こんにちは！
またまた、ずい分更新をサボってましての久しぶりです。
先日、七夕の前日にこんなコンサートに行ってきました
讃美歌歌手 安田美穂子さんの6年ぶりのコンサートです！
私は初めて聴かせて頂きました。
こんな方です。
心が洗われると言うのはこう言う時に使うのでしょうか。
本当に本当に素晴らしかったです！
梅雨時の何となくの身体のしんどさがある中、片道約2時間かけて
夫と行ってきましたが行く前とは別人のように心が満たされて
元気になりました。
内なるパワーが沸き上がったほどの感動で帰りの足取りは不思議と
軽やかになりました！
大切な二人の友人も音楽療法士の仕事をしていますが、
改めて人間を元気にしたり癒したりする音楽の持つ深い力を感じました！
1部は讃美歌を中心にまた、ニュージーランドの現地に伝わる娘を思う母の歌や
沖縄の島唄他、心に染みわたる数々の美しい歌声に魂を揺さぶられました。
最後の「あしあと」は私も大好きなパワーズの詩をもとに娘さんが
歌詞に編集され、なんと30分で作曲されたそうです！
人生で辛い時、苦しい時に神様は自分を忘れていたのだろうか、
と思っていたら、
実は。。。
こんな詩です。
コンサートの日、7月6日は11年前にご主人様を天国に
見送られた日だったとお話しされました。
まだ、学校に通う子どもさんを3人抱えながらどんなに大変だったでしょう。
地域に根差した江戸時代から続く病院を切り盛りしながら、
人生の伴侶を、子どもたちの父親を亡くされた悲しみ、苦しみは
想像できない辛さだったと思います。
私は大好きな詩のタイトルからご主人の追悼アルバムとしてリリースされた
この「あしあと」が収録されているCDをこの日の記念に購入しました。
左と上のCDは昨年寝たきりの母のお見舞いに来てくださった時に頂きました。
以来、母のベッドサイドで、自宅や車の中で折に触れ聴かせて頂いています。
時には心のうちに閉まっていた感情を引き出してもらい泣きながら。。。
CDでしか聴いたことのなかったお声を今回生で初めて聴かせて頂きましたが、
その、透き通るようなお声は本当に神様からの賜物だと感じました。
故日野原重明さんがこう述べておられます。
「蓮の葉っぱにこぼれる真珠の水滴にも似た彼女の歌声は、
神様からの”良き音づれ（ゴスペル）とも言えましょう」
2部は楽しいディズニーメドレーで馴染みのある映画を思い出しながら
滑らかな英語の歌声に心弾む気持ちでした。
続くミュージカルからの3曲も圧巻で聞き惚れました！
特に「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」はご自身、
ジュリー・アンドリュースさんが大大大好きと言われたように
まるで、和製ジュリー・アンドリュースかと思うほどのハマりようでした！
彼女の人柄と美穂子さんがそして、私の中での映画の主人公マリアとも
ぴったり重なるように感じて、とても素晴らしかったです！
ラスト5曲もそれぞれ、心に沁みる聴き応えのある素晴らしい曲ばかりでした。
私は個人的に朝ドラ「だんだん」で歌われた”いのちの歌”が大好きで
コンサートで聴かせて頂きとても嬉しかったです！
曲の解説や選んだいきさつなどのトークもとても分かりやすく楽しく、
そして、心温まるお気持ちなど6年ぶりのコンサートとは思えない
ステージの上のエネルギッシュなパワフルなお姿に、お声に、
約2時間余りくぎ付けになりました。
美穂子さんの歌を支えた8人のミュージシャンの方々も
それは素晴らしい演奏でした！
長いお付き合いなのでしょう、美穂子さんとの温かい繋がりを
客席からも感じることが出来ました。
どの方も素晴らしかったのですが、
個人的には特にフルートの演奏、伴奏が心に残りました．．．
ラストの「プリンス・オブ・エジプト」の熱唱の後、アンコール曲
「マイフェアレディ」から”踊りあかそう”が華やかにステージ所狭しと
歌われました。
人気歌手のコンサートならこれで大拍手！で、
素晴らしい終わり方なのでしょうが
やはり、美穂子さんは讃美歌歌手。
最後の最後はアカペラでたったお一人ステージで
礼拝を締めくくるように神様に感謝の讃美歌でした。
大勢の聴衆の感動した興奮の気持ちを静かに落ち着かせるかのような、
まさしく讃美歌歌手にふさわしい、皆さんの心を整えられた
締めくくり方に夫も私も心から深い感動を覚えました。
そして、こんな素晴らしい歌声を聴かせて頂いたこの度の経験、
安田美穂子さんとの出会いを作ってくれた寝たきりですが、
病院で生かされている100歳の母に、そして、
神様に感謝の気持ちで一杯になりました。
ご訪問ありがとうございました。 ごきげんよう。