くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

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負け犬の遠吠え

2005-09-19 15:57:37 | book
酒井順子著

ご承知のように社会現象となって一世を風靡しました。
今頃、読むなんて全く遅れています。
定義によれば負け犬ではない私がこの本を読むなど傲慢にすぎて
びくびくしていたともいえるのですが。

しかし私の心配はすべて杞憂。
いやはや全編これパロディー、自虐ネタ?
最初から最後まで笑って笑って。
負けるが勝ちってうまいこといいますよね。
作者の本音は辛い心情の吐露だったはずです。
いや実際そうなのですが。
自らを小出しにしているのが見え隠れし
歩み寄るべき視点も何も自分から一線を引いてしまい
内側に抱えている屈託があるにせよ私からみれば
それなりの自信という裏づけを手にしていると。

今更誰も勝ち負けに拘らない風潮となり、
小さな世界でそこそこ形成されているヒエラルキーさえも
霞んで見える昨今であります。

作者自身も孤独と幸せの相関関係はないと明言しているように
いずれは誰もが孤独に老いていくもの。
その時に目に見える形で作られているものを数多く持っていてもつまらない。
夢中になれるものをひとつ、傾倒したらおそらく世界が変わります。

結婚ですらはずみでした人が多いはず。
世の中そんなものと実は達観しておられるのだと私は理解しています。
流れにまかせて明日は驚きの発表があるやもと
何もいわず受け止めましょう。
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話題になっていたので読んでみようと思いつつ読んでなかった。発行が2003年10月だというからもう2年半にもなるのかと感慨深い。忘れかけていたのだけど図書館で見つけたので負け犬の遠吠えをようやく読んだ。 電車の中で広げるのは気恥ずかしかったけど、なかなか面白い。イ