犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

忍法、かくれみ。

2012年08月30日 | おせわがかり日誌


日の沈むのは早くなってきたが、朝はまだまだ暑いから、早朝、日陰の散歩である。





恐いもの(ころころスーツケースを持った人)が通ると、このように、しげみなどに身を隠す(つもり)のオレコさん。

そうして、恐いもの(ころころスーツケースをもった人)がどっかへ行くまで、息を潜めてじーっとしている。

ちなみにこのような茂みなどがないと、パニックまつりになる。



かえるかえるかえるー、といって、ぐいぐいリードをひっぱって、まえのめりで進む。

一度だけ、すべての方向から、

恐いもの(スーツケースの人、中学生の群れ、台車の人、ボールを蹴りながら歩く子供)が迫ってきたことがあるが、

そのときは、困ってしまって、その場で、くるくるくるくる回ってしまった。

しょうがないから抱きあげて、来た道を戻ったものだった。

心臓は早鐘を打つようになっていて、激しい運動をしたのと同じ状態になる。



健康な子ならいいんだろうけど、心臓病なので、安静にしなければならないから、仕方ないけど、帰る。



なのでお散歩はなるべくなら、人がいない時間帯を選んでいる。

ゆうべなどは、どこかから聞こえてきた爆竹の音で、まさに漫画のように、


 (ぴょーん!) 


と飛び上がって、出てきたばかりなのに、すぐ帰ってしまった。

まったく損な性分だなあ。気の毒だ。