(犬所望)ってのに、次の日から急に涼しくなりまして
今年はもう二度とクーラー入れないな、ていうかもう、準備してあるからこたつ出しちゃおうかな?ていうような涼しさ
こんちゃんが寒い寒いいうので早くも寝床を(彼のだけ)秋冬仕様にしました



<冷気入り込むベランダ扉>
エアパッキンで目張り

<こんちゃんのおうち>
二重に布かけ

<敷布とん笑点>
最下層 バスタオル3枚
下層 座布団2枚
中層 厚手の膝掛け2枚重ねカバー入
上層 涼マット
最上層 オーガニックコットンバスタオル



台風だのなんだの、その時にもよりますが、おかげさまでおおむね元気なこんちゃんです
旅も効いているのかもしれないですが、3か月近く続けたサプリのおかげもあると思います



ちなみについ先日、2か月ぶりの検査でした
結果・・・とってもいい数値をはじき出して拍手喝采!
いよっ、えらいぞ、こんちゃん!


 BUN  27.5 ※正常値
 CRE  1.8 ※ちょっとオーバーだけどこんちゃんとしてはかなりいいのだ
 GPT  44 ※正常値
 ALP  100 ※正常値



以前急性膵炎で入院したとき、今にして思えばあれは一時的だったのかもしれないが、正常な犬のクレアチニン数値が 0.5~1.5 mg/dlのところ、こんちゃんは13mg/dlという、めちゃくちゃな数値を記録したことがある
このときはもう、熱い鉄棒をぐいぐいと突っ込まれたような、なんともいえない鈍い痛みが、体中を貫いたものだった
こんちゃんが深刻な状態であった数日間、その痛みは続いた



その子が今、もうずいぶんと年老いてしまったし、治療が始まってからずっとタンパク質などを制限しているわけで、筋力が衰えたり、老化がはやくなったり、そういった副作用的なことはあるけれども、それらを犠牲としても、腎臓の数値を正常値に近いところまで下げて、そのおかげで元気に暮らしていけるというのは、私にとって、とても大きな意味があるのだった
だからその日は、うれしくて、うれしくて
これが喜びでなければなんだっていうのか、というくらい、幸せで、この上なく喜びに満ち溢れた一日だった




年をとると、大事なもの、本当に必要なものは、少しずつ減っていく
願いも徐々に角がとれ、ボディが削げして、ほとんど本音だけになる
「家族が元気で、にこにこ暮らしていけますように」もうそれだけである



数値が良かったこともあって、今度の検査もまた2か月後でよくなった
今まで通りに病院が処方してくれた薬(心臓/エースワーカー2・腎臓/クレメジン)と肝臓サプリ(リバフィット)と、ほかに与えているコエンザイムQ10(還元型)とDHAサプリを併用しながら、状態を維持していきたい

 ちょいワルこんちゃん
 こんちゃん急性膵炎まとめ




QOL(クオリティオブライフ)という考え方があるけれど、そこまで立派な考えではなく、痛みや不具合から來るつらさを日常化しないで済むように、調子がよくご機嫌な毎日をキープしてもらいたい、ただそれだけなのだ(できる範囲で)
こんちゃんの体に急性膵炎を引き起こしてしまったことで、わたしは、ものを言えない生き物が、必死で痛みに耐え、苦しむ姿は、もう二度と見たくない、と思った



環境が変わる(通院入院)ことを好まない、内弁慶なわがやのおふたり
おふたりが、元気で、のんきに生きて、のんきに大往生できるよう、そっとサポートするのが、わたしのつとめ



好きでしていること