五十嵐貴久著
夏バテのせいなのかどうにも調子が悪いです。
もともと血の巡りが悪い頭に、
何を読んでもすんなり入ってこないから始末が悪い。
そんなわけでライトノベル選びました。
ただただ面白い。単純に面白い。
そのうちスピードが増し私の心が喜んでいるのがわかる。
導入部に非常に魅かれます。
英語17点、国語34点、日本史22点・・。
探偵を営む宮本のもとにこの子を芸大に入れてくれと依頼が来る。 . . . 本文を読む
ついにラストまで突入してしまいました。
最後の3話はカウントダウンに入ってしまい
その日に向かうそれぞれの心の軌跡を追うというもので
二人の愛の前にはただ圧倒されるだけで言葉もなく
胸打つばかりでなすすべもなくと言ったところでしょうか。
今、私も放心状態でなんと言っていいかわかりません。
号泣してしまい目は腫れて開けているのも痛いくらいです。
その1・仕事をしている方は最低でも中一日はあけるよう . . . 本文を読む
涙がぽたぽた。大粒でございます。途切れませぬ。
13話まで来ました。タオルのご用意を!
ジソプ氏いい味出してるし、ストーリーは泣かせてくれます。
重い重い重いテーマ。
しかし変だ!心臓移植にせよ臓器提供者は指名できないはずだ。
それからこのドラマのミサという意味がようやくでてきました。
「神様・・・」と呼びかけるジソプのつぶやきが。
ここから来てるのかな?えっ違う?教えて・・・
ジソプ氏にはまる . . . 本文を読む
小川洋子著です。
「博士の愛した数式」に深く感動して
小川作品にもう一度つかってみたいと思いました。
この本は「博士・・」の3年ぐらい前に出版されています。
剥製収集家だった叔父が死んだところから物語は始まります。
叔母はロシア人でいつでもどんなものにもAという刺繍をしています。
この叔母と私とボーイフレンドのニコ、
そして剥製マニアのオハラの4人が登場人物です。
オハラが剥製を買いたいと申し入 . . . 本文を読む
吉本ばなな著
かなり古い作品です。
若いころ、この透明な世界にのめりこんだ覚えがあります。
バリアーをはることでやっと人波に入れる自分や、
人間関係を構築できない弱さを露呈してしまい
情けなくも本に逃げたくなっています。
しかし昔、優しく迎えてくれたこの本は決して優しく読み通すことが
できなくなっていました。
弥生は幼いころに封印された記憶を19歳の時に蘇らせて
叔母と間に秘密があることを知 . . . 本文を読む
酒井順子著
ご承知のように社会現象となって一世を風靡しました。
今頃、読むなんて全く遅れています。
定義によれば負け犬ではない私がこの本を読むなど傲慢にすぎて
びくびくしていたともいえるのですが。
しかし私の心配はすべて杞憂。
いやはや全編これパロディー、自虐ネタ?
最初から最後まで笑って笑って。
負けるが勝ちってうまいこといいますよね。
作者の本音は辛い心情の吐露だったはずです。
いや実際そ . . . 本文を読む
篠田節子著です。
図書館で目が合い、ああまた篠田さんを借りてしまったという流れでした。
神がかり的でもあるし超常現象のようでもあるこれは氏の得意とする
ところのようでこの本を人はホラーと呼ぶかもしれません。
でも私は遠い日に残してきた忘れ物を再び受け取りにいく
ファンタジーと思いました。
瑞穂は主婦で小学校の音楽教師をしています。
そのもとに康臣が死の間際に録音した逆回しのバッハのカノンが届きま . . . 本文を読む
私のジソプ歴は「ガラスの靴」「ローファーム」
「バリでの出来事」と今回で4つ目。
顔立ちのきれいさで注目していましたが共演の別の方に気をとられて
いつも素通りしていました。
4話まで見て、実はまださほど入っていません。
普通このあたりでどーんといきませんか?
ミサと聞いていたのにもしかしてこのままだったら・・が~んです。
実はデスクからギューギュー言われて私の状態が非常にへこんでいます。
しかし . . . 本文を読む
DVDが届いたので「ごめん愛してる」を観ようと思います。
1話、見始めたところに会社からダメ出しが入り中断(泣)。
この時期ミサ廃人になったらまずいと思ってはいるのですが。。。
もう少ししたら毎日が日曜状態になるはず(と思う)なので我慢と思いつつ
でも観たいと悶々としています。(←もう本当に子供みたい!!)
それに先ほど本屋に行ったら「バリでの出来事」公式ガイドもありました。
今は細かく見るのは . . . 本文を読む
野沢尚の作品はどれもが好きで新作が出るたびに震える思いでページをめくったものだ。
それだけにもう作品に触れることができなくなった時、その死を悼むよりも
喪失感の方が大きく心底がっかりしてしまった。
その野沢作品のなかでこの「深紅」は何よりも私の中で大事にしていたものである。
6年生の秋葉奏子は家族が事故にあったと知らされる。
修学旅行中であったために高原から東京までのタクシーのなかで家族の下へと . . . 本文を読む