犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

急性膵炎治療の本(info vets 178号)が来たのだ

2016年03月05日 | 健康・フード・病気・治療・腎不全


infovets178



偶然かこんちゃんのほとんどの病気特集じゃった
知りたいことみんなつまってるかんじ
お医者さま向きだから難しそうだけど分かる部分もある
次号は免疫特集でアトピーとアレルギー皮膚炎について
北里大学の先生が解説してます 時々チェックして買おう
(179号は2016.1.15発行済)



論文的な部分は読み飛ばすとして、
獣医さんたちの急性膵炎治療法討論にはついていけそうだ
こんちゃんの膵炎治療の時に先生が言ってたこと(というか治療の意図)
が大体わかったし、次に備えるべきことがらも見えてきた



足引きずりのリハビリはすぐにも役立ちそう
ヨウツベと連携していて動画も確認できる こりゃいいや




ヨネさんツノさん友森さんのインタビュー
いや、答えてるのは人間の友森さんだけだけども
タイトルは『都心型シェルターの目指すもの~ランコントレ・ミグノンから学ぶ』



ミグノンのクリニックの西山ゆう子先生も寄稿されていて
タイトルは『シェルター・メディシンは身近な獣医療である』




岡山のペットショップが生体販売をやめて
アフターケアと消耗品販売で頑張ってるってツイッターで話題になってる
ミグノンプランの岡山版みたいな感じではあるけど
生体販売のお店が名乗りを上げたのは初めてじゃないか
こちらはもとがペットショップだからクリニックは併設してないようなんだけど、
こういうのを読んで、獣医さんもいろいろ取り組めることはありそうだよね
今いちばん動物(ペット)が多いらしくて、このあとどんどん減っていく傾向にあるらしい
こういう保護施設とアフターケアサービスを兼ねたお店とタッグを組んでいく、
ていうのもありなんじゃないかな~と、何にもわかってないので、身勝手に想像するのだ
利用するほうは利用しやすいからね~ そこへ行けば何でもあるってことだから



現在の町の獣医さんの未来形なのかどうか、
歯科医の生き残り競争が大変と聴いている
頻繁な設備投資とある程度のスタッフが必要な割に、
顧客を確保しづらくなっていて、経営が大変らしい
10年前から…診療報酬を不正請求 上尾の歯科医、登録取り消し
会社のある上尾市内の歯医者さんが、
保険料を不正に請求していたとかで、登録取り消しになった
5年は再登録できないということだから、経営は成り立たないだろう
やってしまった理由というのが、
「医院の人件費が上がり、組織を維持するためにやった。10年ぐらい前からやっていたかもしれない」
っていうことなんだけれど、これって小動物対象の獣医さんにも当てはまりそうじゃないですか




しかし動物病院が減ると困るのは私たちも同じ
腕のいい病院が残るかたちになるんだろうけれど、
通うのが大変というか、遠くなったりすることはあるだろう
都道府県ごとに2つか3つ名前の知れた病院が残り、
あとは市内に1つあるかどうか、とか、車でないと通えなくなってくる
それこそ動物なんだから、今すぐ見てもらわないといけない、
というようなことがあるわけで、そういったとき、
遠くの病院にかけつけて、間に合うかどうか・・・困るよねえ




しかしその一方では、TPPの関係で、
食糧輸入(輸出もか)が盛んになったと仮定して、
大型動物(畜産系ですね)の獣医さんたちの需要は、
今後増える傾向にあるらしく、大学も増えたって話
将来は動物病院ではなく、会社員として、
大企業に就職することになるらしいのだ




就職先が確保されているなら、学生さんも増えるだろうし、
畜産系の獣医さんは絶えることはないかもしれないけれど、
小動物対象の獣医師が『食えない商売』になってしまうと、
そのなり手も少なくなっていくのはそら当然のことだろう
それはそれとして、なんだか『動物のお医者さん』読み返したくなってきたぞ

ちなみに登場人物のうち、自分勝手な漆原教授、清原君、ハムテルのおばあさんが好きです





ちなみにこんちゃんが通っているフジタ動物病院は20年前から
いろんなことに取り組んでいて保護動物の里親募集もしているし、


全員そうなのかはわからないけどドナーとして活躍している子たちもいる
(ドナーを引退した子たちは大事にしてもらってると聞いた)